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君は生き延びることができるか・・・ (最終話追記、ついに完走しました!) 

[2009/08/31] | 感想系 | トラックバック(2) | コメント(14) | TOP ▲

つわものどもがゆめのあと
(ブログパーツ跡地)

  • データの読み込みが終わって再生ボタンが表示されたら、それを押すと再生がはじまります。
  • バンダイチャンネルが7/20~8/31(また見事に学校の夏休み期間だね)限定で、一日一話ずつ、テレビ版『機動戦士ガンダム』全43話を放映するという、粋な試みです。
  • ブログパーツの動作には最新のAdobe Flash Playerがいるらしいです。映らない人はゴメンなさい。

 ニュースで読んでから、どんなものなんだろうと思っていましたけど、毎日、元祖『機動戦士ガンダム』をみるというのはやっぱり素敵なことのような気がするので、ブログパーツを貼り付けてみることにします。
 自分のブログは毎日見ますから、これなら見忘れることはないでしょう・・・。

 ここにはライブ感覚で直近の何話分かを書いておくことにして、それ以前のものは随時バックナンバーに送っていこうと思います。メモ程度のつもりがだんだん長くなるんで、困ったなーと思ってますが(笑)。
 考えてみれば一日一話ずつ咀嚼しなおす機会というのは、そうそうあるものじゃなく、30年見てきて疑問だったことが少し分かった気がするようなことも少なくなく。月並みですが、『機動戦士ガンダム』は奥が深い(笑)。“テレビアニメ”というのは、本来こういう風に見るべきものなのかもしれないですね。

第1話~第8話 第9話~第16話 第17話~第24話 第25話~第32話 第33話~第40話

第41話 光る宇宙 (8/29)

 劇場版の『めぐりあい宇宙』では大幅に手直しされてるわけだけど、これはこれでいい表現なのにな、と思わなくもない。ガルマの遺影に語りかけるデギンは、ギレンの言うように老いてもうろくしていたのだろうか。和平のタイミングの問題ではなく、自分ごとギレンが撃つ可能性を考えなかった点で。
 ここでシャアと「手打ち」をしておかねば、むしろ危ういと考えたキシリアは(結果的には)甘かったのか。「打倒ザビ家以上のこと」をともに考えられる相手と判断したわけだが、それは連邦に勝てることが前提だ。「手の震えが止まりません」とか言ってるのは口だけなのは、お互い承知という感じでもある。
 こうしたニュータイプの発生を政局の問題として捉える人たちと、まさに自分たち自身の問題と捉えるホワイトベースクルーの対比はきれいだ。「ララァの命令に従う」と言いながら、ノーマルスーツを着ないシャア。ミライもまたニュータイプだと今さら気づくブライト。
 ララァはアムロの中に「家族もふるさともない」のに何故戦えるのかと酷く問う。ここまで私たちはそれをしっかりと見てきましたから動揺せずにはいられません。でもララァも根無し草は同様で、ただシャアを守るために戦っている。それだけのことより、このニュータイプ同士の交感のほうが大切ではと問うアムロにララァも同意しかけている。
 名前もミライだが、マチルダさんのときといい、彼女の先読みはアムロ以上だ。「アムロ!いけないわ」はこの交感に対する否定ではなく、直後の悲劇を予感したと観るべきだろう。
 嫉妬に突き動かされて妹の存在さえ気づかないシャアは見苦しい。末期の瞬間の交感が「人はいつか時間さえ支配することができる」というビジョンを見せるのは凄い。小説版のアムロの死のほうがアクチュアルだけど、こっちは哲学的だ。
 だがソーラ・レイを拙速に放つギレンの判断に不審を抱けるのはキシリアであって、ニュータイプとはいえアムロは叫ぶしかない。「人の革新」というパラダイムシフトが起こるときに生じる多様な確執の想定が、このようにシビアな人間ドラマの積み重ねであることには驚くより他ないのではないかと思います。

第42話 宇宙要塞ア・バオア・クー (8/30)

