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『キャシャーンSins』 最終回直前の話など あれやこれ w 

[2009/03/26] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(6) | TOP ▲

 何とか生きております。毎日は更新できないので、近況を簡単に書いておくと、・・・ともかく疲れ果てています。とりあえず、最近はそんな感じ。(笑)

 いくつか、ようやくフォローだけしていた現在進行形のアニメもやがて最終回を迎えるシーズンですけど、何ていうか言葉を失ってしまうものが多くて。特に『鉄のラインバレル』の最後何話かにはビックリしちゃいました。あれは私の脳内ではある意味、“大リーグボール三号”だったと私は思います。(分かるかなー?)そのぐらいしか言葉が出てきません。

映像の原則―ビギナーからプロまでのコンテ主義 (キネ旬ムック)

 一日に、ほんの何ページかずつ(へたをすれば1ページ以下の日もありますが)富野由悠季『映像の原則』を読み、ネット配信のアニメを流れてしまう前に見て、最低限の巡回をしたら、もうまぶたがくっついてきちゃうんですよね・・・。
 ああ、そういえば今年、今まで生きてきてはじめて“花粉症”というものになりました。正直、なってみるまでは「たかが花粉のアレルギーで何を大げさな・・・」と思っていましたよ。なってみて、はじめて分かる。うーん、シャレにならんツラいもんですねー。w

 ってなことで、『キャシャーンSins』は16話までの感想をメモしてありましたか。

 これ、『キャシャーンSins』の製作現場の話がけっこう載っていて興味深かったです。「その2」を読むと、“貞子”出現でビックリ(笑)した第18話「生きた時これからの時間」は、第6話「運命との再会」と第7話「高い塔の女」の間に入るエピソードとして当初考えられていたみたいですね。前半の一話完結っぽい感じがありましたから、何となく納得です。
 リューズの気持ちの変化具合を考えると、たしかに今の位置に来たほうがしっくりしているんですけど、後半はストーリーをぐいぐい進めていっていましたから、シリーズ構成としてはここでブツッと流れを断ち切られた感じは違和感ありありでした。アニメーション的に変わった表現を試みたことよりも、そっちが実は強かったのは、どうも「理由あり」の製作事情だったせいのようですね。

 しかし、作画がどうのこうのでネット界隈が賑やかだった『鉄腕バーディ』の例の回も見ましたけど、個人的には「あれぐらいどうだって言うんだ?」って感じでした。やっぱり(私は読んだことがありませんが)コミック原作があるとキャラクターの表現についての感じ方も窮屈になるんですかね。あの作品は普通に流して見ていますけど、ごく普通に面白いです。
 それでも野心的なアニメーションということでは『Sins』のほうが興味深かったと思いますが、私の低いアンテナ感度では、こっちについては大して感想も目にしなかったので、ちょっと残念。人気イマイチなんでしょうか、『キャシャーンSins』は。

 『バーディ』でも、今回の映像的な表現が成功しているかどうかと、そうした試みを入れてくることの是非は分けて考えるべきだという冷静な意見がありましたね。当然、賛成です。
 で、あっちのほうは、ある程度は意識して見てたんですけど、ビックリして騒ぐほど表現として浮いてる気はしなかったんですよ。過大に評価もしないけど、非難する気持ちは全然分からない。
 一方の『Sins』の“貞子”ですけど、前半の第7話であの映像を見ていたら面白かっただろうなと思います。後半のあの位置で見てしまったので、浮いてしまったなぁと感じざるを得なかった。
 ただ作品全体として、後半の展開では大事なテーマをセリフでしゃべりすぎるのかなぁという印象が強くあるので、浮いた感じの第18話を失敗というべきなのかどうなのか、そこの判断が微妙な感じです。前半はほら、映像全体でぶわっと押してくる感じがあって、言葉にはならないものがぐっと伝わってくるっていう、(安っぽくいうとアートアニメーション的な)あの感じが「スゲェ!」って思っていたので、もちろんエンターテイメントとして後半に入ってくれば物語は締めなきゃいけないっていうのは分かっちゃいるんですけど、やっぱり製作状況がかなり押しちゃったんですかねぇ。

