ネット時代なのに読書熱? 

[2006/04/17] | ブログ日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

「思うに自動車と言う機械は便利なものだが誰も彼もが乗るから道路が混雑してしまう」のように 自動車が増えれば、事故の発生確率も高まって、それに対するルール作りをしなければならない。 それと同じでネット社会も参加者が増えれば、ムラ社会ではいられません
(のりのりさんのコメント)


 ネットでいろんな所を見せてもらって、勉強になるなぁと思ってますが、このブログもコメント欄は(コメント欄だけは 笑)、他所に引けをとらないぐらい、ためになる内容があるなぁと、いつも思います。
 こういう平たい目線が大事なんですよねー。うーむ、納得。
 “教えて君”の記事にはLapisさんからトラバをもらいましたが、教えてもらったら「ありがとう」とお礼を言うのは大事なことですね。そういうわけで、のりのり先生、ありがとうございます。(情報には価値がありますが、授業料は請求しないでくださいね 笑)
 いっとき、これだけネット上に情報があるようになったら、書籍なんか要らなくなるんじゃないかと思った時期が私にはあったんですが、最近はにわかに読書熱が高まっています。それもネットで刺激を受けて、さらに突っ込んだ知識が、対価を払ってでも欲しくなるという現象で。これはいいことかもしれないですね。実益に繋がらない知識欲ということでは、「教養」(というほどのレベルではないですが)を求めているのかもしれません。
 『他人を見下す若者たち』(講談社現代新書)はよく売れているみたいですね。序文は良かったんですけど、本文に入ったとたんに学術論文的な文体には抵抗を感じています。(なので読み物としては人にお勧めはできないなぁ。)でも“仮想的有能感”という視点は鋭いと思うので、もう少し読み進めてみて、また感想があれば、書いてみようと思います。
 『ファスト風土化する日本―郊外化とその病理』(洋泉社新書)も面白そうですね。本屋で少し読んでみて考えてみようと思います。というのは、私にとってはアニメと同じで(笑)、限られた時間の中で読むべき本とその順序というのを少し考えて見なければならないな、とそろそろ思い始めた次第。
 何度か感想を書いてきた『「芸能と差別」の深層』(ちくま文庫)はようやく読み終えました。富野監督がよく口にする“芸能”という言葉について、認識を新たにさせられる、いい読書体験でしたよ。
 ネット時代に「やっぱり読書も大事か」と思ってしまう自分は結局、かなり旧式な人間なのかもしれません。しかしネットも面白い。10年、20年先には私も「お年寄り世代」に近づいてきますので、そういう意味では長い目で見ると残酷なぐらい着実に、時代は移り変わっていきますね。
 先日も書きましたが、この頃「はてな」の中で飛び交っている言説の面白さにはまりつつありまして、言うまでもなく若い世代も多く含まれているわけで、生な言葉も多いなぁとは思うのですが、でも某2ちゃんねる的な匿名性が少なくて、発言したことはかなりガラス張りな真剣みがあります。真剣みがありすぎて、うっかりするとプロレスがはじまりそうな怖さはあるんですけど、それって本来のウェブのあり方なのかな、とも。(開かれた情報?)
 オンライン井戸端会議ではあっても、それが薄っぺらいものばかりにならないのは、仮想のIDに過ぎないものではあっても、そのコミュニティの中でかけがえのない確かな存在価値と自分で思えるものを作り出すことに成功した人たちが多いからなのではないかと。(ミクシィは匿名ではなく実名が原則なので、これができるはずなのですが、私の見た限りではそこまでうまくいっているようには思われません。)
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