アート系アニメーションの小さな上映会 

[2005/12/24] | アートアニメーション | トラックバック(0) | コメント(8) | TOP ▲

久しぶりにアート系アニメーションを目にする機会があったので、ご紹介します。

・イシュ・パテル「BEAD GAME」(1977年)
・ノーマン・マクラレン「RYTHMETIC」(1956年)
・山村浩二「どっちにする?」(1999年)

この三作品の上映が、富山市にある富山県立近代美術館のホールでありました。同じ内容の上映会が、1月21日、28日の午後2時から、またあるとのことです。山村さんのはワークショップの記録映像付き。

無料でしたが、全部でもわずか40分ほどの内容。お近くにお住まいでしたら、如何ですかというところでしょうか?

イシュ・パテルははじめて見ました。インドのかただったんですね。不思議な音楽だと思ったら、インドの打楽器だとか。映像もとても不思議な世界でした。ビーズを動かして映像を作っているのですが、残念ながら説明があるわけではないので、アニメのなんたるかを知らない子どもたちには何のことやら分からない風ではありました。

ノーマン・マクラレンのは「算数遊び」と訳されているようですね。表現とすれば、さすがに古典的かな。数字と記号だけで、これだけユーモアのある動きが表現されるのを楽しみながら、ついつい暗算もしてしまうと、右脳左脳がフル回転状態でした。現在でも教育番組ではよく見られる表現、かな。これが1956年の作品だというのが驚き!

山村浩二さんの「どっちにする?」は子どもたちのアイデアを活かした制作だという事が、ワークショップの映像と一緒に見るとよく分かります。今どきの子どもにも馴染みのある「アニメ」らしい絵がようやく出てきて(笑)、さすがに観客の子どもたちの「受け」も一番良かったですが、大人が見てもわりと「決断」ということを考えさせられます。とりあえず、見ていてとても楽しい。さすが山村さん!

この美術館では、子ども向けの企画展を現在開催中なので、その関連イベントとして企画されたもののようです。
そのほか、この美術館のビデオコーナー(いつでも無料で見れる)にも、本数は少ないですが、アート系アニメーションがありました!もしお出かけの際にはぜひこちらも!

今日はクリスマス・イブですね。本来、クリスマスは子どもたちのためのものでしょう。(囚人さんのひがみか?)

どうか皆さん、よいクリスマスを!!

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コメント

> どれも見てない

こちらでは最近そういうのやってくれませんねー

クリスマスかー
酒でも飲みながらノーラッドのサンタ追跡サイトでも見てみますか・・・

> あ、ここにも寂しい人が!!(笑)

NORADの話って有名なんですねー。いろんな所で眼にします。

アート系アニメーションでは広島がメッカ!! 41さんのところからは近いのでは?山村さんのブログを見ていたら、情報が分かりますよ。

> どれも観てない2

まあ、元々「アニメそのものにはあまり興味がない」というのはありますけどね。

クリスマスは元々「ゲルマン人の冬至祭」ですから。

> 「アニメ」じゃないですよ(笑)

「アニメーション」ですってば。見比べると、日本の「アニメ」というものが世界の中では異質だと言うことが大変よく分かります。工芸品とか、歴史的には浮世絵とかと、まさに同じようなものかもしれないですね。
そう、前に手塚さんが実験的アニメーションに憧憬を持っていたらしいという話を書きましたが、作り手が思っているほどには、受け手は「動き」というものをあまり重視も意識もしていないという現実もあります(私自身も含め)。
絵巻物や山水画に見るような、時間と空間に動きの感覚のある絵画(特に戯画的な表現)。「アニメ」にせよ「ストーリー漫画」にせよ、たしかにそれらの子孫なのですよね。
私の場合のアート系アニメーションは、作り手と受け手のギャップについて、あるいはカルチャーとサブカルチャーという意識の境界について、考えるきっかけという位置づけになるかもしれません。まあ単純に見ていて楽しいから好きってのもあるんですけどね。(笑)

ゲルマン民族の冬至のお祭りだったのですか!(クリスマス)
「小さなバイキング ビッケ」とかに、何か表現されていたら面白いのですけどね!

>

(*^-')ノ☆;:*:;☆“Merry*Christmas”☆;:*:;☆ヽ('-^*)

囚ちゃんにも
たくさんのしあわせが舞い降りてきますように♪

> あ、紫苑さんだ!

Merry Christmas!!
ありがとー! ハッピーしてますか?

でも、ここでも囚人さんは「囚ちゃん」なのね。v-388

> アニメ補足

んとね、私の中では「アニメだろうがアニメーションだろうがどっちでも良い」のですね。表現手法としてアニメを選択しているジャンルとか、特殊撮影をしているジャンルとか有りますけど、私は「ジャンルそのものには興味がない」のです。。。
私が観たい話、映像と言ったものをこれまで表現してきてくれていたのが「たまたまアニメというジャンルだっただけ」なので。最近の宮崎アニメをそれほど積極的に観たいと思わないのも、観たい作品じゃないから。なんです。

そう云う訳で、世界のアニメーションにはそれほど興味がないのです。

> 難しいことを仰る

私も、たまたま見て面白かったアニメというものが、「なにもの」であるのかいろいろな角度から見て知りたいと思っているのに過ぎません。アニメを見ることができる時間も限られていますから、見たい作品を絞りたいというのがあって、そのためにいろいろ考えています。
宮崎アニメはともかく、押井や大友といったほうが海外では富野アニメより評価が高いわけですが、そのほうがアート系に親和しているからなのかなぁと思ってみたり。富野さんはアニメーターあがりではないので「たまたまアニメ」は本人も同感かもしれませんが(笑)、だからこそ余計に「漫画映画」ではない「アニメ」の可能性というのを、趣味的ではない部分で真剣に考えてきている人のような気がします。

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