ノスタルジアとの闘い・・・
[2007/09/01] | 随想系 | トラックバック(1) | コメント(1) | TOP ▲
以前に書いた「ロボットアニメ雑感(“あり得なさ”と“本物っぽさ”)」というエントリーに、しののめさんからトラックバックをいただきました。
かなり重度のロボットアニメ好きの私なんですが、肌合いが合うロボット描写と苦手な描写があるなぁという、…私が書いたものは、そういう自己分析のようなもの(ただしグダグダ)でした。ロボットアニメって、そもそもあり得ないものを描いているから面白いんじゃないかなぁという感じです。で、どうもCGのロボは、うまく私を面白がらせてくれない傾向があるので、何でなんだろうか、と。
しののめさんのご指摘は、『ゼーガペイン』では、そのあり得なさをどうやら逆手にとってストーリーに活かしてますよ、ということだと思います。コメント欄にも書きましたが、私が『ゼーガ』を1話以来見ていないのは、肌合いが合わなかったからではなくて、ただ他の視聴予定がつかえていたのと、レンタル屋さんで『ゼーガ』はまだ新作コーナーから下がってこないので(笑)、それを待っているというけち臭い事情だったのでした。
見始めた当初に一瞬感じた違和感を、最後になって見事に逆手に取られて唸るという、とても気持ちいい体験を、先日『FLAG』でしたばかりなので、(何となく『ゼーガ』入り組んでて手強そうだなぁという印象はありますが、)“次にレンタルで観るかもしれないアニメ”候補の、かなり上位のほうに『ゼーガ』が入ってきましたよ。(笑)
しののめさんもご紹介くださいましたが、廣田恵介さんも『ゼーガ』を推しておられたのは、私も前から気になってました。「550 miles to the Future: ■えっ、メカの装甲が半透明?■」で、
イヤなもんすね。「知っているものが出てくるから観る」ってのは。
そうそう、先日も『ゼーガペイン』のことを熱く語ったら、「半透明の装甲かァ……」なんて溜め息つかれちゃいましたよ。
しかし、メカの装甲が半透明ってだけでNGですか。80年代を体験した世代は、つまるところ「形」や「肌合い」しか覚えてないんじゃないか?
人生の後半は、ノスタルジアとの戦いなのかも知れない。
…と畳み掛けられた(笑)のには、胸に手を当ててみて、どこかちくちくと痛いものがありました。
先月だったかな?『ラーゼフォン』が確かバンダイチャンネルで5話ぐらいまで無料で放映していたんで観たんですけど、記事には書いてませんでしたっけ?これもストーリーには惹かれたんですけど、『ライディーン』風のロボットには、これはこれで違和感を感じたんですよね。(ライディーンは大好きなんですけど。)
で、そのへんと、あと冒頭に書いたあり得なさと本物っぽさの雑感のエントリーにcrow_henmiさんからいただいたコメントなんかも含めて、ちょっと興味を引かれた記事を今日読みました。
→ 徒然日記2〜モデラーの戯言byまいど!: ∀ガンダムから見る押井vs出渕愛憎劇
「シド・ミードの∀ガンダムのデザインはインダストリアル(工業)デザインで、キャラクターデザインではない」
“なるほどキャラクターか”と思いました。ロボットアニメの中で、ロボットというのは小道具なのかキャラクターなのかというのは、実は自分の個人的好みの問題としてさえも、そう簡単に判断の付きかねるところがあって、富野監督にしても押井監督にしても、口で理屈を言っている通りには、なかなか作品が作れていなかったりするところもあるような気がして、むしろそのぐらいの曖昧さがあるほうが、自分の揺れ幅にもピッタリとフィットしてくるようなところが始末の悪いところです。(苦笑)
何しろ、私の場合は「下手の横好き」みたいな感じで、いったんロボットアニメの話をしだすと、このようにグダグダ長々と書いたりしてしまうのですが、例によって結論らしい結論は何もないですね。ただまあ、これでも私も“ノスタルジア”と闘っていることになるんだか、どうなんだか…。
“ロボットアニメとは何か”的な考察で、最近読んで面白かった記事を挙げさせてもらって、今夜のところは退散します。(笑)
→ 主にマンガやアニメに関するメモ -
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