 ソーラ・レイの猛威、レビル将軍を失った連邦軍の混乱、勝ち誇るかのようなギレンの演説(「あえて言おう、カスであると」)、そしてこちらはソーラ・システムが使えないらしいと釘を刺しておいて、勝算のないままア・バオア・クー攻略戦になだれ込んでいく描写のテンポの良さ。(話数短縮の影響もあったんですかね?)
 ニュータイプのカンによれば「作戦はうまく行きます」とウソをついたくせに、「フラウ・ボゥ、どんなことがあってもあきらめちゃいけないよ」と言ってるアムロ。ハヤトはそのアムロの視線を気にもせずにフラウと話し込んでますねぇ、何、この自信は?そして子供たちとカイがアムロの傷口に塩を塗る。・・・ああ、そうか。「いやらしい笑いかた」ってのは、つまりそういうことか。うわぁ、たまらんなぁ。
 ギレンがキシリアはシャアに「こだわり過ぎる」とこぼしたのは、もしやギレンもシャアの出自を知ってたりしたんだろうか。デギンの謀殺を「では、そういうことだ」とさらっと流すのは、計算高い妹には自分の考えは通じるはずだという思い込みがある。空母ドロスの艦隊が破られたのがア・バオア・クー陥落の天王山だった感じだけど、キシリアの行動を抜きにしても、そもそもギレンやキシリアの作戦指揮は的確だったのかなぁ。デギンの件はキシリアにとって政敵抹殺の口実になってるが、何もこのタイミングじゃなく「すべては連邦を倒してからのこと」でもよかったはず。やはり感情ですね。
 アムロは「本当の敵はあの中にいる、シャアじゃない」とア・バオア・クーに取り付くほうを優先しているけど、シャアのジオングはガンダムだけにこだわり過ぎているように見える。今ごろ気づきましたが、アムロが「何故出て来る!」と言った学徒兵は、ジオングの放ったビームでやられてたんですねぇ。「しかし、私もニュータイプのはずだ」という焦りの根拠は、自分がジオン・ダイクンの息子だから?

第43話 脱出 (8/31)

 この局面に至るとアムロのほうがシャアを追い込んでいて、ザビ家を倒さねばと思い始めてはいるのだが、油断すると付け狙われるからシャアと戦い続けているようです。無論シャアはザビ家打倒の邪魔をしたいのではなく、「今、君のようなニュータイプは危険すぎる」ので、「最強の兵」アムロを殺したがっているだけ。妹を仲介者に、たった今まで殺そうとしていた相手にいきなり「同志になれ」と言い出すなどは、場当たり的ですらあります。キシリアが脱出を図っているのを知ると「ザビ家の人間はやはり許せぬ」と急に言い出すシャアは、結局、反地球連邦の力を自分を中心にまとめたかっただけなのかもしれませんね。
 「殺しあうのがニュータイプじゃないでしょ」というララァの思念は、シャアにはニュータイプが一貫して「強力な武器」としか認識できないことへの明確な反駁です。そしてアムロの洞察力の拡大は、あるべきニュータイプの姿を示している。(そんな中でも『僕の好きなフラウ』と呼びかけているのは、マジ泣ける。)
 「ジオンの忘れ形見のセイラ」というブライトのセリフにカイさんがきょとんとしてましたが、「人がそんなに便利になれるわけ、ない」と彼女があきらめた、その瞬間に、(これまで演出の潤滑油でしかなかった)子どもたちが物語すべてを救う奇跡を現出する!いくつもの流れが一点に結びついて、分かってるのに、感動して涙がこみ上げるのを止められません。
 それと、アムロが最後に「まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない」というのは、実は『星の鼓動は愛』ラストでカミーユが見せたファ・ユイリィとの抱擁と同じなのかもしれないことに気づきました。アムロが半壊したガンダムにたどり着けたのも、(「ラ・ラ・・・」という効果音のみで示されていますが)ララァの遺志に導かれてのことでした。「いつでも遊べる」精神を仮に手にしたとしても、生命は大切。そんなの「決まってるでしょ」。
 ニュータイプ論の行き着くところとして「生命を持たない意識体としての存在としてはあるかもしれないが、そういう自分を想像したくない。リアルに女性に触れたいわけだ(笑)」ということは、本当は第一作で見通されていたのに、ずいぶん遠回りをして出発点へ帰ってきたものです。そういう意味でも“ファーストガンダム”は、何も付け足す必要のない傑作でした。一日一話ずつこの名作をじっくりと堪能できた、30周年のこの夏は、本当にいい夏でした。

おまけ

 テレビ版全43話の感想メモの一覧を作ったことがなかったんで、いい機会だしここにまとめておきます。

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コメント

> フックって海賊?

