地球へ・・・ Section21 星屑の記憶
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このテレビアニメ版がはじまると聞いたとき、昔の劇場版のこととかを思い返して、今度はどの部分を分厚く描き直すんだろうかと考えました。そして、ミュウと地球の艦隊決戦の場面は、相当丁寧に、重厚に描きなおされるんではないかと期待したものでした。
・・・うーん?(しかし、期待通りに展開しないからといって、それで不満を言うべきではないということは分かってはいるのです。)
テラズナンバーのコンピュータさえ破壊すれば、それでSD体制は破壊したことになるっていう考え方は面白いです。でも、敵艦隊が待ち構えている宙域へ、闇雲に正面から突っ込んでいくっていうのは、どうなんだろう、ジョミー君・・・。一方、迎え撃つ側のキースのほうも、出し惜しみなしに切り札(白兵戦用の突撃艦と、対ミュウ戦用特殊装備の戦闘機隊)を投入。ただねぇ、戦術的にもドラマ的にも、もう少しタメがあって“ここぞ”という場面で投入、でも良かったような気もします。結局切り札以外は、なんら有効打にはならなかったわけで。他の艦の攻撃は皆、捨て駒だというのなら、そういう描写のほうが効果的だったと思うんですけど、今次決戦でのキースは、通常艦の攻撃も多少は当てにしていたっぽくて、そこはどうも手ぬるいですね。というわけで、結局は成り行き任せの乱戦、消耗戦だったのでした。
キャラクターまわりの描写で言うと、前からそんな気がしているけど、トォニィの心情を巡る表現が手厚くて、そこは今作の誉めてもいいところだと思います。一方、どうも今のところ誉められない気がするのはスウェナと、その娘レティシアあたりで、何がやりたいのか、あまり効果が挙がっていないような。(いちジャーナリスト如きが、これから決戦という戦場にいる国家主席に向かって、いきなりプライベート通信なんぞできるのかいな。)
しかし、主人公たるジョミーはね、・・・。とにかくブルーの遺志を、自分の決心の言い訳にし過ぎで寂しい限りです。トォニィがフォローするセリフのほうが、ジョミーの真情よりも、むしろ説得力があるように聞こえてしまうのは、いかがなものか。
最終決戦の話に戻ると、いちいち一隻ずつの艦艇の被害状況を逐一キースに報告している場面なんかは、緊迫感があるようで、全人類圏の総力戦のはずなのに、以外に艦隊規模は大きくないんだろうか、と思ったりもしました。
でも、アルテラの死にブチ切れたトォニィが“ハイパー化”して、“イデオンソード”ぶん回し状態になったのは、ちょっと萌えました(笑)。そうなんですよね、この局面、『イデオン』で言ったらバッフクランの対ソロシップ最終戦に近い。≪もっとガンガン、犠牲を惜しまぬ肉薄攻撃をして、血で血を洗う白兵戦に持ち込めよ、キース!≫と思ってしまう私は、黒モードの“トミノスキー”なのでした。(いや、いざとなったら白兵戦ってのは、『ヤマト』世代のサガかもしれないです。分かるかな〜っ 笑)
で、ドバ総司令に比べると思い切り手ぬるいキース・アニアンは、姑息な人質作戦?というところで、次回はtakkunさん命名「キース死ね死ね団団長」(笑)のトォニィが、その本領を発揮するエピソードがもう来るのね。
とにかく今回のテレビアニメは“優しい”ですからね。“土6”だからって、もっと目を背けたくなるような(血なまぐさい)描写、やってやれないことはないんでしょう?
[2007/09/13
00:44]
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