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押井守 「イノセンス」 (2004年) 

[2008/07/31] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(3) | TOP ▲

 宮崎監督の『ポニョ』はどうも見たくない。・・・と言う向きを上手く狙ってきてるのか?(笑)
 押井監督の『スカイ・クロラ』が妙に気になっていて、公開されたら見に行こうかな、と思ってたりします。

実は、前作『イノセンス』が終わったとき、 「これ以上やることない、これ以上のものが作れる気もしない」と思ったことがあるという
それが変わったのは、やはり2周目に入ったから。 「結局、監督って、これが最高というものを作って終わる仕事じゃないんですよね。これからも先も延々と作るんだっていうことですよ」
そして、自分にとって何が一番楽しいのかを、素直に試し始めた。 「今まで自分は頭で作ってきたけれど、これからは身体にしたがって作ろうと」

 これを読んで、そうか、前作って『イノセンス』だったのか、そういえば、まだ見ていなかったな、と。宮崎監督の前作『ハウル』も2004年ってことだけど季節は違ったわけで、今回『スカイ・クロラ』を『ポニョ』とほぼ同時期にやるのはどんな戦略なんでしょうね。

イノセンス スタンダード版

 とにかく見ておこうと思ったんですよ、ちょっと衝動的に。すっかり忘れていたんですね、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を見たときの自分の感想を。(笑)

 「・・・。」

 『スカイ・クロラ』を見に行く自信が少しなくなりました(笑)。

 えーと。DVDを再生しようとすると、デフォルトで、まず15分の前説みたいなのを見ろって勝手に始まるんですね。『GHOST IN THE SHELL』を見てない人向けの配慮なんだとは思いますけど、これはちょっとひどすぎる。映画なんでしょ?

――「イノセンス」は、当初、「攻殻機動隊2」というタイトルだったと聞いています。「攻殻機動隊」との関係をどう捉えたらいいのでしょう。

押井 別の作品ですね。物語は、「攻殻機動隊」の3年後という設定で、共通したキャラクターも登場しますが、「攻殻機動隊」を知らないと楽しめない作品ではありません。

 押井監督が何と言おうと『GHOST IN THE SHELL』を見てない人には、正直きびしいでしょう。これは。でも見てる人には前説は蛇足なだけです。速攻、中断して本編鑑賞を推奨ですね。

 「・・・。」

 見ました。見終わってから、前説とかも見直して、えーと。それから、そういえば『イノセンス』って題名だったな、と。・・・あれ?(笑)
 二周目開始です。それでね、邪道なことをしました。わざと小さい再生画面にして、字幕設定で「全編字幕」を選択。・・・あー、やっとストーリーが分かりましたよ。『イノセンス』って、あの少女のことですね。ようやく了解(笑)。

 画面の情報の密度は本当に高いんですけどね。セリフなんかでも、インテリ好みの引用が多数ちりばめられていて。そういうのが世界観を作っているってのも分かります。そういえば昔、高橋良輔監督との対談で、「ドラマの薄さ」を指摘されていたなあと、今さら思い出してみたり。
 ドラマから作品を見てしまう人には、過剰でしかない映像情報っていうのは、言っちゃ悪いけどノイズに感じられてしまう場合もあるんですね。本当にドラマからは、押井監督はあえて半身を引いて構えているというか。でも、その代わりにもの凄く自己が投影されている面もあるんですよ。端的にいえば「犬、大好き」とか。(笑)
 人間よりも、はるかに愛情を込めて犬が描かれていることは、ひしひしと伝わってきました。あと、鳥っぽいプロペラ機とか、銃器の描写とか、クラシックカーとか?濃いぃなぁ、趣味の投影が!

 押井監督の作品でも、『ビューティフル・ドリーマー』は本当に好きな作品だったんだけどなぁ。いや、この『イノセンス』も立派な映画なのかもしれないけど、私の好きなアニメではなかったなぁ。

以下余談(またかよ。)

 『イノセンス』の公式サイトというのは、もうなくなっちゃったみたいなんですね。で、上記のページで公式サイトとして書かれているアドレスはというと、「not found」じゃなくて、へんな広告のページが出てきちゃうんです。どうも公式サイトがなくなった跡地のドメインを取得して、そのページランクの高さとか間違ってくるアクセスを狙ってる輩がいるようです。(何かで前にもこういうの見たことあるかも。)
 せっかく作った公式サイトのコンテンツとかをあっさりなくしちゃうというのもどうかなぁというだけじゃなくて、コンピュータネットワークを題材の一つとしている作品のWEBサイトでこんなのも、あまりカッコよくないなぁと。まあ過去作のWEBサイトを維持するのもタダではないでしょうし、仕方ないのかもしれないけど。なんかがっくり来ちゃいますね。

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コメント

>

僕は好きでしたよ。
「生きづらい、生きづらい」とほざく引きこもり中年。孤独に煩悶し、仕事と屁理屈に逃避している非モテ中年を、まわりの同僚が『しょーがねー自意識過剰オヤジだな』って生暖かく見守っているという映画じゃないですか(笑)

正直、伝わらない度は劇場版ぜータ並みだと思いますけどね。。。

> んー?

バトーですか?彼はスーパーマンだから、普通の人視点のトグサが置かれているんだろうと思いました。
そうですねー、スーパーマンの癖に「幸せって?」とか気にしてましたね。“守護天使”に見守られていて、あんた幸せじゃん!という気がしました。犬もいるし。(笑)
ネタバレになりますが、トグサの妻子は実在しないのかと途中から思ってました。最後に娘が出てきて、何だ実在してたのかって。でも、あの娘がつくりものっぽく見えたのもわざとなんでしょう?

情報の過剰という点では共通していますが、これは新訳Zの伝わらなさとは異質のものでしょう。程度としては同じぐらいだと言われれば、それはあるかもしれませんが。

> 『人狼』より政治的

ドラマの構造は『人狼』とほとんどおなじでした。ただ、あからさまに政治的な『人狼』よりも、一見すると夢の世界の出来事にすら思える『イノセンス』のほうが、かえって『人狼』より政治的だと、DVDで初めて見た僕は感じました。2004年に、拉致された少女を救出する話しをアニメ映画にしたわけで驚きもしました。それに、択捉とか、押井守監督は政治的な内容に踏み込んでいてすごいなぁ、という感想は、今も変わりません。

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