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『キャシャーンSins』 第1話~第12話 一挙視聴の感想 (中)
[2009/01/04] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲
『キャシャーンSins』第1話~第12話(GyaO、1/9正午まで)一挙視聴感想の続きです。
「僕が生き続ける理由はあるのか?」
「生きること、戦うことに理由はあるの?」
「それじゃ、本当に死ねないね。かわいそう」
「良かったね。これで滅びることができる」
「あれ?・・・あれ?・・・何で?」
「お兄さん、死なないで」
「ソフィータは、サーベルの間合いでしか誰かに近づいたことがないから。サーベルを合わせることでしか、気持ちを伝えることができないから」
「死ねないことを哀しまないで。生きて、また会えることを楽しみにして」
- “滅びの天使”ソフィータもまた、傷つけ合いながらでないと他の人とは関われない人間のジレンマを象徴する普遍性を持ったキャラクターでした。
- キャシャーンのためにその生命を奪おうとした彼女。「あれ?・・・あれ?・・・何で?」「死なないで」という、その瞬間の心の動き。「滅んでいく世の中で、生き続けている生命を、ひとつ知った。」
「何故、あなたは私を殺めたいのですか」
「お前の存在を、邪魔と思うものの命にて」
「そこにあなたの意思はないのですか」
「ない」
「何故いつも、こうなんだ」
「それはお前がキャシャーンだからだ」
- 油断のならないアーバンタイトル。「意思」の不在を問うルナ。
- のっけから落涙して、ガクッとくずおれる主人公!フレンダーさえも去る。これ、何ていう作品!!
- リューズの語るキャシャーンの犯した“罪”。自分を殺してくれと彼女の前に身を投げ出すキャシャーン。しかし、死ねない・・・ばかりか。自己防衛がプログラミングされているのか、逆にリューズを殺めてしまいそうになる。「ダメ、とてもかなわない・・・」という瞬間に、キャシャーンのジャンプを見て「キレイ・・・」というリューズが印象に残ります。一部始終を見守っていたフレンダーも・・・。
「この力があれば、すべてを支配することができる」
「お前の生命とひきかえに、この世は救われるのだ、キャシャーン!!」
「キャシャーンが死ねば、僕たち助かるの?」
「助けて」「助けて」「助けて」・・・
「それが分かれば、僕は死ねる。ルナを殺した罪を償える」
「噂じゃ、ルナも不死身だったんだそうだ。殺しても死なない相手を殺したんだ。その呪いを受けたのかもしれんな」
「あてなどない。だけど知りたいんだ。ルナが何ものなのか。僕自身が何ものなのか」
- キャシャーンの“白”に対し、“黒”に身を包んだ謎の男デュオ。・・・はともかく(笑)。何故そこで何度もオージへ向くのかというカメラワーク。何を知ってるんだ、あんたは!
- “ロボット=永遠の生命”というのは古くからあるモチーフだけど。科学万能を信じる近代の行き着く先はそこか。ならば「すべての生命を奪うために作られた」キャシャーンとは?
- キャシャーンの危地を救うリューズが嬉しい。「勝手に死ぬな。」
- どうでもいいが、キャシャーンやデュオやレダのヘルメット(?)ってどうなっているんだろ?(笑)
「何もせずに、ただ朽ちていくのはイヤ。イヤなんです」
「鐘が鳴り響けば、皆、この世界もまだ美しいものがあるって気づくかもしれないでしょ?」
「この世界を、美しいと言うものと、初めて出会った」
「もう何も作らねえでいいんだよ!」
「響いたのは、この世界で何かを作ろうと思う、君の心かもしれない」
「もう、鐘は要らない。心の中で鳴らせるから。リンゴーン、リンゴーン・・・」
- 「滅びの天使」なんかでもそうでしたけど、このエピソードだけを独立した短編アニメーションと見ても十分に見れそうな、ヨーロッパ・アニメーション的なテイストの佳作でした。
- リンゴとオージが塔の上に招かれたとき、行っちゃダメだって、もの凄くドキドキしました。「もう、鐘は要らない。心の中で鳴らせるから。」・・・嗚呼!!
「あなたは、殺すために生まれてきたのですか?」
「この世に、意味のないものなんてない。それを見出すのは本人次第。あなたもいつか、戦う意味がきっと見つかるわ」
「もがきながら、あいつは戦っている」
- 地平線を埋め尽くすような敵に単身突っ込んでいくキャシャーンの姿に、昔の『新造人間キャシャーン』を想起して嬉しくなってるのも私ぐらいかなぁ。(笑)
- 昔の第9話「戦火に響け協奏曲」では捨て身の必殺技“超破壊光線”が出たわけですけど、ここでは敵にグサグサと串刺しにされながら戦い続けるキャシャーンの姿が痛々しい。正面から泣かせに来てるんですけど、それがいやらしくない。
- 希望の歌姫ジャニスと、破壊神キャシャーンの道行きを、リューズは「まるで矛と盾」と。文字通りの矛盾・・・がいいんです!。「その歌は、はかなく力強かった。」
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