『機動戦士Zガンダム』 第17話「ホンコン・シティ」/第18話「とらわれたミライ」
[2008/12/30] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲
年の瀬もだいぶ押し迫ってきました。今日は風呂場の大掃除を始めたら、半日がかりでやってしまいました。掃除はそもそも苦手なんですが、昔から、やりだすと凝り性になってしまう癖があります。バランス感覚が悪いんですね。そんなわけで、こんな年末どん詰まりになって、まだ『Zガンダム』の感想ってなことです。(笑)
ヒッコリーでクワトロとカツを宇宙へ打ち上げたアウドムラは、あっさりと太平洋を横断。“戦争マニア”(・・・)のシャアが身辺から離れ、カミーユの成長する環境も少しはいい感じになるかと期待したのですが。・・・そうでした。ベルトーチカさんの「屈託のなさ」は曲者なのでした。(笑)
でも彼女の言い方さえあんなふうでなかったら、たしかに往年の英雄であるアムロにガンダムのマークIIを使わせてやろうという考え方はあったかも。まったく女ってやつは・・・っていうか。キャラクターとして面白いですね、ベルトーチカ・イルマ。
そんなアウドムラを追撃し続けているスードリには、日本のムラサメ研究所からサイコガンダムが到着。フォウ・ムラサメ登場なんですが、相変わらず強化人間はヤバいなぁ。ヤバすぎる。・・・そんなどさくさに紛れて、こんなところで“シャトル用ブースター”なんて伏線が引かれていたんですね。ふむふむ。
ホンコンでアウドムラの到着を迎えたルオー商会。ステファニーさんっていうのも、面白いキャラクターだなぁ。アムロに「軍人らしくないのね。だからカラバなのね」っていうのはニュータイプ的な洞察ではなくて、人間を見る目が鍛えられているって感じでしょうか。
一方で、ここで偶然邂逅したミライさんに夫婦の話を聞かされて、何故か苛立つベルトーチカは、カンの鋭い子ではあるけれど、やっぱり人としては練れていないってことなんでしょう。
ホンコンの市外の真ん中で暴れだすサイコガンダムを迎え撃つガンダムマークIIですが、フォウとニュータイプ的に感応してしまったカミーユを、すかさずアムロが気遣うのはさすがって感じです。
「重力というやつは、本当に人間の心を地の底へ引き込む力があるようだ」
「そうでしょうか」
「そうさ」
「でも、魂を産んでくれたのも地球ではないんですか」
「ああ、そうも考えられるな」
新旧二人の主人公の会話が(ニュータイプしてますけど)深いです。この“地球の重力”というものについて、富野監督はこの頃から悩んでいたのかなぁと。だからアムロは宇宙へ行けないのかもしれないですね。
アムロたちに出会ってしまったことがミライさんに災いを呼び込んでしまうんですが。自分がニュータイプ的な感応をした相手を確かめにやってきたフォウとカミーユの会話が、これがまた面白い。
「カミーユか、優しい名前ね」
「アハハハハ、自分の名前、嫌いなのね」
「本当は人を探していたんだ。私を知ってくれている人」
アムロとベルトーチカのことを「傷を舐めあうような男と女なんて」って言ってしまいながら、その二人もこういう会話をしている。やっぱり若いんだなぁ。
大人っていうのはベン・ウッダーみたいな俗物ぶりをさらけ出しもして、たしかに嫌なものなんだけど、でも一方でカミーユは(一見クールそのものに見える)ステファニー・ルオーに不思議な優しさを感じ取ったりもしていて、分かりにくいともいえるし、味わい深いともいえます。
18話でのカミーユは、実に主人公らしい大活躍で、成長したなーと思わせます。(こんなに頼り甲斐があったのって、この作品はじまって以来じゃなかろうか。)
アムロまで「僕よりずっと見込みがある」とか言ってるし。(アムロの水泳もなかなかのものでしたよ。)
で、たまにはいい感じで終了・・・でもよさそうなところで、「あなたがいけないのよ!」とミライを責めるベルトーチカ。あーあ。さすがは『Zガンダム』かも。しかし彼女は、ほんとにミライさんが嫌いなんだなー。(笑)
permalink | トラックバック(0) | コメント(0)
[tag]
Zガンダム
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://zmock022.blog19.fc2.com/tb.php/1401-c3de5644
- | HOME |




コメントの投稿