おたく観の変化とヒエラルキー・・・? 

[2006/04/11] | 「おたく」な話 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

男子の趣味のうち、異性への媚態が目的の趣味は「おたく」ではなかったのである。それを趣味にすることによって女子が「引く」、アニメ、マンガ、アイドル等は特に「おたく」と呼ばれたが、引きはしないがモテもしない趣味、例えば「軍事」「鉄道」「パソコン」等の趣味も当時から「おたく」の範疇であった。
Sapporo Life 「おたく」とは何か?


 「80年代がちょうど中高生であった」人って私のことです!だから、この認識ってすっごく共感できる。モテたい気持ちは正直強かったはずなのに、なんでアニメなんか好きになったかなぁ!(笑)
 この我々の年代が年をとって大人になってきて、いろいろ状況が変わってきたというのはなるほどそうなのかもしれない。「モテ」「非モテ」の対象たる女性たちも年をとって価値観が変わるから、

結局「媚態」を基準に「おたく」であるか否かを判断することが無意味になり、100%の女性が容認できない「ロリコン」のような趣味だけを残す狭義の「オタク」か、殆どの趣味領域を「オタク」に含める野村総研のような拡大解釈という極端な現象が生じるのである。

っていう解説は、すごくしっくりくるぞ。
 反面、イマイチしっくりこないのは、流行追随タイプ(フォロワー)の除外。「現在の日本で、マスコミがなにがブームだからと言って、全国的・全世代に波及することはほとんどない。」・・・そうですか?
 「携帯電話とインターネットの普及で無理して趣味の合わない人と話を合わせなくても簡単に同じ趣味の人と濃いコミュニケーションをはかることが出来るようになった」のは事実で、マイノリティだったおたく予備軍が同類を見出す契機になったとは思うけど、またその“おたく”コミュニティの中で、話をあわせるため、みんなが見てるアニメだから見なきゃ・・・みたいなことは、普通に起きてるような気がするんですけどね。というより最近では、話の合いそうな仲間がみんな“おたく”してるから、僕も“おたく”してみようってパターンが意外とありそうな印象があるんですけど。
 モテないし、ステータスシンボルにもならないのを承知でやってるマイペースな趣味が“おたく"・・・だったけど、変わりつつあるというところで続編に続いていく。
 あ、やっぱりフォロワーの問題。(「スーパーカー消しゴム」!! 懐かしい!!)「ブームを誰より早く教室に持ち込む奴がヒエラルキー上位」というのは分かるなぁ。自分は「あくまでもフォロワーとしてガンダムに接したに過ぎない人間」って・・・あくまで価値観を最初に見出したやつが偉いという、“おたく”定義の中では、かなり狭義な原理主義的なものですよね?
 なるほど、アイドルやプロレスのブーム全盛時は「ミーハー」で、ブームが下降線になってもしがみついてるとヒエラルキーがどんどん下降して“おたく”視されるのか。

 大人になるに連れ、フォロワーの地位が低下する。流行を追う態度が次第に格好悪いと思われるようになる。オタクの中でもキモヲタは這い上がる余地はないが、オタク層の中でも洗練性を認められた層はフォロワー層より上位に見られようになる。

 なるほどミーハー層が消滅していくにつれ、決してトレンドリーダーにはなれない層の中で、再び階層化が起きようとするって理解すると分かったような気になるなぁ。
 一応のまとめとしては、おたく=「非モテ」+「小学生文化やフォロワー文化の残影を追う人」ですか。これでいくと、今日的な「おたく」の中のフォロワーなんてのは、もう相当ヒエラルキー低いってことですかね。
 この人々こそまさに、ラジヨさんが言われる所の「自分が消費されていることに無自覚な人物が自分を創造的な人物だと勘違いする現象」の震源地なのかな?
 41さんみたいに、古きよき、由緒正しき“おたく”ライフをたゆみなく生きている(失礼!)人には、世の中の勝手な変化は迷惑な話ですよね~。
 そういう意味じゃあ、古今の世間一般の評価はどうあれ、私は昔から、「トレンドリーダー(流行の発信者)>(または=)昔からのおたく(流行に左右されない人たち)>ミーハー(流行盲従者)=最近のおたく」というヒエラルキー観の持ち主かもしれないです。
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