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コードギアス stage21「学園祭宣言!」  

[2007/03/23] | 感想系 | トラックバック(1) | コメント(0) | TOP ▲

 『コードギアス 反逆のルルーシュ』21話の感想メモです。前回、「やっぱり学園ものと地続きの戦争っていうのは、どこか居心地が悪い」って書いたんですけど、今回はそこを見事に逆手にとってきたなぁと、感心するやらあきれるやら。すげえや、大河内脚本!(笑)

状況は動き出す、個人の思惑とは関係なく。時は流れゆく、人々のあがきとは別に。ならば、ルルーシュは幸せなのだろう。少なくとも、自らの力で世界を決めることができるのだから。いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力、ギアスを頼りに―。

 黒の騎士団内部での話だけど、「東京に独立国家を作るぞ」宣言をして、クーデター計画に部下たちはまい進してるって言うのに、「こんなことやってる場合じゃないのに」とか言いながら、何でお前が学園祭実行委員長なんだっていう、“これでもか!”なトンデモ展開。
 玉ねぎ切らせてもスザクはスザクだねぇと感心していたら、カレンのことを告発しないのは、やっぱ「あんた何か変わった…」ですねぇ。これは何、まさか恋の力のなせる業?
 ルルーシュに、スザクに、カレンに、C.C.、果ては何故だか扇まで学園祭に大集合で、誰の正体が誰にばれちゃいけないんだか、こりゃあ何てごちゃごちゃな・・・。「ルルーシュめ・・・私に命令できるのはゼロだけなんだからね」ってカレン、面白すぎ。(笑)

 シュナイゼルを見送るコーネリアは、何か戦力補強の話をしていたけど、それより見逃せないのは彼のコーネリアへのヨイショのほうですかねぇ。こいつは、やっぱり相当の食わせ物だったのか。(バトレーが管理してる“アレ”って、・・・ん?一瞬“オレンジ”卿が見えたのは、気のせい?)
 なんじゃ!? コーネリアに探されていたユフィは、学園祭にお忍び参加だってぇー。“えぇーい、もうどうにでもなれ!”ってところですね。
 食わせ物のシュナイゼルが彼女のドリームプラン(「学園祭宣言」って、これのことだったのか!)を絶賛したのはもちろん、ルルーシュが“やられた!”と判断したほうの基準に沿った採択なんだろうね。でもコーネリアに話しておくとか言って、伝えてないのも計算のうちなんだろうなぁ、この男。
 で、何、ユフィとナナリーが出っくわしちゃうの?あちゃぁ~。こりゃ本当に思惑とは関係なく、状況が動き出してるわー。ヴィレッタにシャーリーと、“地雷”キャラも勢ぞろいで、・・・って思わせておいて、ここは“猫オチ”かよ!ロイド伯爵の結婚の目的は、異端のナイトメア?ナナリーのお世話役の咲世子さんが、ディートハルトと、えぇ・・・?(今回は本当に、何て脚本なんだ!)(笑)

 後になって分かるけど、「今は?今でもお兄様を・・・」っていう、ナナリーのユフィへの問いかけの続きが、スザクの話だったのか、なるほどコイツはたちが悪い。身内に甘いルルーシュが、急に“ユフィ許すまじ!”に変節しちゃった動機の半分以上は、「ナナリー、お前・・・。」って、こっちだよねと思ったのは私だけですか。

「これは現実ではない」という冷めた現実主義と「永遠にお祭り騒ぎを楽しもう」という熱い理想主義との奇妙な同居。これこそが文化祭の雰囲気であり、その点で、文化祭の準備とは、絶対に実現不可能な理想世界のための準備期間だと言えるのである。従って、「まだ始まっていない」というのは、「まだ理想が実現可能か不可能かは決定していない」ということであり、文化祭の当日に何がやってくるのか分からないという状態なのである。だが、一方で、文化祭に何が起きるのかということは、誰もが知っていることでもある。去年と同じような文化祭がやってくるだけであり、来年も今年と同じような文化祭が繰り広げられるだけである。

metamorphosis:永遠の文化祭に向けて

 “学園祭”っていうと、私はつい『ビューティフルドリーマー』を思い出しちゃう世代ですが、この『コードギアス』って作品は、作品全体がまるで学園祭当日みたいで、だから“どうせ学園祭さ”と思いながら見てるのに、どこかでまだ、“何が起こるか分からない”感じが残っている気がしてしまうのは、それは期待混じりの過大評価ですよね、きっと。
 官僚になりたかっただなんて、“それが夢かよ?”みたいなことを玉城が言ってたのが変に印象に残ったんですが、そんなやつに限って「あいつに付いて行けば人生一発大逆転」みたいなことを抜かしやがる。一方で“いかにも元教師”って感じの扇は脱落しかけてるし。

『コードギアス』はギアス能力という誰もが欲しがる力を描いたことで、ぎりぎり社会性を獲得できているんじゃないかな。説得でも脅迫でもなく、そういう手続き抜きに相手に言うこと聞かせる、という幼稚な欲望。それをてらいもなく描くことに、かろうじてつくり手の意志らしきものを感じる。それは、見続ける動機になるよね。

550 miles to the Future: ■動機、空白について■

 冒頭の「ルルーシュは幸せなのだろう」ってのは、ずいぶんきつい皮肉なんだろうかと思いながら、“その危ういところこそが見どころだ”という指摘は、たぶん正しいような気がしますね。学園祭実行委員長のルルーシュが“みんな平和だなぁ”とか評してるのも、そういう意味では皮肉な構図なんだろうかと思えます。

 ともかく今回は、ここに来てまで“とぼけた学園モノ”かよと、タイトルで油断させておいて、がんがんストーリーを転がしてきたので、やたら面白かったです。唯一、あまりに盛りだくさんな内容で、アッシュフォード学園で“黒の騎士団”が何をやろうとして動いていたのかが、いまいちよく分からなかったのが残念だったかなぁ。


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レビュー・評価:コードギアス 反逆のルルーシュ/Stage21:『学 園 祭 宣 言 !』

品質評価 28 / 萌え評価 49 / 燃え評価 19 / ギャグ評価 18 / シリアス評価 56 / お色気評価 13 / 総合評価 31レビュー数 413 件 澤崎政権壊滅の話題で世間が持ちきりとなっている頃、アッシュフォード学園では学園祭が催されていた。政情不安を吹っ飛ばすかのように生
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