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そんな表現 あんな表現 

[2006/05/13] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(3) | TOP ▲

 『もののけ姫』をテレビで放映してましたね。改めて見て・・・けっこうグロいよなぁと。(笑)
 これが非常に多くの人々の支持を受けたというのが、(『千と千尋』でもそうなんですけど、)「人外のモノ」の気持ち悪いのには、意外と世の中は抵抗感がないというのか。そんなことの不思議さを思いながら拝見いたしました。・・・なんだか拝見いたしました、という感じです。
 あまりそういうことは、あえて言うようなことではないのかもしれないんですけど、それなりに「アニメならでは」の表現なんだろうと思います。これがもしSFXで撮られていたら・・・と想像してみると、やっぱり気持ち悪くって、こんなにも大方の支持を得ることは難しかっただろう、という気がしますがどうでしょうか。そうしてみると、アニメであることで、「絵空事」だという安心感を持ちながら見ているということになるのか。
 宮崎さんの表現としては(古い話で恐縮ですが)『未来少年コナン』の超人的な足の指の力(笑)とか、ああいうのを見てたときに、はじめは馬鹿にしながら見ていたのだけど、やがてぐいぐいと引き込まれていって、・・・ああ、そうか。アニメならではの表現というのはこういうのもあるんだよな、と再認識させられたようなことが、いわゆるアニメブーム初期の出来事の実体験として、私の世代などには強烈にインプットされているのではないかと自覚しております。(今の若い人は見たこと無い人も多いかもしれませんが、あれは本当に面白い作品ですよ。時代を超えて楽しめると思います。・・・劇場版は最低でしたからテレビ版を見なきゃ駄目ですけど、未見の人は是非一度見てみては如何でしょうか。)
 ・・・そういうのの裏返しの話として、もし『ブレンパワード』が実写特撮だったらどうだったろう、なんて(とんでもない)夢想をしてみたりするのですが。(笑)

 「…そう、ちょい右
 うわぁ嬉しいなあ!「…、いいシーンだった。いい夢だったなあ。夢って、さめちゃうんだな。」という気持ちが、私にはとてもとても強く共感できます。これって世代なんですかねぇ。(さらば、少年の日よ?)←違
 生きてると現実と向き合わなきゃならなくて、大人になんかなりたくなかった・・・とか、そろそろ言える年でもなくなってきましたが。(汗)
 気が付けば『機動戦士ガンダム』を作った頃の富野さんの年代を、私たちの世代はそろそろと超え、その先にさしかかりつつある、などということも頭の中に浮かんできます。

 「アンチ」じゃなくて「仮想敵」という感じ
 これも半分はなるほどで、でもさらに厳密に言うと、富野さんがよく言う言葉で言えば「カウンター」というか。対抗心ももちろんあるんだろうけど、それだけじゃなくて時代に対して打ち出したい、打ち出さなきゃならない、というような何か。自己言及、自己完結はあまり上手じゃないんだけど、その時代に対して愚直なまでに発したい思いの真剣さ、誠実さというのは、ただの笑い話にはしてしまいたくないものがあるのです。(これって信者?)

 『エヴァンゲリオン』も、たまに素になって見てしまうと「おえーっ、気持ち悪ー・・・」ってところがあるんですけど、宮崎アニメと同様で、首尾一貫してえげつないテンションなので、意外と大方は違和感を持たないのですよね。
 富野さんは「人外のモノ」よりも人間自体の描き方(絵的ではない部分の話ですが)がえげつないのか?(笑)
 それはそれとして、『キングゲイナー』の敵(オーバーマン)の造形なんていうのは、本当にわざわざビジュアルを整えるのを回避してたのかな、と思うと不思議に納得できたり。(笑)

Vは闇鍋です。どんな味かは保障しません(笑)


 ふふふ・・・!(笑)

 そこが富野アニメの醍醐味かもしれませんよねー。

 エヴァンゲリオン見終わるまでまだしばらくかかりますから、そのときまで今の『Ⅴガンダム』見てみたいという怖いもの見たさが続いているといいんですけどね・・・。(爆)
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[tag] もののけ姫 fc2ファビコン 千と千尋 fc2ファビコン 未来少年コナン fc2ファビコン 宮崎駿 fc2ファビコン ブレンパワード fc2ファビコン エヴァンゲリオン fc2ファビコン キングゲイナー fc2ファビコン

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コメント

> そう言えば

ホラー小説家の方が「一番怖いのは妖怪でも幽霊でもなくて、普通の人間だ」とか言ってたのを思い出しました。そう言う意味ではいかにグロテスクな造形をしようとも、人間描写をオブラートに包んでいると「それほど気持ち悪くは感じない」のでしょうね。

だから「イデオンはアニメ史に残る」のですよ、きっと。

> もののけ姫

ほんと血反吐吐いたり、ヒルのようなものがニョキニョキ生えたりわざと生理的嫌悪感を催させているって感じです。アニメーターから演出になった方って、こういうのを好むのかなぁ。
高畑氏とか富野氏は時にグロな描写もあるが、映像としてはやや引き気味で客観的な印象。

そういえば、ガンダムでコンビを組んだ、富野氏と安彦氏はF91とヴイナス戦記をそれぞれ監督されていたと思いますが、似たような展開ながら、それぞれの個性がでていて興味深かった。出発が演出とアニメーターの差ってあると思う。

キングゲイナーの立体物を見ていると形がおもしろい。あの柔らかい感じがなんかいい。

> 実は一番気に入ってます

もののけ姫。これとコミック版ナウシカが双璧です。血まみれですねw

>アニメであることで、「絵空事」だという安心感を持ちながら見ている
大なり小なり、全てのアニメ作品に当てはまる事なのではないか、と僕は思います。

いぜん、「王立宇宙軍」についてのお話があったとき、「森本さんのぼそぼそとした語り口」話題になったですよね。僕は逆の感触を持ったのです。
森本氏の口調は、実写を基準に考えるとむしろ普通なんです。アニメーションでの声優さんの表現というのは、実写の作品からすると相当にオーバーアクションなんですね。これは洋画の吹き替えでも同じかもしれないので、「日本人の(実写に於ける)演技からすると」といった方がいいかもしれない。まあ、諸外国の俳優さん、たいがい我々の日常的基準からするとオーバーアクションなのですが。
これと同様のケースは多くの特撮作品、コミカルな傾向の強いTVドラマ、バラエティ番組など、よりエンタテイメント性の高い作品に多く見られるように思います。

まあ、上記の作品のほとんどが描写するのは多かれ少なかれある種の「極限状況」(生死に関わる問題であれ、個人的日常的なトラブルであれ)なので、無理からぬモノかもしれないのですが。

ただ、かの島本和彦氏も自作の中で述べる通り、
「漫画家は常に、自分の表現のインフレ化に悩む」ものであり、これは漫画家のみならず全てのエンタテイメント製作者が抱えるジレンマなのではないか。
そして、それを受け取る我々も、こうした作品群の中で暮らすに連れ、いつしか「これは絵空事」という感触を、無意識に抱いているのではないか。
僕にはそういう風に思えてなりません。

IGのイノセンスを見たあとで、攻殻機動隊を見直したとき、ずいぶんオーバーアクションに感じられて驚いた事があります。IGの後発作品は、感情表現を押さえ目にする事で、ひと味違った演出を試みているように感じます。言ってみれば、実写邦画のような。

蛇足ですが、僕は「もののけ」も、コミック版ナウシカも、実写に近い印象で見ました。戦争という特殊な状況である事も含め、人が生きるというのはナマグサク、バッチイものだという感覚は、そんなに違和感がなかったのです。

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