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『リーンの翼』第1話「招かれざるもの」 

[2006/11/05] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 「武力には、武力なんだよ。だからさぁ…。」
 「なろぉ、親父のヤツ、嫌がらせをしているのか!」
 物語のスタートは米軍基地のある岩国から。主人公・エイサップ鈴木は米軍基地司令官と日本人の間に生まれた子ども。(エイサップという名は“as soon as possible”から来てるんだそうです。へぇ。)冒頭の展開で印象に残った台詞を二つ書き出してみましたが、悪友の郎利はもちろん、エイサップも人間的に未熟で視野の狭い感じがうまく表現されているような気がしました。
 逃げ回るエイサップの目前に、突如海中から姿を現した“オーラバトルシップ”は、太平洋戦争当時の帝国海軍軍艦の形をよく模してます。曲がった二本煙突で“旧式”を象徴するなどは、軍艦マニアにはたまらない味付けでしょうか。リュクスの着ている服が、和服を模しているのには、なかなか気付きませんでしたが、よく見れば、ご丁寧に帯までしめていました。(笑) ホウジョウ国の人たちの服はみな戦国時代っぽい。最初は「なんだ?」と思いますが、サコミズ王の趣味らしいということが後になって分かってきます。
 何が起きているのか、よく分からないまま、物語の世界に巻き込まれていく展開。しかしこれは後から何回か繰り返してみても、状況を呑み込むのは、なかなか難しいような。
 リュクスの乗っているのはホウジョウ軍の新造戦艦“キントキ”で、ホウジョウ軍旧式戦艦“ジンザン”、“レンザン”と艦隊を組んで、反乱軍の指導者アマルガン・ルドルの乗る旧式戦艦“アプロゲネ”を…追っていた?追われていた?(どっちなんだか。)この時点では、アマルガンに対して「反逆者」と非難していますが、父サコミズ王の振る舞いにも批判的発言。
 「意思は伝わってるはずなのに、意味が分からんのか!」…地上人とバイストン・ウェルの人たちとで、異世界の文明が互いに理解できない描写は面白いのですが、「テレパシー?」とか言っていた後で、オーラシップの艦内に思い切り漢字で「消火器」と書いてあったりすると、見ているほうも混乱してきますね。
 この回で大混乱のほかに強く印象に残るのは、不可抗力とはいえ、リュクスがとにかくエイサップとくっつくこと。とてもうらやましい。そのへんは、“突然ヒロインが空から降ってくる”系のお話に近いようにも思われるんですけど、この大混乱の展開から言えば、そう言えるんだかどうだか。
 “リーンの翼”で飛翔した二人が、海上自衛隊機に乗り込んでからの会話が、混乱ぶりをよく出していて面白いと思いました。米軍機のほうは、どうも怪しい挙動を見せている原子力空母から来たヤツと入り混じって、さらに混沌に拍車が。ジャックと言われていたヤツが、いきなりオーラシップに体当たりをしたのは、後の展開と関連を持たせてのことだろうけど、ここではかなり「?」です。
 それが引き金になって、異世界バイストン・ウェルへ続く“オーラ・ロード”が開かれてしまう。「こ、これは夢だ…!」エイサップ君が、そう思いたくなるのは、なんだかよく分かる気が。

 岩国基地の早朝、反米思想、反中華思想に浮かれた青年の銃弾に呼ばれたように、異世界から、戦艦が現れた。それを阻止しようとした米軍の動きに、それらの戦艦は、再び彼らの世界へ戻っていった。(第二話冒頭ナレーション)


 …この第一話は私も難解と思いますが、ただ要するに、ここではたぶん、このぐらいのことが理解できていれば、それでいいんで。世界観よりドラマ重視が、この頃さらに強まっているのでしょうか。


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