いろいろすみません。 

[2006/06/29] | 随想系 | トラックバック(0) | コメント(5) | TOP ▲

INFIXの「WINNERS FOREVER」が元々「仮面ライダーZO」の主題歌候補だったものの、実際には「愛が止まらない」をINFIXが歌うことになって(*)、元々のINFIXの曲はVガンの前期EDに採用されたという話がありますが、そちらと混同されているのでしょうか。富野監督が「Dybbuk」等の既存の音楽を採用する際のパターンを見ていると、この曲も監督のお眼鏡にかなっての採用だと思えます。(しののめさんのコメント)


 こちらこそ、ご無沙汰してます。貴重な情報ありがとうございます。

少なくともリアルタイムで楽しんだ世代は『Vガンと言えばあの音楽』と言っています(くっきーもんすたーさん


 そうですかー。私はまだⅤガンダムの入り口に立ったばかりですから、あんまり拙速に何でも言うべきではないですね。リアルタイムで見た人たちと、どう違った見え方がするのかなぁ。

例えば∀では「既存のガンダムを全否定しつつ全肯定」するなどと発言しておりましたが、結局のところガンダムかどうかを気にするのはマニアだけであり、一般層は「ふーん、まだガンダムってやってるんだ。懐かしいね」程度の感想しか抱かないのではないでしょうか。∀のロボットの出てこない名作劇場的な1話はそんな一般層を取り込むのにはうってつけであったにもかかわらず、富野は「ガンダムか否か」という点に拘り、マニアの方向しか見ていなかったように感じます。(子犬さん


 ああなるほど。∀ガンダムという作品が一人相撲なのではなくて、ガンダムにこだわった御大の発言がそれだったということですね。そういうことなら納得ですし、かなり同感です。
 『リーンの翼』の売れ行きはどうなんでしょう?(買えないと言っておきながら、それでも心配…。)「ネット先行配信」って販売戦略として、マニア向けにしたってどうなんです? 「WEB進化論」を読んでいたと言いつつ、「ボクはネットなんかしてる暇ないの」ともいう富野監督が、そんなことの是非なんてわかるんだろうか?(まあいつだって、与えられた条件の中でやるしか仕方がないんだという悟りのある人だとは思いますが。)
 やはり御大の場合は普通に考えて、「かつてロボットアニメに熱くなったことのある旧マニア層」ですよね、とりあえずターゲットにすべきは。うん。

富野氏自身の作詞による「Stand Up to the Victory」や、後期のOP、EDでは歌の流れに合わせて映像も動いているけれど、元仮面ライダー用だった「Winners Forever」だけは、歌の流れに関係なく単調に映像が動いている、つまり映像が歌を「無視している」。そこに富野監督の意図を読み込んでいたりしました。(zsphereさん


 なるほど。深いなぁ。私は音楽はよく分からないので、雰囲気と、あとは絵だけ見て、違和感あると正直思ったのですが、見ていくうちに馴染むのか、さらに違和感深まるのか。「ターンエーターン」にビックリしたのとは、ちょっと違うとは思うのですが、まだ作品の中身の方に入っていけてないので。(第4話を第1話に持ってきた混乱のせいもあるのでしょうが、正直こんなに物語に入っていけない印象の導入部は、『ライディーン』以来ですよ…。)
 ガンダムへ御大が抱く根深い愛憎というのも実によく分かります。それがエネルギーでもあるのでしょうが、足かせとなっている部分もあまりに大きい。過去の自作を吹っ切ることにかけては、やはり宮崎さんに一日の長があると言わねばならないのは、残念でならないんです。
 ブレンを作り上げたからこそ∀に至れたのは事実で、常に次の自作が一番だという意気込みでものを言うのもけっこうだけども、ガンダムよりイデオンが忘れられない私としては、ブレンパワードと言う作品のよさを富野監督はもう少し高いところから考えてみて欲しかったのです。(今はどうなんだろ?)

 子どものときに大好きだった『勇者ライディーン』でしたが、第1巻を見ただけで、実は一度視聴継続を断念したことがあります。やっぱり目が変わっちゃってるんですかね、子どもの頃とは。ザンボットを見直す勇気がなかなか出ないのも、その苦い体験があるからです。(最終巻だけ借りてこようかとか、ずるいことを最近は考えています。)

 正直ね、Ⅴガンダムも第1巻の印象だけだったら、見るのやめようかどうしようかと考えるべきだと自分で思うのです(本音トーク)。富野アニメだから、富野ガンダムだから、皆が「これぞ黒トミノの真髄だ」と言うから。そういう理由で自分は(いい年こいて)アニメを見ているのではないと思うし、これを褒めた方が「アニメ通でかっこいいっぽいぞ」とかも正直感じるのですけど、でも思ったとおりに感じたことを書いてみたいのです。見るのをやめない理由は、すごく厭な感じと、けど何か喉にホネが引っかかったみたいな変な感じがあったのを、自分で納得いくまで見届けてみたいから、なのだと思います。

 しかし、これはなかなか苦しい長丁場になりそうです・・・。

 またいろいろ、間違いや思い違い、変なことを書くかもしれません。あまり思いつめずに流して行きたいと思ってますので、今後とも適度にビシバシと(笑)、ツッコミを入れていただけましたら幸いであります。
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コメント

> 個人的感想

後のブレンやターンエーを観ているから思うのかもしれませんが、Vガンはキャラ、メカ、作画、世界観等なんだかどれも印象が今ひとつであり(決して否定している訳ではなく、それらが組み合わさりVガンならではの不思議な混沌とした魅力を醸し出している)、また富野監督のインタビューを読んでも、様々な理由により前半の演出が上手くいっていないようです。
ただ個人的にはZ辺りの感情移入を拒む雰囲気よりは、まだ泣かせる演出があり、キャラに感情移入が可能なVの方が好感がもてます。

