地球(テラ)へ・・・ 

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〈ANIMEX 1200シリーズ〉(5) 交響組曲 地球(テラ)へ・・・ 〈ANIMEX 1200シリーズ〉(5) 交響組曲 地球(テラ)へ・・・
サントラ、ダ・カーポ 他 (2003/09/25)
コロムビアミュージックエンタテインメント
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 懐かしいアニメの話を(読者そっちのけで…)するのに、音楽の話はいい口実になります。(笑)
 このLPレコードも持っておりました。いまも押入れのどこかにひっそりと埋もれているはずです。
 竹宮恵子さんの原作マンガは当時かなりの人気作品で、押せ押せのSFアニメブームを追い風に、けっこう鳴り物入りで公開された作品だったんですが・・・。
 TSUTAYAでいくら探しても見つからないなぁと思っていたら、AmazonでもDVDはおろかVHSも見つからない・・・。今や忘れられた作品ですかね?
 私には姉がおりまして、家には少女漫画もけっこうありました。その中で私が特に惹かれたのが、この竹宮恵子さん。お姉ちゃんの目を盗みながら「ファラオの墓」や「風と木の詩」を、(いろんな意味で)ちょっとドキドキしながら読んだのは、今となっては甘酸っぱい思い出です(笑)。
 少女漫画といえば、あの頃、萩尾望都さんの「ポーの一族」にもけっこうハマっておりました。これらみな、少女漫画史に残る名作の数々ですが、絵の美しさは少年好みではありませんでしたけど、まさに大河ドラマともいうべき物語が読み応えのあるものばかりで。(私の『物語』への感覚というのは、案外この辺でビルドゥングされてる面があるかもしれないなぁ。)
 で、劇場アニメの「地球(テラ)へ・・・」なんですが、あまりヒットしなかったのかもしれません。当時以来見てないわけなんですが、原作の繊細な絵のイメージが強すぎて、アニメの絵に猛烈な違和感があったのが大きかったんじゃないかと思います。あと、印象が悪かったのが、有名俳優が声をあてる先駆けみたいだったことで、秋吉久美子とか、「こりゃないよ!」と思ったことを覚えています。
 音楽は曲としてはよかったと思いますが、絵に対して「強すぎる」と感じた場面がいくつかあって、難しいものだなと問題意識を持ったのも、この作品が最初だったような気がします。明るすぎる曲想が、内容と若干ミスマッチだったような気もしながら、今も耳に焼き付いてるのはダ・カーポが歌った主題歌。「♪coming home to Terra... coming home to Terra... 愛の星 その名はTerraーーー♪」 なんかね、よく覚えているんです、不思議なぐらい。

 あと、この作品で衝撃的だったのがメカニックデザインでした。SF大作としては原作マンガの弱点と言われていたのが、そこの部分だったんですけど、アニメ化にあたってそこを大胆に手を入れたのは分かるとして、「貝」とか、そういう自然界の有機的な形態をベースにしたメカにしちゃったのです。あれも当時の評価はどうだったんだろう?私はあれはもう一度見てみたいんです。もの凄く前衛的だったと思う。ちょっと時代を先取りしすぎたんじゃあなかっただろうか。

 それにしても、全体としてはバランスが取れていなくて、やっぱり歴史に残る名作にはなり損ねた作品だったのかと残念に思います。原作マンガのファンであったればこそ、「何でもアニメ化すればいいってもんじゃあないんだなー」と学習した作品でもあり、(これと同じ苦さは「超人ロック」で繰り返されましたが、)「マンガにはマンガの、アニメにはアニメのよさがある」とか、今では当たり前のようなことを友達同士でアツク語り合ったりした、そういう懐かしい作品でもあります。

 ところであれから四半世紀も過ぎまして(汗)、アニメの技術も飛躍的に向上したと思うんですが、リメイクの多い昨今、この原作をもう一度アニメ化してみたい、なんていう声はどこかから起きたりしませんかね?
 かつて思ったこととウラハラなことを言っておりますが、怖いもの見たさで見てみたい、そんな気がするのです。今だったら、いい作品にできるんじゃないのかなぁ・・・。
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コメント

> テラへ!

あの宇宙船のデザインはショッキングでした。どう考えてもまっすぐ飛ばないデザインで色々悩んだ記憶も、原作の宇宙船を見て「がっかりした」記憶も鮮明に・・・(笑)。だって、、、お弁当箱なんですもの、原作のは・・・。

全然原作ファンじゃないんですが、映画はそれなりに楽しみましたよ、確か。

>

原作は大好きなんですけど
ひおあきらデザインのメカがちょっと・・・

> 懐かしいですね!

萩尾望都さん竹宮恵子さんは大好きです。この人達のマンガはやはり本で見るのが一番いいですね。
でも萩尾さんの「トーマの心臓」が、むか~し映画化された「1999年の夏休み」という作品は結構良かったですよ。
深津絵里さんが出演していて男の子役でした。

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