 最近のテレビアニメのオンエアなんて、DVDを売るためのプロモーションのようなものだなんて話もありましたけど、スケジュールに押されてやりたかったことがやれなかったんなら、それは残念なことかもしれません。もちろん、キャシャーンとリューズとリンゴが擬似家族だね、なんて視点をグダちんさんから教えてもらったりすると、「そうか、なるほどなぁー」と思ったりもするんで、セリフで全部を語りつくしているわけじゃあない部分は面白いと思いますし、最終回がどうなるのかには、けっこう期待しています。
 「そうか、ルナをそういうふうに扱うんだなー」というようなところで、物語としても面白かったと思うんですけど、最後はどう締めくくるんでしょうか。

 『映像の原則』を読んでいると、“映像表現をみせるために最低限必要な物語性”というようなことを富野監督が書いているあたりも非常に興味深いものがありました。ここでの映像表現というのは、もちろんキレイな作画がどうのこうのなんていう話ではなくて、もっと絵コンテ的な映像力学のダイナミズムの話なんですけど、それがあざとく観客の意識の表層にのぼるようではイマイチなんで。意識しない間にドドドッとやられている部分が、実は肝心の所だっていうのは「スゲー!なるほどなぁ」と感心することしきりです。

 GyaOで夢中になって見ている出崎監督の『あしたのジョー 2』についてとか、そんな話をまだまだしたいんですけど、今夜はこのへんで力尽きておくことにします。(笑)

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[tag] キャシャーンSins fc2ファビコン 鉄のラインバレル fc2ファビコン 日常雑記 fc2ファビコン

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コメント

> デジモン映画

>ここでの映像表現というのは、もちろんキレイな作画がどうのこうのなんていう話ではなくて、もっと絵コンテ的な映像力学のダイナミズムの話なんですけど、それがあざとく観客の意識の表層にのぼるようではイマイチなんで。

とは、宮崎駿監督の言葉:

アニメーションを見にくるときに、だれが監督をやったとか、だれが原画を描いたかなんて、本当はどうでもいい。

と通底していましょう。観客に作為を意識されてはフィクション(小説、映画、アニメなど)の負けなのですね。

『キャシャーンSins』に感化されて、山内馬越コンビのデジモン映画を見ようとDVDを探してきました。感想をブログで書ければよいのですが。

> お疲れ様です

エントリー(記事)の中身とはあまり関係ないのですが
RSSリーダーで拝見した最初の文章があまりに感じ入りましたのでお返事を

ここ暫く拝見しておりませんでしたが
実は昨年末から周辺環境ががらりと変わりまして
それに関わる忙しさで他のことがあまりできなかったという感じです。

例えて言うなら
本州の北の方から西の端まで引っ越しした、とそんな感じです。
そのままです、例えてないですね。

実は荷物の受け取りがまだなので
過去形にしてはいけないのですが

というわけで私も疲れきっております。

ーー
「映像の原則」は興味深い本ですよね。
∀の劇場版公開の頃に映画館で購入したような記憶がありますが、
これをテキストとしている映像関連の学校というのは本当にあるのかしらん?
という関心がありますね(あるかな、とは思います)

> 映像の原則

横レスですけど
>>のりのりさん
富野監督が非常勤講師で、杉井ギサブロー監督が常勤教授(通年授業を何個ももってらっしゃる!)を務めている京都精華大学の図書館と購買部では、テキストコーナーに置いて在りましたよ。
実際に使っているかどうかは知りませんけど。

> なんだか最近

「ちょっと作画が乱れると作画崩壊って騒ぐ」のが流行になってる様なんですよ。ほんとはアニメーションなんて「キャラの絵」もさることながら「動画(モーション)」の部分も大事なんですけどね。

どうもそういう「本来のアニメーションのクォリティ」の様なものはあまり最近のファンには好まれないみたいで。
私の様な世代ですと「金田パース」なんかがあったりしたので、バーディ7話なんてのは「普通のアクション表現」の範疇なんですが。

> 映像の教科書は洋書ばかり

映像の教科書はたくさん出版されています。しかし多くはアメリカの出版社からでています。Amazonで"film editing"や"storyboard"を検索するとたくさんヒットしますよ。

> 観客に作為を意識されてはフィクション(小説、映画、アニメなど)の負け

『映像の原則』にはそういうことが多く書かれていますね。(というより「それ以前」に達成されているべきことを、より多く含んでいる気がしますけど・・・。)
この本は、どの作品のプロモーションからも無縁なので、「観客」向けを意図した物言いからはいつになくすっかりと離れているところで、スパッと切れ味が良くて小気味いいです。
基本的には技術書で、そして私は別に作り手でも何でもないのに、読んでいるとなぜか元気が出ます。w

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