宇宙の騎士テッカマンとタツノコプロのSF黄金期 

[2006/10/03] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(3) | TOP ▲

 私は懐かしいんですけど、この話題は需要が少ないだろうなぁ(笑)。
 なんて言ったって、1975年(7月~12月)の作品です。(→Wikipedia参照。)
 タツノコプロ黄金期の秀作のひとつだと思うんですけど、違いますかね?「科学忍者隊ガッチャマン」が1972年10月~74年9月、「新造人間キャシャーン」が1973年10月~74年6月、「破裏拳ポリマー」が1974年10月~1975年3月という感じで、放映期間の中途半端さを見ると、なるほど“打ち切り”作品なのか、と。(私、この中でなぜか「破裏拳ポリマー」だけ観ていた覚えがなくて、なんか強烈な特撮ものでも裏番組だったのか?)
 ちなみに「キャシャーン」も最後は少し打ち切り(1クール短縮?)だったそうで、そういう事情がなかったなら、キャシャーンテッカマンも、ガッチャマンに決して劣らぬ名作として、その名をアニメ史にもっと大書される存在になれたんじゃないかと思います。
 「宇宙戦艦ヤマト」(1974年10月~75年3月)で火が付いたアニメブームの中で、私の記憶が確かなら、これぞ名作といわれていたのは「海のトリトン」(1972年)、上述のガッチャマン、そしてヤマトでした。(あと渋好みのマニアは「ルパン三世」〔TV第一シリーズ…1971~72年〕を挙げますね。)
 ヤマトが火付け役といっても、今みたいにネットがあるわけじゃなし、ブームが燃え広がるのには時間がかかったと思います。“アニメブーム”という言葉が出てきたのって、ヤマト劇場版第一作が公開された1977年以降のことじゃないかと思います。なので、この「テッカマン」などは、早く来すぎた作品ということにもなるんでしょうね。
 さすがにこの時代では私もおちびちゃんなので記憶は曖昧なのですが、実はガッチャマンより後の作品とは、今まであまり思っていませんでした。(何度も再放送を観ていることもあって、古い作品の前後関係はかなり「?」が多いです。 笑)
 それは“ブーム”の中でしばしば語られていたということによるかもしれないのですが、今、見比べてみてもガッチャマンの映像クオリティの高さは当時のテレビアニメとして傑出していますね。でもそう思ってみるとキャシャーンも当時としてレベルは高かったし、それらに比べてしまうと、テッカマンは最盛期のタツノコ作品にしては、確かに1ランク落ちるのかもしれません。
 まあそれもさることながら、ガッチャマンの印象が強い目で見てしまうと、テッカマンの主人公、南城二は顔が“大鷲のケン”とそっくりなだけでなく、声まで森功至さんで(なんと「マッハGO!GO!GO!」の三船剛も森さんでした!)、タツノコの親玉、吉田竜夫さんのお気に入り声優だったんだそうです。好評だったシリーズにあやかろうとしたのかもしれないけど、ちょっとこれもキャラが立たない原因のひとつだったんじゃぁないでしょうか。
 これらの作品は「タツノコプロハードSFアクション路線」などとも言われていたようですが、宇宙を舞台にしたものはテッカマンだけですね。当時、宇宙ものは(ヤマトをはじめ)当たらない、というジンクスがあったなどといわれると「へぇ~!」と思いますが、「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」で世界的なSFブームが到来したのが1977~78年と言われれば、うーむ。本当に早く来すぎた作品だったんだなぁと。(笑)
 テッカマンについては、まだまだ書きたいことがあるんですが、今日のところはとりあえずこんなところで。



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コメント

> 宇宙の騎士!宇宙の騎士!(チャッチャッ)テッカマーン

キャシャーンは小さい頃の再放送(多分)で見てたようです。

テッカマンは小学生頃の再放送でみたので結構、覚えがあります。
宇宙の「き、しっ!」と歌う言葉の響きが
自分達のニックネーム(苗字ベース)を連想させ、姉弟でちょっとしたヒットになりました。

