『リーンの翼』第3話「地上人のオーラ力」  

[2006/11/06] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 サコミズ王は反乱軍討伐に、エイサップを向かわせる。アマルガンとともに、リュクスをも捕らえよ、と。(第3話予告)


 リュクスは反乱軍側のアマルガンのところに。対立してきたアマルガンとは和解が成立ですが、「ホウジョウの女」は、住民たちから白眼視されている描写が。サコミズ王は人々から恨まれているということのようですね。
 「この王様、日本侵攻ってのをやりたいらしいな」…サコミズ王のところで客分待遇(?)のエイサップのところへは、悪友の郎利と金本が連れてこられます。お、家紋入りの蓄音機、とかニヤニヤしながら眺めていたら、うわ、“桜花”を見せられました。
 「私が沖縄の西南西の海上、高度850mでコルセアに狙撃されて、その爆発で、こちらの世界へはじき飛ばされてきてしまったというわけだ。」
 「自分は広島・長崎の次、小倉に落とされるはずだった第3の原爆を阻止した。そのおかげで再びバイストン・ウェルに戻ってしまったので、この地に王国を築いたのだ。」
 このあたりは、まるで『果てしない物語』みたい。(それはまた、別の物語、ですね。)ただサコミズという人間の奥行きは、いっぺんに深く語られ始めました。(ところで、地上界とバイストン・ウェルでは時間の流れ方が違うのですか?違うな、アマルガンとサコミズ王はたぶん同年輩のはず。地上人、聖戦士のサコミズ王だけは年をとらない?)
 日本侵攻の野望にすっかりのぼせている悪ガキ二人。何も自衛隊員まで調子を合わせなくてもいいだろうに。(「岩国は牡蠣とサヨリが美味いんですよ」…妙に浮いた台詞でしたが、無理に話を合わせている違和感を表現?)

 「地上にもいろいろあるらしいな」
 「親父も親父なら、こいつらも何考えてるんだか」
 地上界とバイストン・ウェルで無線が通じるというのには違和感ありまくりですが、前回にリュクスちゃんが指摘していたとおり、地上界にはレンザンが何故か残っちゃってるわけですね。そして新鋭原子力空母の独立艦隊の周りでは、怪しい陰謀の気配がぷんぷんしているぞ、と。
 「よい男ぶりではないか。」…エイサップのパイロットスーツ(?)は、羽根(リーンの翼?)の意匠が付いているデザイン。そして後添え様(コドール)には内密で、リュクスの捜索が任務ですか。
 「何かいろいろありそうっすね。」「たとえば、あの二人だって、わかったもんじゃない。」…コドールとコットーの怪しい気配を洞察するとは、海上自衛隊員たちは鋭いなぁ。
 「父上が世継ぎのことを口になさったなら、限界を悟って…」云々と、かつての盟友でもあるアマルガンは、実はサコミズ王の心情の理解者でもあるようです。しかし「特攻死できなかった無念」というのは、(私たちの世代には)いかにも難しいです。
 「ヘリコンの部族主義と同じ」というような台詞が重要になるのかな。それともエイサップの「リュクスに逢いたかったから…」のような純粋さが肝心なのか。

 感想を書きながら見ていると、次々疑問形ばかりが出てきてしまいます。最後まで見てから振り返ってみても、理屈だけでは繋がっていかない。
 今回は『リーンの翼』祭ということで、リアルタイムでどんどん感想を書いて記事を上げていこうと思ってたんですが、このへんでちょっと挫折しまして、何しろ見るということに専念しようと思いはじめました。富野監督のバースディ記念スペシャル無料配信は、正午で終わっちゃいましたね。この間に何回も繰り返し見てしまいましたが、物語の舞台背景を描き出したこの第3話あたりでも、見れば見るほどいろいろな「?」がありました。(以下余談。どうでもいいんですが、反乱軍の将の一人、「ミガル・イッツモ」という名前には思わず笑っちゃいました。)



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