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『機動戦士ガンダム』 第36話~第37話 すれ違う思いのあれこれ 

[2008/03/14] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 ガンダムの物語冒頭のほうは、各エピソードが緊密に繋がりながら、刻々と展開している感じが新鮮だったんですが、再び宇宙へ上がって終盤の山場である、このあたりのエピソードもそんな印象があります。

機動戦士ガンダム 第10巻

 36話「恐怖!機動ビグ・ザム」は、35話から、まさにそんな感じでソロモン攻略戦の緊迫感を引き継いだまま、ストーリーに入っていきます。被弾して着艦するスレッガー機に動揺するミライ。様子を見に行きたくて、ブライトの顔色を窺いますが、言い出せるわけもなく。・・・と、個人通話で「水臭いぞミライ、君のことを見守るぐらいのことはこの僕にだってできるつもりだ」、「君の気持ちはわかっている。が、僕はいつまでも待っているよ」ってブライトさん!
 ここ、全員ノーマルスーツ着用って場面の条件を、実に上手く使ってるわけですけど。正直、劇場版ならずとも展開の早さに「え、えぇーっ?」って戸惑うところですよね。カムランとの痴話げんかでビシッとビンタを決めて、スレッガーがミライのハートをわしづかみにしたのは二話前だけど、物語時間ではほんのちょっと前ですよね。正直、“話数短縮”の余波はこの辺にも及んでいるのかもしれないけど、でもスレッガーとのそのへんのいきさつも、全部ブライトも目の当たりにしてますからね。(“洞察力”っていうのはニュータイプの専売特許じゃないんだなぁ・・・。)
 ジャブローではいい感じだった二人なんですが。ここでのブライトの身の引き方の潔さには驚かされます。見ているこっちの胸が締め付けられそうですよ、ほんと。この激しい戦いの渦中でねぇ。

 ただ、そういう明日をも知れない渦中だからこそ、火の付いてしまった思いを抑えられないミライっていうのも分かる気がします。ずっと「中尉」と呼んできたのを、「俺は少尉の好意を受けられるような男じゃ・・・」と言われた次の瞬間だけ、「スレッガー?」と思わず名前で呼んでしまう、そんな細かい芝居。
 ビグ・ザムは、こりゃ反則じゃないのかってぐらい強い(笑)わけですが、それでも(昔ウッディ大尉が言ってたように)たった一機で戦局をひっくり返せるわけではないんですね。だけど、その突出を止めるには、犠牲を惜しんではいられない。「哀しいけど、これ戦争なのよねぇ」・・・やはり名セリフだなぁこれは。
 ドズルの執念、ミライの悲しみ。それらを無情に飲み込んで、刻々と進展していく戦局。

 37話「テキサスの攻防」では、冒頭ナレーション(「ドズルにしてもっともな事であるよ」)からしてデギンとギレンの確執を伝え。貴重な精鋭艦であるザンジバルを無駄に乗り回しているシャアは、キシリアに厚遇されているわけで、それへのマ・クベの嫉みもあります。そうした全てを飲み込みながら、戦局は刻々と動いていっている。

「いつからだっけ?」
「何が?」
「ぼくら、話しなくなって」
「そうね。無我夢中だったからね」
「うん」

 ここもね。胸がずきっとしました。アムロは「恐いくらいたくましく」なって、「あたしなんかには届かなく」なっちゃって、「でもいいのよ、弱虫のアムロなんて見たくもないし、みんなこうして大人になっていくんでしょ?」って、フラウ・ボゥは何でこんなに独り決めするんでしょう?・・・しかたない、そんなものかもしれないけど、アムロはやっぱりかわいそう。そんな彼女には、サイド6であったことをアムロも話せないですよね。むしろ誰にも話せないのかも。(選ばれしものの孤独?)

 マ・クベの放ったドム隊を迎え撃つのはアムロと、風呂上り(笑)のセイラさん。相手が何機でも、とりあえずアムロなら大丈夫という感じが既に定着なのか、カイさんは温存です。っていうかセイラさんも強くなった!
 連戦で戦力をすり減らしているシャアを尻目に(利用されてる面もありますが)、姑息な戦術に執着するマ・クベには、積み重なる“木馬”への恨みもあるんでしょう。ようやく間に合ったゲルググで出撃したシャアのほうも、かなり底意地の悪い対応ぶりですね。「大佐はなぜ助けてあげないのかしら?なぜ?」
 フェンシング殺法のギャンと二刀流のガンダムのチャンバラは見応えあり。「あの壺をキシリア様に届けてくれよ、あれはいいものだーっ」というのがマ・クベの末期の言葉なんですが。意味不明とはいえ、案外そんなものかも、とも思わせ。また、性格も根性も捻じ曲がったマ・クベでしたが、意外にキシリアへの忠誠は真摯なものだったという印象も残りました。

→ このブログの関連記事: tag: 機動戦士ガンダム

→ 次の記事: 『機動戦士ガンダム』 第38話~第39話 「ニュータイプは万能ではない」

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