なんだか全てが上手くいっていないなかで、キャラ達がひたむきに何とかしようとあがいている姿に監督他スタッフの苦闘が透けて見えるようです。あの有名(?)な一番ガンダムらしくもないラストは本当に必見ですよ。
Vガンの注目キャラはカテジナです。

>

>富野アニメだから、富野ガンダムだから、皆が「これぞ黒トミノの真髄だ」と言うから。そういう理由で自分は(いい年こいて)アニメを見ているのではないと思うし、これを褒めた方が「アニメ通でかっこいいっぽいぞ」とかも正直感じるのですけど、でも思ったとおりに感じたことを書いてみたいのです。

 それで良いんじゃないかと思います。同じ理由で私はガンダムX見るのやめちゃったんですけど(苦笑

 富野作品を主にガンダムのみ、それも大学に入ってから、完全に作品を見る目で見始めた私には、やはり囚人さんの「イデオン」への思いは分からないんだろうなとは思います。作品との出会いはいつだって一期一会ですしね。

 私の個人的な印象では、富野監督は間違いなく「ガンダムの富野監督」だし、その点に何の悪印象も持っていない、というところ。
 文化人っぽいことをしたいんだったら、それこそ庵野監督みたいに、実写映画撮り始めたって良いわけですよ。でも富野監督は、どんなに作風を変えても「ロボットを出す」事だけはやめない。例外は『ガーゼィの翼』だけなんじゃなかったかしら?
 所詮アニメで、オタクの狭い世界で消費される作品を作っていると自認しつつ、そういう場で生き抜くことを覚悟してる感じがある。その上で、エンタメ作家として生きながら、エンタメを越えるものをいつか掴んでやろうと虎視眈々狙っている、そんな彼のしたたかさが私は好きなので。

>

Vガンダム初期EDが仮面ライダーに使われるはずだったっていうのは全くのデマって聞いたこともあるんですよね~。
その辺はよくわかりませんが、凄く好きな曲なんでVガンダムに使われてよかったです。

それと∀ガンダムはどうあがいてもガンダムの殻を破れない作品ですよ。
だってマウンテンサイクルから発掘された機体がMSじゃなかったら何も面白くないじゃないですか。
一見ガンダムらしくないですが、宇宙世紀ではないガンダムにおいて、実は最もガンダムでないと話が成立しない作品が∀だと思っています。

Vガンダムは序盤ほど小さい子向けに作られているので最初はかなり辛いと思います。
カテジナが動き始めるまでは我慢です(笑)

それと、リーンの翼を見ておいて実はダンバイン見てなかったりします?そりゃいくらなんでもまずいっすよ。

>

初めてコメントさせていただきます。スガリーと申します。よろしくお願いいたします。

>ブレンパワードと言う作品のよさを富野監督はもう少し高いところから考えてみて欲しかったのです。

ブレンパワードという作品が、サンライズにとって、「富野監督に次のガンダム(=∀)を任せられるか」という試金石だったのは、事実だと思います。
また、富野監督にとっても、「自分が1年間のTVシリーズに取り組めるか」とか、「頼りになるスタッフを見つけられるか」という、実務上の課題はあったのだろう、と思います。

ただ、放送終了直後のインタビューで「僕にとって、第二の処女作(第一はザンボット3だと思われます)です!」と胸を張られ、また、かつては放送中から自分の作品を、「失敗作だ」と断言して憚らなかった富野監督の事を考えれば、ブレンパワードという作品と、そこで手に入れる事の出来た方法論(昨年NHK-BSで放映された『富野、吠える!』というインタビューでは、新訳Zの現場を指して、「柔らかい統治」という表現をされていました)は、とても貴重なものだったと思います。

ああいう方なので、過去を振り返るよりも、その先を考える方が忙しいのだろう、と思うのですが…。

追伸>その証拠になるかはわかりませんが、ブレンパワード以降、「失敗作」発言はされていないですよね。「この部分は、力が足りなかった」という感じの発言はされていますけど…。

>

はじめまして。囚人さんのはてブで「薄いよ!」と言われた者です(笑)

>ブレンパワードと言う作品のよさを富野監督は
>もう少し高いところから考えてみて欲しかったのです。

『ブレンパワードフィルムブック』の巻末に『ブレン』の放映中に行われた製作者座談会が収録されていますが、そこでも「ガンダムからのリハビリ」・「ガンダム漬けのまま死にたくないから作った」といった言葉が監督から出ています。

ただ、他の方も言われているように『V』の時にできなかった若手をうまく使うことや(『V』の時は耐え切れなくて自分でコンテを切り始めた)オリジナルを作ることはできた、ということに関しては貴重な経験だったとも発言しています。この辺りは『オーバーマンキングゲイナー』1巻(MFコミックス)の巻末対談で

 「打ち合わせをするような仕事の進め方は、あえてしません。演出家の仕事とは、その人の「力を引き出す」ことであって「介入すること」ではありませんからね」

と言っているようにスタッフワークでオリジナルを作っていこうという姿勢につながっています。

富野監督としては『ブレン』は作品としては心残りで、製作様式の確立という意味で大切な作品なのでしょうね。


後、横レスですが

>zsphereさん
>でも富野監督は、どんなに作風を変えても
>「ロボットを出す」事だけはやめない。
>例外は『ガーゼィの翼』だけなんじゃなかったかしら?

短編ですが『闇夜の時代劇~正体を見る』(1995年)があります。

「SUNRISE OFFICIAL WEB SITE データカード」
(http://www.sunrise-inc.co.jp/datacard/card0119.htm)

個人的にはこの作品が富野作品のエッセンスをストレートに表していると思います。ただ、Amazon見ても在庫無いんですよね……。

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