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『聖戦士ダンバイン』 第33話~第36話 

[2007/03/05] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 『聖戦士 ダンバイン』第33話から36話の感想メモです。ちょっと唐突に物語の舞台を地上界に移してしまったんですが、どうなることか。

第33話 マシン展開

 地上界でも、ショウ・ザマとの接触経験のある人は、考え方が少し変わっているようです。(オーラバトラーの技術を入手しようっていうのは、あまりいい傾向ではないような気もしますが。)太平洋をひとっ飛びしてマーベル・フローズンと邂逅できたショウでしたが、地上界に出てきても、言葉の問題は大丈夫みたいですね、一安心(笑)。しかし地上界の空対空ミサイルの直撃を受けてもオーラバトラーは無傷。それをドレイク・ルフトが知ってしまったとなると、これは・・・。
 旧知の友人やマスコミ報道を利用して情報収集。地上人はやっぱり有利かな。ゼラーナのニー・ギブンは地上界での戦闘を慎重にやっている。偉い!
 戦争を楽しんでいるかに見えるトッド・ギネスの攻撃を退けて、クルーが集まることができたゼラーナ。「地上に出た味方の戦力を集結させて、地上での戦火を一刻も早く終結させよう!」

第34話 オーラ・バリアー

 バイストンウェルではオーラマシンの力を抑制する方向に働いていたオーラ力が、地上界ではバリアーとして働く、と。地上人であり技術者でもあるショット・ウェポンは的確に情勢を分析してます。ゼラーナはそのバリアーに守られて、超高空飛行でシーラ・ラパーナの戦艦グランガランがいるらしいヨーロッパを目指します。たしかに地上界ではどこでもミサイルが飛んできておかしくない。(考えてみれば恐ろしいことです。)
 強力なオーラバトラー・ビアレス三機との遭遇戦。すげぇ、明らかに意図的な、ガンダムの“黒い三連星”の再現じゃない!こりゃいったい?(笑)
 オーラバリアーはパイロットを消耗させるのか。“オーラ力を分散しすぎた、もっと協調しよう”とニー。いいリーダーになったなぁと、またしても感心しきり。
 その頃、地上界の船員に惨めに助けられて、屈辱の涙をとめどなく流すバーン・バニングス。

第35話 灼熱のゴラオン

 そして黒騎士バーン、助けてくれた地上人の船を沈めてしまって、ショットの軍と合流ですかい。うわぁ極悪・・・。
 地上人から核ミサイルの攻撃を受け続けているのは、エレ王女の指揮するゴラオン。ここにもまっとうな地上の軍人、トルストール・チェシレンコがいて、なんとか地上の攻撃をやめさせようと。でも黒騎士の邪魔が入って、トルストールはあえなく戦死。その哀しみがエレ王女の霊力を高めたのか、黒騎士のオーラ力は封じられ・・・。
 「力というものは、何かをするためのもの。オーラ力は何をするためのものなの?」
 「高貴なものを求めているのさ。そう思いたいな。」
 「じゃあ、高貴なものって何?」
 「人の命が安息に生き、死にゆける世界を現すものです。」
 このエレ王女の断言には、『∀ガンダム』クライマックスでのロラン・セアックのセリフを思い出させるものがありました。

第36話 敵はゲア・ガリング

 地上界の高性能レーダーを入手するエピソードは面白かったです。金の亡者は日本人でも充分やりそうですけど、“死の商人”としては、やっぱりアメリカ人のほうが一枚上手ですかねぇ(笑)。死の商人の平社員チャーリーは、アフターケアのために同行させられちゃうけど、あれ、後で街はひどいことになったから、そっちのほうが良かったんでしょうね。「情報を手に入れることは抑止力になるんですよ。」死の商人の言葉ではあるけど、一面の真理は衝いてますね。
 前回のトルストールの死に、そこまでエレ王女が打ちひしがれるかなぁと思いつつも、彼女の成長、ある種“エリートの義務”を描いた回でした。女王とは、たとえ死んだ後でさえも「人民に対して生きる目的を与えていかねばならない立場」と厳しい言葉をぶつけるマーベル。「そんなことを言うエレ様で良いのですか、死んでいったトルストールに対して!」優しい人だという印象のマーベルですが、やっぱり物語の中のお母さん役とでもいいますか、必要なときには厳しいことも言うんですね。
 その返す刀で、「好きな人に一度も愛されないまま死んじゃうかもしれない人」キーン・キッズの話も語っちゃいますか。そこで気負いすぎたキーンは撃墜されて、あわやというところをピンチに気付いたニーが助ける。ちょっと手際に無理が見えて、いささかやり過ぎっぽいけど、まあドラマの厚さは感じました。

 ちょっとしつこいぐらい、倒されても倒されても、屈辱を舐めて再び挑んでくる黒騎士バーン。この人ってば、やっぱりギジェ・ザラル(イデオン)っぽい。でも悪しきほうのエネルギーを貯めこんでそうで、ちょっと怖いですね。惨めさを重ねてみせるのは、ここで言うところの“高貴”さの、反対の象徴ということなんでしょうか。
 高貴さとは、人の命が安息に生き、死にゆける世界を現すもの――それってバイストンウェルの本来の在りかたとも重なるような。
 無理やり来させられてしまった地上界では、補給の問題なんかもありますよね。作中でショウも言っていたように、どこか受け入れてくれる国も探さなきゃいけないんだろうけど。次は、シーラ・ラパーナのグランガランとは合流できないまま、ビショット・ハッタの戦艦ゲア・ガリングと第一次決戦なのかな。異文明の接触もの的な要素も面白くなってきました。
 オーラ力のありようと同じように、危うい不安定さも感じられますが、前半で描き重ねてきた人間像の厚みに支えられて、終盤へ向かっていく物語。さあ続きはどうなるんだろう?なかなか楽しみです。(笑)


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