思わず泣けました…『機動戦士ガンダムZZ』 9  

[2006/12/10] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 「重力下のプルツー」を含む、この第9巻は、今まで見てきたダブルゼータとは、まるで違う作品じゃないかというぐらい、……素直に感動しました。

機動戦士ガンダム ZZ 9 機動戦士ガンダム ZZ 9
矢尾一樹、 他 (2002/05/25)
バンダイビジュアル

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33話 ダブリンの午後
34話 カミーユの声
35話 落ちてきた空
36話 重力下のプルツー

 「北北西に針路変更!」ブライト艦長、押し寄せる生活感の中で、やけに力強く命令してます。この巻は、笑いの部分も冴えてたような気がしますね。
 リィナが死んだと思っているジュドーの気持ちに、かげりがあるのがいい。それを敏感に思いやれるプルがいるのもいい。 久しぶりにファ・ユイリィが出てきました。(一瞬すごい眉毛に描かれていたカットがあってドッキリ。)彼女に何故ダブリンへ、と問われてブライトさん、「煙に巻かれて、涙を流しに来たのさ」と。なかなか巧いことを言うではないですか。(笑)
 「ジュドー、降りろ。車はファが使う。」空襲を受けているダブリンの街に残してきたカミーユを気遣うファのために、徒歩でアーガマへ戻るブライトさん。「カミーユを頼んだぞ」だって、いいとこあるなぁ。
 いなくなっちゃったカミーユを探しにガンダムチームがあちこち行っている。(…まったく、うかつなんだよねー。)その間に、グレミーのサンドラが攻めてきて、片腕のないマークIIでプルが単機迎撃に!聞こえてきたカミーユの声に救われて、プルは何とか九死に一生を得ました。
 合流してきたアウドムラに乗ってきたハヤトに、ブライトさんはカツの使っていた部屋を見せます。ようやくここでゼータのラストと繋がったと言ってもいいかもしれないような気がしました。
 いったんアーガマに収容されたカミーユですけど、ハマーンがダブリンへコロニー落しをかけてくるので精神不安定になって、グラスゴーで降りなくてはなりませんでした。カミーユの意思がジュドーに伝えたかったことは、後から思えば、間もなくプルを襲う悲劇だったのかもしれません。そこまで便利にはなれないんですが、でもジュドーは優しくプルを見舞います。(イデオンでのコスモとカーシャの別れを思い出しました。これが、いわゆる“死亡フラグ”ですかっ…。)
 ラカン・ダカランは、本当に徹底的な悪役ぶりを発揮。ハヤトの戦死。(ファーストの小説版でも死にましたから、…この人は死ぬべくして死んだんでしょうかね~。)
 「もし、闘うのに理由がいるなら、その君の怒りこそ理由だ!」何万という犠牲者の残した無念の遺志を感じて苦しむジュドーに、力を与えたのはカミーユの意思。
 コロニー落としを担当したのはマシュマー・セロだったんですね。(お懐かしい名前だ。)ガンダムチームと連絡の途絶したアーガマを襲うのは、戦功がないのを焦るグレミー、プルツーの駆るサイコガンダムマークII! これにぼろぼろのキュベレイマークIIで立ち向かうプル。この対決は面白かったです。ジュドーも駆けつけるけど、ダブルゼータじゃ歯が立たないの?
 「人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ。でもね、どんなに不愉快でも、どんなに憎くても、自分自身を殺すことも、自分自身をやめることもできないのよ!」
 プルの捨て身の反撃でボロボロになったサイコガンダムマークII、壮絶な絵でした。怒れるジュドーはハイパー化…。
 降りしきる黒い雨の中での黙祷。走り続け、力尽きて倒れるカミーユの絵で終わり。本当にプル死んじゃったの? 次回は宇宙へ舞台を移すみたいですね。このテンションを持続できるのかなぁ…。



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