「裸踊り」は芸能足りうるのでしょうか? 

[2006/02/23] | 御大 | トラックバック(0) | コメント(3) | TOP ▲

僕にとっては「作家性」というものは出るものであって「出す」ものではないと思うのです。


あー、凄く同感です、ラジヨさん!
私、前回書いた文章、少し富野さん誉めすぎたかなとも思ったのですが、あの人は踊っているうちに服も何も飛んでいってしまうだけで、"裸踊り"を芸にしているわけではないですよね。そういう芸能のあり方だと思うのです。

zsphereさんの紹介くださった、「本気でセンズリかけよ」(富野監督の庵野評)は、はじめから"裸踊り"を芸にする気なら、いっそそこまでやれってことなのか?あるいは、それは本来、芸能にはならないのだから、ショウなどと言っていないで、せめて本気で(一人でこそこそと)やれということなのか?

「エヴァの少年は成長を拒絶しているでしょ?それは病気なんだということに作家自身も気がついていない」(同上)という言葉を紹介くださったラジヨさんは、でも

「病気」はあくまで病気であって罪悪ではありません。治癒されるべきものです。


と言われますか。その暖かさは素晴らしいと思います。ただ、病人そのものには何の罪はなくとも、仮に病気を見世物にするとすれば、それはどうなのかという問いは残ります。

まぁ、庵野監督、富野監督はどっちも一般受けはしないわね。
スカルさん、そ、それを言っちゃ・・・。でもアニメ界はともかく、世間一般の認識からすればどうなんでしょ? 二人ともただの一発屋?(『エヴァ』と『ガンダム』)

けどですね、舞台で激しく踊りまくっているうちに、意図せず恥部まで見えてしまうのと、恥部を見せることをはじめから売り物にするのとは、全然意味が違います。ええ、違いますとも!
芸能として恥部丸出しで踊り狂ってしまったことを、後進には「あの人、丸出しだったからスゴい」という部分だけで評価されたら不本意極まりないですよね。そこだけかよ!ってね。

ただ残酷なことを言えば、それが同じ「丸出し」にしか見られないのだとすれば、芸として未熟なところがあるのか?・・・ということです。
しかし宮崎さんは芸達者だとは思いますが、芸域にそこまで大きな差がありますかね?・・・とも思い悩んだりしているわけです。(別に悩まなくてもいいはずなんですけどね。)(笑)


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コメント

> プチ有名

知名度を小さめに留めておかないとマスメディアが大騒ぎをして窒息に追い込まれるので、裸踊りをやる自由を残しておきたい場合は「プチ有名」でいいと、僕は思います。「ターミネーター」で有名になったジェームズ・キャメロンも”Ⅲ”では監督を降板してTVドラマに転向しました。やっぱりカネよりフリチンの自由ですよ。

>

まあ、だからVガンダムを作っちゃったわけですが(笑)。

> 地味にえらい

『アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの各部門の受賞者と功労賞を送られたクリエーターが出席。小坂憲次文部科学大臣から賞状と賞金が、”富野由悠季さん”、里中満智子さんら各部門の主査からトロフィーが贈られた。』

御大、アニメーション部門の主査やってたんですね・・・。

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