スポンサーサイト 

[--/--/--] | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | TOP ▲

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

機動戦士ガンダム MSイグルー 『一年戦争秘録』&『黙示録0079』 

[2009/01/02] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(1) | TOP ▲

 GyaOの年末の告知が少し分かりにくくて、最初の一話をだけやるのかと思っていたら、あれよあれよと『MSイグルー』の『一年戦争秘録』の3話と『黙示録0079』の3話を見てしまいました。何のことはない、さすがお正月の大盤振る舞いでした。(笑)
 富野監督の作品ではない『ガンダム』には辛口なのがこのブログの基本スタンス(笑)で、しかも私の嫌いなオールCGですから、全然期待しないで見たんですけど、これが意外と面白かったですよ。1/8正午まで公開中です。

機動戦士ガンダム MSイグルー-1年戦争秘録- 1 大蛇はルウムに消えた [DVD] 機動戦士ガンダム MSイグルー-1年戦争秘録- 2 遠吠えは落日に染まった [DVD] 機動戦士ガンダム MSイグルー-1年戦争秘録- 3 軌道上に幻影は疾る [DVD] 機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079 ジャブロー上空に海原を見た 1 [DVD] 機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079 光芒の峠を越えろ 2 [DVD] 機動戦士ガンダム MSイグルー -黙示録0079- 3 雷鳴に魂は還る [DVD]

 今西隆志監督というと、『0083』の印象が強くて、しかもまたジオン側の視点から作られた作品ってことで、毎度ミリタリーオタクの喜びそうな題材だなぁと、ちょっと半身に構えながら見始めました。
 そもそもアニメ産業そのものがスキマ商売だと言われてる中で、ガンダムのまるきり外伝ものなどというのは、ファン側が二次創作として作るのであればいざ知らず、サンライズ本体がやるなどというのは、どうにもこうにも志が低いんじゃないかと。
 ・・・そのぐらい反感をひそかに抱きながら見始めてみて、案の定、思い切りドイツっぽい感じで描かれているジオン軍の描写なんかを見れば「あーあ」という気持ちもありました。(目いっぱい白人キャラクターだったのは、海外でのセールスでも考えているんだろうか?)
 でも物語とすれば、実に思い切りよく松本零士の『戦場まんがシリーズ』へのオマージュ全開という感じで、『0083』みたいな半端さなしのストレートさがかえって潔い感じで、「これはこれで作品としてあり」かなぁと思った次第。
 今西監督は『ザ・コクピット』のOVAの監督なんかもしたことがあるんですね。すっかり変な人キャラとして定着しちゃったので今どき少し恥ずかしいカミングアウトになりますが、昔(小中学生の頃?)の松本零士ファンとしては、実は『銀河鉄道999』より、『宇宙戦艦ヤマト』より、『戦場まんがシリーズ』が最高傑作(これに対抗できるのは『インセクト』シリーズぐらい)だと思ってたりします。

 恥ずかしい恥ずかしいと言いながら、今まで何回もカミングアウトしてきているので、何を今さら(笑)ということで、そのへんは割愛しますが。
 戦争の主局面から置いてけぼりを食ったところにいる男たちの話っていうのが、あまり美化されすぎずにむなしいものはむなしいままで描写されているのが味があります。その“意地を通して死んでいく男たち”を、クールになり切れない技術屋の視点から見つめているのが、このささやかな物語のいいところでしょう。

 3DCGについて言えば、この作品はメカに比重を置いているんだろうと思いました。CGで描くメカを基準にして、そこから映像表現として浮かないものとして人間もCGで描いてみました、というような。メカ戦については、これはこれで無機的な感じでよかったような気がします。(爆発をあんなに色とりどりきれいにしなければ、もっとクールな感じでよかったと思います。)
 一方、人間についてはCGで描いたキャラクターがする芝居っていうのは、(見慣れないばかりではなくて、)正直まだまだ芝居にはならないなぁと。かえって何ていうか、2Dのアニメ絵っていうものは、制約も多い中で豊かな芝居の表現力をものにしているんだなぁと、逆説的に実感したりもしました。
 まあ仮に3DCGの人間が(芝居のできる)キャラクターとして見えてきてしまうと、メカのほうもキャラクターとして、無機的(ドキュメント調?)な動きばかりでいいのかどうかはよく分かりません。2Dと3Dの組み合わせのバランスは、今まで見た中では個人的に『スカイ・クロラ』より『FLAG』あたりのほうが面白かった気がしますが、オール3DCGというのは、むしろ既存のアニメとは隔絶した場所で、もっと表現として練られてこないと“見られる芝居”にまでは至らないんじゃないかという印象でした。

 我が家はアニマックスとか見られない環境なので、『機動戦士ガンダム』一挙放送も残念ながらお預けなんですが、軽い気持ちで見てみたわりには、思ったよりストーリーが吹っ切れていて好印象だった『MSイグルー』でした。こんな外伝が成立できるぐらいに世界観がしっかりとあって、しかも程よい感じで想像の余地がある『ガンダム』という作品が素晴らしいということでもあるんだと思います。
 サンライズで映像化されたものは公式になるとかならないとか、うるさいことを言い出すと邪魔くさいんですけど、『0083』よりも、そういう意味でも控えめなところが、好印象だったような気もします。今回のように無料で見るチャンスには見といて損はないんじゃないか、程度にオススメしておきます。

関連記事

コメント

> ガンダムの魅力って

人によって様々でしょうが、ファーストを当時リアルタイムで見ていたボクやボクの知人達の多くが、MSで言えば主人公メカのガンダムよりジオン系MSに、キャラで言えばスレッガーやランバラル、ドズルなど、味のあるおっさんキャラに魅力を感じていました。世間がどうかはわかりませんので少数意見かもしれませんが、ガンダムの新たなTVシリーズが制作される度にボクや知人が好きな味が薄れていき、それはそれで楽しめますが、好きな味とはどんどん違う味付けになっていくのが哀しくもありました。もちろんMSやキャラが魅力の全てではありませんが。
ボクも戦場マンガシリーズは大好きで、ガンダムと言えば戦争アニメ?ですし、外伝的な話も多く制作されているので、なぜそういう作品がないのか?ずっと疑問でした。
イグルーを初めて見たとき、やっとこういう作品も出てきたか?と、ホント随分待った感じでした。
フルCGは善し悪しありますね。
ガンダムって、TVシリーズでは無理でしょうが、ガンダムや美少年をメインにしなくても(出さなくても)、ガンダム(という世界)を描けるだけの世界観が構築されていると思うんですよ。もっとこれからも頑張って欲しいです。
とか言いながら現在イグルーの新しいシリーズが始まって1月に2巻目が発売しますよね?1巻目を見た限り、CGのクオリティは上がっているし内容的にもボクは嫌いじゃないですが、どう展開していくのか?ちょっと心配に感じる部分があります。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://zmock022.blog19.fc2.com/tb.php/1404-4049f401

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。