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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 ― またバスに乗り遅れたのかな(汗 

[2007/09/20] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 はいはい。我が住まいなす辺境の地でも、(最初は10月公開とかほざいておりましたが予定を繰り上げて、)ようやく「エヴァ新劇場版」公開というわけで、風邪気味でしんどい体を引きずりながら見てまいりましたよ。ネタバレ感想をどれだけ回避していても、ネット中エヴァの話題で持ちきりでしたからね。すっかり耳年増状態で見に行っちゃいましたよ。

トータルでは「EVAファンが作った究極のEVA」といった趣

編集長メモ: 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(ネタバレ有り)

 ナルホドと思うんだけど、「話に関しては非常に上手に構成して、テンポよく物語を追っている」というのは事象レベルのテンポとしてはそうだと思いましたが、人物の心情の流れについてはどうかという気もしました。

エヴァを引きずっている人々からはおおむね大好評だけど、そこから距離を置いた人々からすれば「ただのアニメ映画」というくらいの感慨しかないようだ。

で、ぼくはトライブとしては前者に属するのだけど、彼らが熱狂しているように熱狂することはどうしてもできない。というのも、彼らの大半が「ウェルメイドかつ高水準なアニメとしてエヴァが再生されること」であること、そしてそれを消費し、戯れることを求めているのに対して、ぼくはあのTV版~旧劇場版エヴァの「破綻」と「剰余」にこそ惹かれ、囚われたままの人間だからだ。

BLUE ON BLUE(XPD SIDE) - ヱヴァに対する庵野秀明の意図と「ぼくら」の受容の形態

 正直言って私は「ただのアニメ映画」組に近いかも。何しろ「ウェルメイドかつ高水準なアニメとしてエヴァが再生されること」への関心は低いです。アニメとしての出来はイマイチでも感動さえさせてもらえれば、それでいいんだけど。その意味ではシロクマさんも挙げておられるような「破綻」と「剰余」の布置し直しには興味を惹かれるんですけど、banraidouさんが言っておられるように、(どういう仕掛けかは分からないけど、)それらもいずれまた裏切られるための地雷みたいなもんだったりもするしですね。まあ、多くの人はそんなことは承知で、「祭り」を楽しんでいるのかもしれないですけど。

と。まあ、こういう懐疑的考察で立ち位置表明ゲームをやる面白さ――進行中の作品を「消費」する面白さから、ぼくも自由になってないし、その枷を楽しんでいる部分はある。「剰余」すらも「消費」する、たちの悪さがここにはある、と、ぼくは自覚している。

BLUE ON BLUE(XPD SIDE) - 碇シンジの心象世界としてのヱヴァンゲリヲン新劇場版

 なるほどなぁ。進行中の作品を「消費」する面白さってのは確かにありますね。なんか、ほんの二週間少しぐらい“祭り”に乗り遅れただけで、すっかり置いてけぼり感がしてしまっています。

エヴァを語るものは必然的に自分語りを選択し、他者との優越感ゲームに取り込まれていく。「裏読みしない」こと「解釈しない」ことを選んだものすら、その立ち位置を選んだ段階ですでに「裏読みするもの」「関わるもの」との優越感ゲームに取り込まれている。これを拒否するなら、エヴァとその周辺からの距離をできるだけ離すしかないだろう。

BLUE ON BLUE(XPD SIDE) - 印象批評論/エヴァを語るとき、どうしてイタくなるのか

 うーん。エヴァって、こういうところが厄介ですねぇ。優越感ゲーム、しんどいなぁ。
 自分の素の感想は、何だったろうか、と思わず考え込んじゃいます。

 私のかろうじて感じたことと言えば、シンジとミサトはテレビのときよりも強くなったっていうのは分かりました。でもストーリーが事象の流れのテンポのよさで走っちゃっているから、キャラクターが見えてこないうちに、どんどん話が進んで行っちゃっている感じです。6話分って120分弱だから、100分ほどにしたってそれほど尺を詰めたわけではないんだと思うけど、プラスマイナスでそのへんを捨象しちゃっている部分が多いのかな。だから人物の描き方とすれば、やっぱり二回目ってことで雑になってると思うんだけど、性格が以前と変わっているなら、むしろなおさら手厚く描くべきなんじゃないのか、とか。設定がなかなか見えてこないのは、そういう作品だからかまわないんだけど、人物の情感の部分はゲームのパラメータみたいなもんとは違うでしょ、と少し不満でした。強いて言うと、ウェルメイドなアニメであるよりも、作劇の部分をもうちょっと頑張って欲しかったです。

 って、何を言ったって、どうせこのへんじゃ、まだまだ「序」の口だから。何か語れば語るほど、損するような気が私にはしてしまって。・・・まあ一筋縄であるわけもないから、続きはかなり楽しみにしています。

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