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オリジナルの肝 第8回 出崎統 

[2006/10/01] | アニメ全般な話題 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 Gyaoで毎週、放映してるやつですけど。「押井守の肝」の続きを書けないでいる間に、押井さんの後編の放映(9/29まで)は終わっちゃいました。orz
 アニメを観るときでもそうなんですけど、メモとかしながら観るのって、私は苦手なんですね。とりあえず1回は集中して流れに乗ってみないと面白くない。頭が良くないんで、切り替えが上手に出来ないんだと思います。なので、一回しか観ないで言えるのって、「面白かった!」に毛が生えたレベルでしかない。(ま、二度三度見ても大してレベルは向上してないって話もありますが。 笑)

 押井さんの後半は、前半以上に面白かったんですけどねぇ…。(残念!)

 気を取り直して……今週(10/6正午まで)の「オリジナルの肝」のゲストは出崎統さんでした。ホスト役の高橋良輔監督とは同い年。「おさむちゃん」「りょうちゃん」と呼び合ってて、虫プロ草創期の話なんかが実に興味深かったです。
 “貸本漫画”を描いていた出崎さんが、人生うまく行かず、あまり本意ではなくてアニメ業界に入ってきて、「絵が描ける」ってだけで即戦力視される(東映から引っこ抜いてきた人間でやってた初期の虫プロだったが、手塚さんは人を育てるより、出来る人間を即使っちゃう)。
 そういう中で、逆にフルアニメーションにあこがれた。…当時(東映の)『太陽の王子ホルス』を見て、虫プロで「あれがアニメーションだよ」と出崎さんが力説してたじゃんと高橋監督が言うと、実はあの頃、大塚さんや高畑さんに会って現場を見せてもらったりしてたんだ、と出崎さんが告白。
 実は演出になった頃になって、ようやくアニメには「中割」ってものがあるのを知り、「東映で基本をやってきた人とは違うんだ…」と思ったという話も、何と言えない(笑)面白い話でしたね。

 “漫画”出身者だからこそ、“映画”にあこがれた。「アニメーションってのは漫画映画じゃねえぞ」とか。で、「劇映画なんだ、大人が見ても面白いもの」って一生懸命やってきて…。(これは2004年制作の番組ですけど)最近になり、『とっとこハム太郎』で“漫画映画”に戻った。(笑)
 アニメだったら何でも出来る。子どもを意識して作ってると、子どもの想像力ってのは大人を超えている、もっともっと理屈じゃなくてイメージの世界へ飛ばしていける、映像の可能性を感じた。それで元のところへ戻ってくると、今までより「楽」に。子どもってのは繋がってないところも繋げて見てくれる…。
 「出崎さんがハム太郎、何で!?」って、業界ではみな思ったと高橋さんが正直に言うと、実は最初に話を聞いたとき「ハム太郎」というものを知らなくて、「ハム太郎って何でしょうか?」と聞いてしまったという話とか(笑)。

 「出崎統なんて、その辺の演出家が束になってもかなわないよ」と高橋監督がアニメの良さを語るのに“人のふんどしで相撲”を取ってたよ、と話を振ると、実写はセオリーみたいなしばりがあるんだろうな、と。
 だけど「アニメは先生いない、先輩はいるけど」というのは、この年代にアニメをはじめた人たちだからこそ言えるんじゃないでしょうかね。
 「ロケハンとかしないけど、絵コンテ描いているときは頭の中で自由な世界だから」というのも、最近のアニメだと逆方向に行っている気がします。
 高橋さんが、アニメは先輩でも後輩もあまりなくて、「うまきゃいいじゃん、仕事してるからいいじゃん」という世界だと言いかけて、「あれは虫プロだったからかね?」→「虫プロだったからだね!」と異口同音に語っていたのは面白すぎました(笑)。

 シナリオには“段取り”が書いてある。俺はシナリオどおりに描けない。何で面白いところだけ描けないの?実写でも段取りが見えたら駄目なのに、ホンで書いてあることは全部映像にしなきゃいけないと、最近の人は思っている。「ここは治外法権だ、この中で自由にやってごらんよ」っていうのは魅力的な発言だと思いましたね!

 今回は、いかにも出崎演出っていうのをわざと少なめにして映像構成してたんじゃないかと思うんですが(後半で出てくるのかな?)、『悟空の大冒険』のオープニングとか、今見たら、むちゃくちゃ「動かして」ましたねぇ。

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 …あと白状しますが私、(諸事情あって)『とっとこハム太郎』の劇場版を何作か劇場で見てるんですけど、今日まで出崎さんが監督だったということに全然気付いていませんでした!(ぎゃー)
 改めて見たら…げげ?こ、これはまさに出崎監督独自の劇的演出というシーンがありましたね。そうかぁ、まいったなぁ。
 「やー、今どきの子ども向けアニメって良く出来てるなぁ。子ども向けと侮ってると、意外と感動しちゃうじゃん」みたいな印象はありましたけど……自分、ぜんぜん見る目がないじゃん!ってことで。orz

 固定観念なのかもしれないですけど、出崎監督といえば、劇的な止め絵に透過光(それに画面分割ですか?)という印象があって、昔々、おぼこいアニメファンだった頃には、“アニメならでは”みたいな劇的表現を追求してる人なんだろうなぁと思ってました。
 アニメについての考え方などが、世の中おおいに変わりつつある中で、前回の押井さんなんかとは、かなり対照的なスタンスの作家なのだと思うんですが。(古いタイプなのかもしれないんですけど、私なんかはどうしても好きなんだなぁ。)
 今回、『ガンバの冒険』の映像が全然出てこなかったので、後半に期待大!です。(笑)
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