新しい時代を創るのは・・・ 

[2006/03/01] | ブログ日記 | トラックバック(1) | コメント(2) | TOP ▲

標題だけは勇ましく書いてみましたが。(滝汗)

先日のVガンダムの話のシリーズで、ルロイさんが「Zガンダムの思い出」を書いておられました。今まで思ってもみなかったのですが、ルロイさんとの世代差というのを一度知ってしまうと、いちいち「これが若さか……」です。(笑)
中学生のとき、ゲームではじめて『Ζガンダム』に出会った人が、あの「ゼータは失敗だったか?」という見事にクールな批評を書いた人だとは!

当時中学生だった自分にゼータがどう映ったかというと、いわゆる鬱屈だとか暗いとかそういうところはあまり目に入りませんでした。

若いルロイさんの『スパロボ大戦』→『ゼータ』という出会い方(過去作品のひとつ)と、私らオヤジ世代みたいな『ヤマト』→『ガンダム』→『イデオン』→『ゼータ』という出会い方(現在進行形)では、やはり違うのだなぁー。

「Gガンダム」や「ガンダムW」など富野作品でも宇宙世紀でもない、全く新しいガンダムが登場するのが当たり前となると、ファーストガンダムのイメージはどんどん薄らいでいく。そういった目で見れば、ゼータはなんてことない、ガンダム・シリーズのうちの一つだったのだ。

この言い切りは、ルロイさんの実感だったんですね。だから説得力があるわけか。
「Gジェネのムービーを見るような感覚」で、「この頃求めていたのは人間のドラマではなく、カッコいい戦闘でもなく、キャラクターが感情を爆発させているシチュエーション」というのは、ゲームから入ってきたら、そう感じるのは無理もないと頷ける。「新訳Zはその辺があんまり足りていない感じ」と言うのも、私には残念な印象ではあるけれど、ルロイさんとしては偽らざる実感なのでしょうね・・・。

同じ作品でも、出会い方次第で全然別ものの体験になるということを、しみじみ(ほんと、しみじみ)思います。特にイデオンを経て来てるってのが、私なんかにはけっこう重い。むしろ「人間ドラマ」だけを特に重要視してしまう特殊フィルターがかかっちゃってるのかもしれないし、あの『ガンダム』の続編だという意識、『イデオン』を作った富野監督の作品だという意識からは、どうやってみても逃れ出ようもない!

新訳が完結していないので整理できていない状態です。というわけで、今週末に決着つけましょう、ということで。

ルロイさんのほうがこういうクールな意見が持てる視座を持ってるのは、もちろん素養の違いもあるのでしょうけど、必然的なものも避けがたくあるのかと。

別のところで少し話してたことなんですが。
 "おたく"幻想というのは難しいのですよね。そもそも"一般人"と"おたく"という二色だけで人間が塗り分けできるという考えがどうかしてる、と思う。 特定の趣味を持つ人たちを差別視してみたり、逆に「自分たちだけは」と特権意識を持って群れてみたり、そうやって成り立ってきたものなんでしょうけど・・・。それらが基本的には、どちらにしても「群れたい」点では同じと考えれば、一人一人の微妙な立ち位置の違いを確認し合い、認め合うことが、今の世の中には根本的に欠けているということが言えるのではないでしょうか。
(「その辺の二極化を生む原点のあたりにガンダムがある気がしてなりません」とルロイさんはおっしゃいます。同じものを違う角度から見て、二色の塗り分けと単純に捉えてしまったのでしょうかね?)

立ち位置が違えば見えているものも当然違う。この避難所は、こういう当たり前のことを大切にできるブログでありたいと、今さら思ってみた次第。何千人もの人が見ていった先日の記事で、誰一人コメントを残していかなかったのは、一見あいまいで主張なく見えるこういう姿勢が、世の中ではいささか主流から外れているものだからなのだと思います。

「新しい時代を創るのは老人ではない!!」のはもちろんですが、「まだだ、まだ終わらんよ!!」でもあるわけでして、立ち位置の違いを認めることは、自分の立ち位置を確かめることでもある。私の世代から見ているものと、視線が交わる先にあるものを私は知りたい!
「決着」は一人一人の中にあるものですが、それを語り合うことが出来る人たちを知ることができたのは、いい作品との出会いにも劣らぬ喜びなのかもしれません。

