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幕末機関説いろはにほへと 第20話「波浪ありて」  

[2007/02/24] | 感想系 | トラックバック(1) | コメント(0) | TOP ▲

 『幕末機関説 いろはにほへと』第20話の感想メモです。残り話数がそろそろ気になってくるところで、いよいよ決戦の地に確定気味の蝦夷地へ主要な役者が勢ぞろい。「さあ、ついにラストアクション来るぞー」と意気込んで見ていたら、見事に外されてしまいました。そう言えば、前回ラストで秋月が流れ着いたのは、確かに「陸奥の国」でしたけど、双六のラストスパートで、“5コマ戻って1回休み”でも出たみたいな、そんな感じ。

 寒風吹きすさぶ陸奥の海岸に流れ着いた秋月が、生死の境をさまよいながら、しっかりと月涙刀を握り締めて離さなかったというのは、話の展開上、当然と言えば当然ながら、視覚的にも強調されていたように思います。そんな秋月ですら、飯も咽喉を通らないほど、赫乃丈に斬られたことはショックだった模様。
 父親が漁師の仕事を放り出して戦に行ってしまった母子の口を借りて、「戦いの意味」を秋月に問うのは、正直、最初はクサいと思いました。何故闘わねばならない宿命なのか。しかし今の秋月の迷いは、「己が宿命の真なるを知らず」と言われてしまう自分だったこと。

 「ふざけるな、海をなめるんじゃねぇ!おめぇは命を、命を何だと思っている!」

 この母の強さと重ねて、榎本武揚の軍が松前城を攻略し、蝦夷を平定する戦いが描かれるのですが、ついに天守閣にひるがえった新撰組の旗が、血染めだったのが何だか印象に残りました。

 「なにゆえ、なにゆえ、あんな目にあった海に。」
 「戦とおんなじかも知んねぇなぁ。嫌っても、呪っても、海は無くなんねぇ。」
 「だども、だども今は、海が無くなんねぇなら、それでもそこで生きていくんなら、知ってやろうと思った。あたしの方から海のことを。」
 これは、この作品の中でも名シーンだったかもしれないですね。「己が宿命を憎んだことなどない。嫌ったことも、呪ったことも。ただの一度も。当たり前のように目の前にあった。この刀のように。」と言う秋月の眼に、光が戻りました。「己が宿命の真なるを知ることなら、そこからなら…」

 覚悟の決まった赫乃丈の強さも印象に残りましたが、これで二人とも、ただ宿命に流されるのではなく、その本質を知りたいんだという決意は一つになったわけです。
 前回はヒロイン赫乃丈が自分の宿命を直視する決意を固めるエピソードだったとすれば、今回は主人公が自分の宿命を見つめなおすという、そのことだけにたっぷり一話を費やした、そういう感じでしたね。……で、今は二人を遠く隔てる海峡を、来週は渡ろうというわけです。

 相変わらず“覇者の首”は無敵モードで、これをどう封じるのかというヒントさえ何も見えない中で、(残り話数が気になって分からないんですけど(笑)、)でも、それでもこうやって何度でも立ち上がって立ち向かっていくっていう。骨格の部分ではすごくシンプルと言うか、古いのかもしれないタイプの作品なんですけど、でも私は素直に好きなんですよ、こういう話が。


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レビュー・評価:幕末機関説 いろはにほへと/第二十話 「波浪ありて」

品質評価 23 / 萌え評価 11 / 燃え評価 3 / ギャグ評価 3 / シリアス評価 42 / お色気評価 0 / 総合評価 14レビュー数 26 件 「覇者の首」が取り憑いた榎本武揚率いる旧幕府軍は、蝦夷での支配権獲得のため、遂に松前城攻略の火蓋を切って落とした。最果ての地に流れ着
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