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鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 

[2008/10/31] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 ハガレンは、たまたまGyaOで放映していたし、ダブルオーをやってる水島精二監督の代表作ってどういうのだろうかと思いながら見始めました。あまりマメに感想は書いてませんでしたけど、大変面白かったです。
 で、そうであっただけに、その気になればもっと完璧に閉じれたであろう物語を、“劇場版ありき”で完全には完結させなかったラストに、その部分ではがっかりしました。

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 (通常版)

 劇場版『シャンバラを征く者』は、なので、今度こそきっちり完結篇という期待を持って見た作品です。公式サイトの「スペシャル」にある水島監督や脚本の會川昇さんのインタビューを読むと、二人ともTV版はTV版だけでちゃんと完結してる。劇場版も独立してハガレンを知らない人が見ても楽しめる映画にしたというようなことを言ってますね。そうなのかなー?(笑)

 導入から、劇場の大画面を意識したのだろう、力の入ったアクションからはじまって、「よっしゃー、劇場版だぜぇ!」という張り切りぶりがうかがえるのは、いい感じです。TV版のラストを受けて、どう始まるかという期待を逆手にとって、これはいったい、いきなりどこから・・・というテクニックもにくいですね。それに、たしかに監督たちが言っていたとおり、ハガレン世界の最低限の説明をうまく最初のほうの描写の中に組み込んでいて、この映画ではじめてハガレンに接する人でも作品に入っていけるような配慮のあとは分かりました。(あれで実際に分かるかどうかは怪しい気もしましたけど。)

 活劇としてのテンポも良くて、非常にしっかりとした表現ぶりを楽しみました。ただTV版とは独立した映画として見れる構造というのは、「完結篇」を見たいと期待して臨んだ私の思いとは、ちょっとずれていた感じだったと正直それは思います。よくある作り手と受け手の気持ちのすれ違いなのかもしれませんけど・・・。

 TV版で活躍したキャラクターたち。特に、劇中で死んでしまったあの人やこの人が、パラレルワールドという設定を生かして随所に顔見せをしてくれるのは、サービス精神がありました。でも明らかに“サービス”と割り切っている感じで、TV版のキャラクターたちが気に入ったので、この映画を見ている身からすれば、もう一息ストーリーに絡んでくれてもいいのになーという気も。
 物足りなく思うと、TV版で自分が何が好きだったのか分かってくるというところもあって、あのホムンクルスたちの哀しみを秘めた屈折した悪役ぶりが、私はけっこう気にいっていたみたいです。半面で、そのあたりに厚みがある分、真のラスボスがひたすら気持ち悪すぎるというか・・・。
 TV版で中途半端な消え方をしたダンテは、劇場版で絶対に出てくると思っていたのに肩透かしを食っちゃいました。水島監督はラスボス(ex:ダブルオーのリボンズとか・・・。)を気持ち悪く描きすぎる傾向があるような気が私はします。ラスボスだからこそ、もう少しバックボーンの掘り下げが欲しいのかなぁ。

 あと、まあ、主人公の少年たちが、青年になったというのも分かるんだけど、なればこそ。
 「ウィンリィはどうするのさ!」は、正しいと思いますよ、実際(笑)。
 恋愛要素を扱うのは嫌なのかなぁ?兄弟愛もいいけどさぁ・・・。少年が青年になったというにしては、あんまり彼らは青春してないんじゃないかと。
 それも含めて、“旅は続くよどこまでも”という感じの終わり方は、「完結」を求めていた私には、どうもすっきりとは来ない結末だったのでした。TV版、劇場版、それぞれに、とても上手く出来た佳作といっていい作品だったと思いますけどね。最後がどちらもしまらない感じだったのが、いささか残念だった気がします。

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