本文中で「別のところ」での対話という、囚人さんのたまに使うフレーズが出てまいりました。
最近kita082さん(お隣)に示唆をいただきまして、「ミッシク」という謎の暗号をググってみたところ、「左利きとmixi(ミクシィ)」という文章に出会いまして、深く考え込まされました。インターネットは「どの家のどの部屋にも自由に出入りできる町があったらさぞ便利だろう」という考えから作られた町だというのを以前に聞いて、なるほどと思っていたところだったので、その中でわざわざオートロック付きのマンションに閉じこもるというのはどうなのか、と。
そう言いながら、このマンションでの生活では比較的、楽に大勢の人に出会えるというところもあって、個人で細々ブログを書き綴っていても、なかなかそうはいかない魅力もある。あれは「出会い系」の一種だよと言った人がいて、なるほどなぁと思ったこともありました。(すぐ何にでも「なるほど」と思ってしまうのが、私のいいところでもあり短所でもあります。)
インターネット上のブログみたいな、いつ誰が来るか分からないところで本音の話をするのは怖いという気持ちも分かるんです。先日も数千人、話に加わるでもなしに読み捨てていった人たちがいたばかりだし。(そういう覚悟が足りてなかったことを、少し自覚しました。)
私はどうせマンションの中にも怖い人は住んでると思うので(その比率は中と外で変わるとは思えない)、結局どこにいたって自分を晒すことは怖いことには変わりないのだけど、ただマンションの中でだけ「いい話」をするのはもったいないという指摘には激しく共感できます。(最大のSNSだというあそこでさえ、インターネット人口の3%ぐらいにしか過ぎないんだとか。)
まあ、もしかしたらそういうケチな根性で、ときどき「別のところ」から、これは「いい話」だと思ったものをサルベージしてきたりなんかしてるかもしれません。これまでもマンションの常識からしたら、ちょっとルール違反なのかもしれないな、と普段から気を遣いながら、なるべくそれと分からないようにこっそりとやってきたことですが、ご不快に思われるむきがあれば、いつでも遠慮なくクレームいただければ善処しますので、一応ちょっとザンゲを。
・・・それにここは、一日に何千人も人が来たら、ちょっと心配になるような姉歯系(?)のおんぼろ長屋ではありますが、それでもマンションから安心して出てこれる外の場所のひとつにしてみたいとも思ってみるのですよ。(追記が長くなりすぎて失礼しました。)
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んー、自分は一般人とおたくを分けたとかそういう大きいくくりの話ではなく、単純に「アニメオタクのために作られているアニメ」が一つのジャンルを築いているよねと、そう言いたかっただけなんですけどね。昔のアニメって子供向けだったじゃないですか。そこに一石を投じたのがガンダムだったわけで。
今のアニメは子供だけのものじゃなくなったけど、普遍性を獲得できたかというとそんなことはないよねという趣旨で書いたつもりです。

個人的には人類全て何らかのおたくだと思います。サッカー場で一生懸命応援している人と、家で一人で一生懸命プラモ作ってる人は情熱の方向が違うだけで本質的には同じだと思うのです。でもなんか前者の方がカッコよく見えるから世間体が良いだけ(笑)
ガンダムオタクって割と雑食というか他にも別のオタク趣味がある方が多い気がしますが、不思議なことに自分はガンダムだけなんですよね。なんでだろ。

> ルロイさんとこ拝見しました

いちいちうなずく事しきりです。

たしかに。狭義のオタクを「コミック、アニメに強く思いを引かれる者たち」とした場合、
コミックの歴史100年、テレビアニメの歴史50年、
そしてそれらから受けた影響を臆せず口に出来る「オトナ」が大勢を占めて2~30年は経ってる。(僕自身は、「漫画如きに入れ込みおったウツケな俺」という気後れをまだどこかに残しています。これも変な話ですが。)
てことは、この定義は不正確だな。

ルロイさんの言を拝借して、「サブカルチャーから派生したサブカルチャー(孫カルチャーってとこですかね?)」に惹かれ、なかなかそこから外に踏み出せずにいる人の事を指すのなら、
それこそ僕らの殆どが当てはまる。ような気もする。
また、僕らの殆どはそうじゃない、ような気もする。
この場合の「僕ら」というのは、まあ、「我々現代人」くらいの意味で使ってます。

「気に入りのジャンル外とコミュニケーションをとる事がとても難しい」というのをオタクの定義に挙げてた人がいましたね。
でも、それって、若年層は少なからず当てはまるんじゃないだろうか。

貶められてるとか、誇りに思ったりとか、そこまで異化されてるような立ち位置じゃないんじゃない?って言うのは、僕も同意見です。

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