『機動戦士ガンダムZZ』 8  

[2006/12/05] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 リィナが死んじゃったと思って落ち込むジュドー君。その彼に、“感情に溺れちゃう人は完全なニュータイプじゃない”と、かなり厳しいことを言うルー・ルカ…。

機動戦士ガンダム ZZ 8 機動戦士ガンダム ZZ 8
矢尾一樹、 他 (2002/04/25)
バンダイビジュアル

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第29話 ルーの逃亡
第30話 青の部隊(前)
第31話 青の部隊(後)
第32話 塩の湖を越えて

 しっかし、ビーチャとモンドと来た日には、珍しくジュドーに同情しているのはいいとしたって、腹立ちまぎれにルー・ルカをグレミーへの盾にするんだからなぁ。ZZのストーリーの中に、こいつらみたいな嫌なキャラクターがいなかったら、もっと普通に楽しんで見れるんだろうけどなぁっていつも不思議に思うんですけど、そこが富野アニメらしいところですかねぇ。
 自分に気をとられて撃墜されたグレミーに向かって、「とんだ二枚目ねぇ」とはルー・ルカも冷たい。(というか、グレミーは激しく情けない。)だけど、なんか迷い込んだ町の中で、変なゲージュツ家に口説かれちゃうルー・ルカと、それを覗き見してジェラシー燃やしてるグレミーには、思わず笑っちゃいました。
 青の部隊? ザクとかゲルググとかに乗る変な人たちがまたも出てきましたよ。(中身が違うって言ったってねー。)だけど、“妙なゲージュツ家”のほうが、キャラは立ってました。ありゃあ一体なんだったんだ。(笑)
 ルー・ルカが、怯える男の慰め役にはなりたくないってのも、さびしいって背中に書いてあるってのも、どっちも本音なんだろうなぁ。まったく変なところで、妙に重いことを言ってるややこしいアニメです。
 砂漠にこだわる青の部隊との共感を通じて、グレミーの“血筋へのこだわり”が描かれてみたり……こいつ、情けないと思ったら、突然逞しくなってみたりと、いまいちキャラが安定しないけど、まあなんとなく、そんなヤツなんだなぁと分かってきてしまったような気もします。
 大ピンチにコアトップとコアベースで駆けつけるビーチャとモンドが、あれこれ言ってる間もなく、コアファイターのルー・ルカと合体!こういうロボットものならではの和解の仕方は、なかなかうまいではありませんか。
 グレミー秘蔵のニュータイプ部隊と、曖昧にされてきたグレミーの血筋の話がここでちらりと。コールドスリープしているプルツーの顔見せ少々。
 ガンダムチームのいない隙に攻撃を受けるアーガマ。「ジュドー、どこで遊んでるんだ」ってブライトさん、あんたが好きにさせすぎなんでしょうに。(笑)
 あーあ。ダブルゼータに乗れば、俺だってヒーローだって、ビーチャ君。ほんと、ガタガタだねぇ、こいつらは。(個人的には、ルー・ルカが乗ったときのダブルゼータのほうが、ジュドーが乗ってるときより圧倒的に強いような気がしますけどねー。)
 プルツーを見せられたオーギュストは、“大人の男”の意地みたいなことでがんばってみせますけど、結局やられてしまう。何かへのこだわりを捨てられない大人はみんな、こっけいな末路をたどっていってしまうという感じで。軽いノリでばたばた描かれているような中で、そんなところがなんだか気になった第8巻でした。でも、MSのメンテナンス関係の話なんかが珍しく(?)ちゃんと描かれていたりもして、バックヤードで地道に支えてる大人たちも大事だよねっていうところも多少は描かれていたのかな、とも思ってみたり。
 あと、あんまりストーリーとは関係ないですが、砂漠の地上すれすれを砂塵を巻き上げながら飛んでいるアーガマの絵っていうのは、なかなかかっこいいじゃんと思いました。




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