アムロが意外に男の子っぽかったのは、僕も感じました。うじうじした主人公の元祖かと思っていましたが、一説には当時まだアムロの性格設定が脚本家の間で統一されていなかったということですが、どうなんでしょう?
ところでこのファーストですが、音声も演出もそのままで絵だけ全部安彦画伯の絵でリメイクする訳にはいかないですかね~

>

16ミリ映画を撮っている友人も使っていたのですが、フックって何ですか?映画用語でググっても出てこないんです。

> 安彦絵

この序盤はフラウ・ボゥが色っぽいですね。(不動のメインヒロインのポジションにいたはずが…。w)
フックは、私は「ネタの仕込み」みたいな感じで使ってます。本当はたぶん文芸用語かなんかで事件のきっかけとか、そういう意味なんじゃないでしょうか。(よく分かんないけど使いたくなる…ごめんなさい。)

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> 懲りずに……

日記は毎日楽しく(時に頷きながら)拝読させてもらっております(^^)
さて今回、また懲りずに動画をアップしてみました。今度は如何でしょう?

> ふふふ(笑)

なるほど。演技も絵のチョイスも格段にレベルアップしましたね!
アイキャッチの入り方に一番吹きましたv-392

> ありがとうございました。

ご視聴、ありがとうございました。マチルダ役の声優さんは逸材だと思っています。

> ご苦労さまでした

気がつけば、もう43話ものレビューを書きましたな。おっしゃるとおり、新訳Zは究極な結論と監督は言ってましたが、そんな結論はすでにガンダムにある、と。

> フラウ・ボウのあの台詞

ガンダムマラソンお疲れ様でした。
時に、Zで幽閉中のアムロを訪ねたフラウが、アムロに「まだセイラさんが忘れられないんでしょう?」と問いつめるシーンがあります。1stを見返してみて、アムロがセイラさんに色目一つ使っていないことに気が付きました(むしろ年上好み?)。
これはどう解釈すればいいのでしょうか。小説版とか、そういう外伝を正篇に組み入れてしまったのでしょうか。

> セイラさんとアムロ(笑)

フラウ・ボゥにしてみれば、アムロはニュータイプe-16だから自分とは違う、・・・と距離を置いたわけです。それでいて自分はハヤトとよろしくやってるわけですから、ちょっとは後ろめたいものもある。

「アムロにもお似合いの女性がいればいいのに・・・そうだわ、セイラさんはどう?それがいいわよ、(彼女もニュータイプだし、)お似合いよ!v-238

・・・というような、フラウの勝手な善意の押し付けがあったのだろうという想像を、あの台詞に関して私は持っています。まあ、キャスバル兄さんも、妹につりあう相手はニュータイプのはずだろうと勝手に思い込んでたりしましたね。

1年戦争のあとで本当にアムロがセイラさんにアタックしたかどうかは、それとは別に、興味深いところです。受け止めてくれる女性がいれば、アムロもあんなにララァを引きずらなくてすんだんじゃないか。・・・でもセイラさんはなるべく過去を断ち切って自立したかったのだろうな、とか。(兄よりかっこよくなきゃダメとか、フラウ・ボゥに袖にされたから私だなんて許せんとか・・・いろいろありそうですが、w)

このへんには「正解」なんてなくて、(ガンダムには多く設けられている)想像をめぐらせるための隙間のひとつじゃないかと思っています。
ただ、Gファイターとガンダムでコンビを組んでいた二人は、いい戦友だったんだろうな、と。そういうくすぐったいところもガンダムの魅力だな、と思います。

> 想像をめぐらせるための隙間

なるほど、納得です。
たしかにアムロが好きな(釣り合う)のは、ララアじゃなくてマチルダじゃなくて同じニュータイプのセイラ! と脳内で勝手に結びつけてしまったフラウ。というのはありそうですね。

関係ないですが、スパイじみたことをしているカイ(歳を取ったらカイのスタンスに非常に共感できるようになりました)は分かるんですが、世捨て人みたいに生きているセイラはちょっとロマンスが足りないですね。中の人事情もあるのでしょうけど。

> 戦後のセイラさん

半ば拘束されているアムロの描写でもそうですけど、これだけ戦争によって傷つけられた人たちであれば、戦争から距離をおきたいと願うのが自然だと思うんですよ。
まあ『Zガンダム』は当初構想からどんどんずれて行ってしまった作品なので、もっと違うセイラさんの物語への関与の仕方というのは、物語作者的にはあり得たかもしれないなーとは思います。

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土日こそ、1週間でたまった家事、プライベートワーク、身体や人間関係のメンテナンスや修理のために、忙しい。 うーん。 午前中は病院へ。まあ、多少治るだろ。あとは寝るために、プライベートワークをオミットするように関係者に連絡したい。 てなわけで、周りのガノタの

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