幕末機関説いろはにほへと 第八話「仇討本懐なる」  

[2006/11/26] | 感想系 | トラックバック(1) | コメント(0) | TOP ▲

 うーん…。仇討が本懐なってしまった…。「やった!」という思いよりもそっちのほうが強いってのは困った視聴者ですかね。(苦笑)
 “ええじゃないか”を使ってきたのには、前回すごいと興奮したんですけど、これ自体は描写の中であまり活かしきれなかったような。
 覇者の首にあてられている勝海舟と西郷隆盛の間で、神無サマは怪訝な顔してたのは何だったんだろ。せっかく乱入してきた遊山赫乃丈一座が、屋敷内をうろうろしている描写が少し長いような気がしました。
 しかし、ともかく今回の見ものは断然、秋月さんvs神無サマの対決!
 切り込んできた刀を二挺拳銃で受ける!
 鉄砲玉を剣ではじく!
 そういうアニメならではの超絶描写もさることながら、そうやって“刀でピストルに勝てるわけない”とか、“接近戦になったらピストルではどうにもならない”とかの先入観をクリアしておいての、薩摩藩の屋敷という立地条件を活かした殺陣が、(今回もまた、)実ににくかったですね!
 この立地では、ふすま越しにも撃てるピストルが優位かに見えて、玉数に制限のあるハンディも無視できない。『眼下の敵』みたいな息詰まる戦い!(何気に赫乃丈が神無サマの大事にしてる母?の写真に似てるという描写があったのもポイント?)
 一方、蒼鉄センセイは例のツボを使って怪しい儀式の仕込みに余念がない。(よく知ってるんだなぁ。ホント、この人なにものなんだろう。)
 ひょっと挿入される高麗の里の老人。本当にいい味だなぁ。
 「なるほど、此度はこのような芝居をお書きになりましたか」
 「恨みを板に乗せれば仇は討てる、約束は果たしたぞ、座長」
 やけにあっさり討たれる中居屋さん。(ってことは、これで終わりじゃないですね、この悪党は。)
 秋月さんがんばるも、“覇者の首”は蒼鉄センセイが持ち逃げ。圧倒的な首の力!(こんなんで秋月さん、“封印”とか、ほんとにできるのかいな。)
 「じゃがしかし、首の力が及ばなんだ…いや、自ら跳ね除けた男がひとりだけおった。その男を守れなかった男が一人。さだめじゃなぁ。」…おぉぉ。坂本竜馬さんはそういう絡み方になっていたのか!
 ラストが勝さんと西郷どんで、仲良く神社詣でとは…。いやぁ、カタルシス、カタルシス。(笑)
 やっぱよく出来てますわ、この作品。次はどうなるんだろうと思ったら、彰義隊+沖田総司の最期(?)ということで。虚々実々、あまり先回りして心配などせず、「なるほど、此度はこのような芝居をお書きになりましたか」というのを、楽しんでみていけば良さそうですね!


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レビュー・評価:幕末機関説 いろはにほへと/第八話 「仇討本懐なる」

品質評価 28 / 萌え評価 22 / 燃え評価 2 / ギャグ評価 5 / シリアス評価 40 / お色気評価 2 / 総合評価 18レビュー数 35 件 中居屋が持ち込んだ覇者の首の呪力にあてられた勝と西郷は、己が本性を剥き出しにして斬り結ぶ。動乱の世に、真の宿り主を求めた覇者の首が不