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君は生き延びることができるか・・・ (感想メモのストック場 その3) 

[2009/08/10] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 『機動戦士ガンダム』のテレビシリーズは、今の眼で見れば作画なんかは荒いんだろうけど、本当に面白い。ちっとも飽きない。
 それで、このあたりでは製作スタッフたちがだんだんノリノリになっていくのが分かるから、手短に書くつもりの感想メモがどんどん長くなってしまうという(笑)。

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第17話 アムロ脱走 (8/5)

 先入観なしで観ていたら、最後に「えぇー、そうなるの?」ってビックリして終わる回。駄目脚本ではないだけになおさら、「何で?」っていう理不尽さが割り切れず、長く尾を引くエピソード。16話でガンダムが強いだけじゃなくアムロが強いんだというのを見てきたはずなのに、たぶんブライトは「軍の作戦に組み込まれる」という新事態をやけに重く考えてる。
 水道修理までする今回は、アムロの技術屋的性格がいい面でも悪い面でもよく出てた。(あの状況で風呂の中にいるのがミライさんと当てられるのは、的確な分析力だ!)それだけにシミュレーションに頼り過ぎたりもするけど、基本的にスペシャリストは、「任される」ことに誇りを感じるもの。その誇りを否定されると、いっぺんに少年に戻ってしまう。「しかし何でガンダム持ってっちやうかなー」と思うけど、僕じゃなきゃうまく使えない、大事なガンダムを壊されたら困っちゃうという感じだろうか。(だから次回も任務は果たそうとする?)
 ブライトの管理職のつらさも分からないではないが、ミライさんの肩に手を回そうとするし、コズンの追跡をセイラさん一人に任せるし。今回のブライトは悪印象!もう全国のセイラさんファンはドキドキだよ!(笑)

第18話 灼熱のアッザム・リーダー (8/6)

 2話前にはオデッサ・デイまであと5日と言ってたけど、どうなったのやら(笑)。アッザム・リーダーは電子レンジの原理だと言ってたが、鉱物資源へのこだわりといい、(SFっぽく?)こんなのも出してみたかったのかな?
 勝手に基地を攻撃するぐらいだし、アムロは戦うのが嫌で脱走したんじゃないわけだが、ブライトは自分が彼をガンダムのパイロットから降ろそうとしたことを、皆に白状はしてないんだろう。それも故のないことではないが、ミライさんはどうも後ろめたそうだ。
 冒頭の空中換装シーンの挿入は少し投げやりな感じなんだが、大局に立った戦略もなしに独り奮戦してみせても虚しいだけだ、間違ってるのが現実のほうでも折り合いの付け方は考えねばならない・・・というのは案外、製作現場の気分をいくらかは反映してるのかもしれないなー、なんてね。

第19話 ランバ・ラル特攻! (8/7)

 前回の失敗がこたえてか、さすが強情なアムロも脱走を後悔しております。(フラウには強がっても、ナレーションで明言されちゃってる 笑)
 ランバ・ラルはカッコいい大人の男として描かれており、「最後の食事」と陽気に振舞ってはいたが、MSたった二機での攻撃には、あまり工夫もなく、補給が十分でない中で背水の陣という覚悟だったのか?
 戦闘だけ見れば、ミライさん大活躍の回。WBの背面飛行は、設定的には「うわぁー、やっちゃったよ富野さん」なんだそうだが(笑)、母艦の危機を救うウルトラCとしては必要と思われた演出なんだろう。コクピットのハッチだけを壊すガンダムとグフのチャンバラも演出の都合優先だ。もちろんグフのビームサーベルもカッコよいから、これでいいのだ(ザクとは違うのだよ 笑)。
 ドラマ的には、「お前もみんなと意見は同じなのか?」というブライトとの会話からWBの空気を読めば、ガンダムは必要だが我儘なアムロはもう不要だという感じのようで、これをリュウに聞くブライトは、実はアムロをかばう意見を聞きたいふうでもある。
 戻ってきたアムロに「チームワークを乱した罪」というのも罪状としては軽いし、アムロの言い分を「聞くわけにはいかんな」という言い方も、案外正直だ。ブライトは内心では自分が失敗した部分に気づいてるんだけど、それこそ冒頭でリュウが「その時のアムロ次第」と言ったように、アムロが毒づいて皆の怒りを買ってるんでは、どうにもならないというところか。
 アムロが「僕が一番上手くガンダムを使えるんだ」と言ってるのは客観的にその通りなんだが、間違ってるのは世の中のほうでも、折り合いをつけなくちゃ実力発揮もさせてもらえないのだ。うーむ・・・。

第20話 死闘!ホワイトベース (8/8)

