『2001年宇宙の旅』
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たまたまGyaO(何と「昭和TV」枠)で放映されていたので、見ました。こういう名作もたまに入りますねー、気をつけてないと。古い作品だし、何度か見たことあるしなー、とか思っていたのですが、やっぱり凄い作品は凄いですね。1968年、恐るべし。(笑)
映像の力で十分。余計な説明は不要。・・・そういうセリフはこういう映画のために取っておかないといけませんね。
もちろん、2001年はもう過去になってしまったので、1960年代に想像されていた2001年というふうに細かいところを粗探ししてしまうと、いくつかは目をつぶらなきゃ気まずいところはあります。しかし、それよりもCGとかがない時代に、どうしてこんなに美しい映像表現が可能だったんだろうかと、思わず感嘆してしまうほうが圧倒的。
PCモニターで見てしまうと、画面の上下に黒い帯が入ってしまうんですけど、普段はあまり気にならないこんなものがもの凄く邪魔な気がしました。がさつな私には珍しい、こんなこと。(笑)
内容が難解だっていう話もあるんですけど、ここまで美しいとね。・・・どういうことが「美しい」ということなのか分かんないんだけど、このぐらいまで来ると、こういうことが映画で「美しい」ということなのかと逆に納得してしまうような。(これを基準にしてしまうと、今のCGとかって安手に見えちゃいますね。恐ろしいことですけど。)
難解・・・。世の中には無意味に難解って作品もありますけど、私はこういう考えさせられる作品はいいと思うんですよ。いろんな解釈があり得るからいいんだと思うんで、あまり続編(『2010年』)は好きではありません。極端な話、小説版も「原作」とは言えないですしね。
GyaOのレビューなんかを見ていると、けっこう「駄作」とか言っちゃってる人もいて、理解できないものを拒否したい心情というのは分からないでもないつもりですけど、そういう人っていうのは映画だけでなく世界そのものに対しても、自分に分かる部分だけで捉えようとするのでしょうね。(分からない部分のほうがはるかに広くて、だから生きることには意味があるんでしょうに。)
こういう作品は、特に見るたびに印象が違ったりするんですが、今回は妙に“HAL9000”に感情移入して見てしまいました。人間にとって道具でしかない“彼”の人格(?)のほうに思い入れをしながら出来事を見つめると、それはそれでなかなか切なかったです。
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