テッカマンというと最近では
「テッカマンブレード」の方が知名度高いかもしれません。
あの時期のタツノコ作品にしてはハードでかつTV放映を1年続けたので
コアな人気が高いです。

テッカマン対テッカマンという構図は
後のガンダム対ガンダム、仮面ライダー対仮面ライダーのさきがけだったのかもしれませんが、
そんなことより
「ブレード」最終回付近に登場したモブキャラが
南城二そっくりだったのはちょっとしたお遊びでにやりとしました。

そういやSFブームの時代、
ルパン三世の劇場版で
「ルパン対複製人間(クローン)」とかいうのがでたり、
逆に「カリオストロの城」はSFでなかったがために
興行主の評判もあまり良くなく、
実際あまりヒットしなかったのでしたっけ?

ガッチャマンは記憶にある(リアルタイム視聴)のが2~Fでした。
なんでサイボーグじゃない
生身のケンが体に負担のかかるむちゃな必殺技しなきゃいけないのかよくわかりませんでした。

ポリマーは、記憶にないです。
タイムボカンシリーズ「ヤットデタマン」はポリマーのオマージュらしいですね。
両作品で主役を演じた曽我部さんのご冥福をお祈りいたします。

> キャシャーン!!

新造人間キャシャーンでしたよね。
心臓人間と思っていて、兄に笑われた思い出があります。
「ヤルッゼ、ブラッケン!!」とかなんとか言いながら敬礼してませんでしたっけ?
あとは、フレンザー号が欲しくて欲しくてたまりませんでした。
背中に乗って見たかったんです。
ガッチャマンの意味ってあるんですかね?マンは分かりますがガッチャって何でしょう???
つばめと、鷲と、みみずくと白鳥、あと一人は・・・だめだ出てこない・・・あっ鷹?正解を又お願いします。
テッカマンについては主題歌のトェッカマァーン!!の所だけです。
話が全然出てきません。
トリトンが持っていたのはオリハルコンですか?なんだか頭に浮かんだのですが・・・
マッハGOGOGOはボタンが沢山付いていたんですよね?でもレースのあれこれは覚えていません。
主題歌は覚えているのに・・・
レース物は、グランプリの鷹なら、もう少し覚えてるんですが・・・
今回の需要が少なそうなネタに大興奮の私です。
また、伺います。ではでは
だらだらまとまり無くまくし立てましてスミマセンデシタ。

> (笑)

>はずれさん
それ、一回ずつ分けてブログに掲載して欲しいところですが。またコメントしに伺いますのに。
アンドロ軍団のは「ヤルッツェ・ブラッキン!」だったと記憶しております。「ガッチャマン」の語源はリンク先のWikipediaに記載がありますが、【メカが合体するときの「ガッチャン」という擬音から発想した】と言いつつ、いろんな薀蓄があるようで、この話だけでご飯三杯ぐらいはいけますね(笑)。一番カッコいい「コンドルのジョー」を忘れないでくださいよ~。最終回の羽根手裏剣の話だけで、さらにもうご飯三杯ぐらいいけます。トリトンの剣はオリハルコンでしたね。(正解!)その話でも…(以下同)。マッハGO!GO!GO!は私もボタンいっぱいというほうしか覚えていませんよ。車がジャンプするのと、回転ノコみたいのが出てくるのと…あと、なんか伝書鳩メカみたいなのが出てきたような(笑)。
グランプリの鷹って、8輪のF1マシンが出てくるんでしたっけ?(マシンハヤブサって、その作品でしたっけ?)
何しろこんなにいっぺんに話してしまってはもったいないような…。

>のりのりさん
この需要の少なそうな話題にのりのりさんからコメントいただけるとは嬉しい誤算です。(笑)
「~ブレード」のほうは、なんか前作への愛着が強すぎて、私見なかったんですよねー、実は。
意外な反響に気をよくして(ぇ?)、またテッカマンの話は続きを書きますよ。きっと変な方向へ話が言っちゃうと思いますけど(笑)

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