 本当はオペレーターのオスカとマーカーがWBの最重要人物という話(笑)。←そんなに間違ってない。
 アムロの処罰に煮え切らないブライトの態度が気に入らず、今度はハヤトやカイが脱走。この段になってミライが「もともと、アムロをはずそうと言い出したのはブライト」と何気なく暴露するのは、リーダーをフォローするつもりだったんだろうが、未だアムロをあてにしていることをブライトは認めちゃう。
 ここでミライのことを「星回りがいい」と言ったり、指揮者としてアムロがいなくなった不安は絶大だったと漏らしたり、終盤でニュータイプについての描写が出てきたときになればナルホドというようなことをブライトが言ってるんですが、劇場版『哀・戦士』でもう少しそのへんを分かりやすく描写したら、何でかブーイングがありましたね。
 リュウがハヤトたちの説得にミライを同行しないのは、どうせ口で言っても分かんないから男の会話は拳ですることになるという決意があった?ここで少し不思議なのは、WBを降りた彼らは、それでもジオンと戦うつもりがあること。結局WBに戻るのは、誰一人欠けてもWBは守りきれないと、ここで彼らも痛感したのかなーと思います。(カイさんは後日、もう一度WBを降りようとしますけどね。)このへんの仲間意識と責任感というのは、私の世代でも少し首を傾げるところがあるので、今どき微妙な心性かも。
 ドムをピンはねされても愚痴も言わないランバ・ラルが「いくさバカ」と言われてる描写などを見れば、そういう微妙さは織り込み済みだとも思えますが。
 オスカとマーカーが寝坊してなくて、WBのMSが普通に稼動できる状況なら、ランバ・ラルの作戦はあそこまで上手くいったかどうか。ハヤトらの脱走は、アムロを独房から出す口実をブライトに与えたわけですけど、まあシナリオの妙味でもあります。セリフなしですが、アムロが戦士の自覚を取り戻していく描写が地味によい。
 ここでランバ・ラルの敗死に、アルテイシア姫との邂逅というエピソードを添えたのは、これもまさにシナリオの妙味と思います。ガンダムを降りたセイラさんが一直線に敵の占拠するサブブリッジに向かったのは、(毎度の事ながら)勇敢すぎる気もしますけどね(笑)。

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第21話 激闘は憎しみ深く (8/9)

 分かってるんだが何度観ても泣ける回。いくら手負いのホワイトベースとはいえ、ハモンたちラル隊生き残りの攻撃は、戦力的にまるきり特攻だ。先の攻撃での損傷もそうだが、白兵戦で乗員に少なからぬ被害が出たホワイトベースの人手不足が、つけいる隙としては最大だろう。
 この状況で、前回、不平を口にしていたハヤトさえ、アムロを再び独房に入れたブライトの処置をおかしいと思ってる。いないときには不安だったが、いざアムロが帰ってきてみれば、また自分の命令に逆らうんじゃないかとブライトが一人相撲を取っているのは、最初にアムロをガンダムから降ろそうとしたのが自分の失敗だったという、負い目を感じているからなんだろう。
 ブライトがなんと言おうがコアファイターでも戦果を挙げるし、カタパルトから射出したガンダムパーツとの空中合体という新パターンもこなすし、カーゴ特攻の意図も見抜くアムロの戦士としてのセンスは図抜けてる。「さすが、私が見込んだ坊やだけのことはある。」(笑)
 『さらば宇宙戦艦ヤマト』の記憶も生々しかったこの頃、“体当たり”というのをアニメで描くのはどうなのかという問いはあったと思う。この30年間に何度も折に触れて「他にやりようはなかったのか」と咀嚼しなおしてきた。が、悔しいかな見直せば見直すほど、弾を撃ちつくして補給中のガンキャノンをはじめ、ほんの一瞬の描写の積み上げで、あの瞬間にあれ以外の手段でホワイトベースを救うことはできなかったと改めて納得させられる。死ぬ気でかかってくる敵には、こちらも同じ覚悟で立ち向かうしかないが、リュウはその前から仲間たちのために生命を賭けて頑張っていたのが、つくづく泣ける。

第22話 マ・クベ包囲網を破れ (8/10)

 縁の下の力持ちだったリュウを亡くしたホワイトベース。最も心痛を覚えるのがリーダーたるブライトなのは話の筋なのだが、ここまで一貫して良きサブリーダーとして描かれてきたミライさんが、リーダー代行の醜態ぶりをさらすのが、容赦なく渋い。サブリーダー代行をそつなくこなすセイラさんが、彼女に手厳しいのがすげぇ。(前回「ジオンを倒すしかない、戦争が終わるしか。」と言ってたのには、彼女ならではの格別の意味があるんだが、それが具体的に分かるのは終盤ですものね。)
 わらわらと湧いて出てくるグフを見ていると、ランバ・ラルの貧しい戦いは何だったんだとほのかな怒りが頭をよぎる。それにしてもマ・クベの戦術は手が込みすぎだろーというのはあるんだが、お楽しみの入浴シーン、「D級消耗パーツ」云々、ブライトを介抱するミライに用件を切り出せないアムロなどなど、これでもかと味のある小芝居炸裂しまくりの作劇を見れば、これも製作陣のノリノリぶりを反映してるのかな、と思ったり。テレビシリーズは、こういう製作の波のような部分も含めて楽しんでみることができる。(演劇的なのかもしれない。)
 え、この状況で、まだオデッサデイの心配ですか、セイラさん!さすがシャアの妹。あんた、どんだけ気丈なの!(しかし「あと5日」と言ってたのは6話前のような気がしますが・・・。 笑)

第23話 マチルダ救出作戦 (8/11)

 物語はほぼ半ばの折り返し点を過ぎて、お約束の「パワーアップメカ」投入が今回の肝。いかにも玩具的外観のGファイターだが、こいつなら子どもに売れるかもという期待のおかげで、物語半ばでの打ち切りは免れたのかもしれんのだ、ありがたく思わねば!(笑)
 前回に引き続き、リーダー、サブリーダーをそれぞれ代行する女性二人の間には緊迫感があるんだが、ミライの優柔不断を前に、ついにセイラが独断でマチルダ隊救出を命令。
 憧れのマチルダさんのピンチに張りきりまくるアムロ。グフ+ドダイをコアファイターで落としちゃうって、凄いな。(まあ次回はドムの登場だから、グフもそろそろバーゲンセールか。)ガンペリーを「中割れ」とジオン兵が呼ぶのが渋いんだけど、敵前での空中換装を、今回は「やるしかないな!」とアムロが即決するのもマチルダさん補正(笑)。
 ミデア五番機は落ちても「かまうな!」なのに、四番機は「パワーアップメカ」を積んでるから見捨てないというマチルダさんの判断のクールさも際立つ。でもマチルダさん補正がここではマイナスに出て、焦ったアムロはグフに大苦戦。さあ絵に描いたようなピンチ!そこへパワーアップメカの登場だ!ベタだが盛り上がるぞ!(笑)
 「つくづく自分が情けなくなる」というミライに、「そんな事ないわ、よく辛抱したと思う」ってセイラさん、妙な褒め方をしてますが、「あなたにそう言ってもらえると嬉しいわ」ってのは、二人の間に生まれた信頼の現れなのかな。「おだてのセイラさん」は女同士には厳しいけど、頼りになるのだ。

第24話 迫撃!トリプル・ドム (8/12)

 「モビルアーマー」の登場とか、シャアの復活とか、物語の数歩先をにおわすキシリアの小芝居。いや、ノッてますねー、製作スタッフ!(笑)
 しかしガンダムは分かるとして、フラウの部屋のエアコンもまあ仕方ないとして、ホワイトベースのエンジン内部の修理まで手伝ってるアムロってのは、この頃からパイロットと技術屋を兼務してたんだな。戦闘中にもGアーマーのメリットデメリットを分析したり。マチルダさんと「物を作る」って会話をしてたときに一瞬、ハロを組み立ててる自分の姿(しかも、またしてもパンツ姿)を思い出してたのには笑いました。
 それと皮肉屋が役回りだったカイさんが、この数回は(まあ声優も古川登志夫さんだし)完全にコメディリリーフに。こういうキャラクターの多面性がドラマを深いものにしてるんですね。
 サブリーダー代理のセイラさんがGファイターのパイロットに指名されて、ちょっと動揺するミライさんや、その彼女を思いやって指揮を手控えるマチルダさんも、ナイスな小芝居。ミライさんが「少し、間に合わないかもしれない」と言った後、はっと息をのむ不思議なシーンがあるんですが、あれってマチルダの死を予感したんですかね。アムロの目から電光(火花?)が飛ぶのは、たぶんこの回から。(劇場版のように明示されていないだけで、ニュータイプ描写はこの辺から意図して仕込まれているわけです。)
 鳴り物入りで来たわりに“黒い三連星”こそ噂ほどではない(笑)んですが、アムロだけじゃなくカイもハヤトも(やられないだけでも)ラル隊との戦いを通じて腕を上げてたんでしょう。マチルダさんの最期そのものは、ややあっけなく描くのがむしろ無常感を高めてますね。
 そして(遅くなったり早くなったりしてたらしい)オデッサデイが、いよいよ発動。マチルダの死には触れず、ただホワイトベースの戦線復帰を喜ぶレビル将軍の姿が、戦争というものの無情さを物語ります。

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