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『交響詩篇 エウレカセブン』 23話~26話 ・・・雲間を抜けるのか、前半ラスト。 

[2008/02/24] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 「居心地よすぎます」ってぐらいに、チャールズとレイのもとで可愛がられるレントン君。その居心地のよい場所から、彼が自分の意思で巣立っていくっていうのが難しいところだったDVD第7巻。
 エウレカの顔は相変わらず痛々しいんですけど、これ早く治ってほしいと思わずにいられません。何か心情の寓意なのかもしれないけど、見てるのがほんとにつらい。
 特にホランド絡みで引き続き明かされない謎が多くて、ラストから見返せば納得がいくのかは分からないですけど、“少し明かしてはさらに奥深く”というんじゃなくて、がっつりブラックボックスがそこにあるって感じが強くて、個人的には作劇としてはどうなのかという気も。

交響詩篇エウレカセブン 7

  • 23 ディファレンシア
  • 24 パラダイス・ロスト
  • 25 ワールズ・エンド・ガーデン
  • 26 モーニング・グローリー

 “ヴォダラク”という不思議な宗教。死を運命として受け入れるといった教義には似合わない気もするけど、世の中のありように合わなければ弾圧も受け、そうなるとテロに及ぶ一部過激派もいるんでしょうね。「人は壊れたら二度とは元には戻らない」ってレントンが言うのは、20話で人を殺めてしまった実感を含めてのことなんでしょう。“年頃の息子”はチャールズが思っているより世の中を見てきているんで、それはもう難しい難しい。中途半端に分かっているから、良かれと思ってやることが、あからさまに裏目に出ちゃうのが見てらんない!
 一方、恋を意識し始めた“年頃の娘”に「あり得ねぇ!」と断言するホランド。エウレカの秘密って何なのでしょう。ミーシャ先生ぐらいは知っていそうなものですけど。

あの子はきっと、僕を恨んでいるでしょうね。あの子の気持ちなんてこれっぽっちも考えず、助けなきゃって勝手に思い込んで、それが正しいことなのかどうかすら、僕は考えもしなかった。結局僕のやったことは、人を助けるどころか人を傷つけただけで、傷つく必要のない人を、もう充分傷ついている人を、もっともっと深く傷つけてしまっただけだ。

 空っぽのレントンの部屋を見て悄然としているエウレカの絵にかぶせて、レントンの自責の独白が効いています。ヴォダラクの少女の両親さえも彼を責めないから、よけいその思いが痛々しい。それでもチャールズたちが“年頃の息子”を持つのはいいものだと言えるのは、忘れてしまったものを思い出させてくれるからなんでしょうかね。
 シーンのかぶせ方では、エウレカが(何故か)ラーメンの影膳をニルヴァーシュに備えていた頃、レントンは分厚いステーキを食べながらチャールズたちの養子に誘われていたのも効果的でした。ホランドの手を振り払ってタルホが出て行こうとしたシーンでは、痛む部分をさらに叩いてしまった効果(精神的にも物理的にも)が計算されているし、ほんと芸が細かいです。彼女の「ぶつかって来なさいよ。受け止めてあげるわよ!」っていうのが良かった。「エウレカに選ばれなかったことを認めなきゃいけない。あの子たちを信じてあげなきゃ」っていうのは、まだよく分からないですけど。

 レントンとチャールズたち夫妻の幸福な時間は、レントンがアドロック・サーストンの息子だと分かった時点で既に終わり始めたっぽくて(これも明かされない謎)。
 「こんなにきれいな世界なのに、どうして人は争うのかな」というレントンの問いへのチャールズの答が、「自由とは、獲得しなければならないものであって、無償で与えられるものではない」ってことだったんでしょうね。(直接の答えにはなっていないけど)男らしい、荒っぽい教え方!「自らに偽らず決めたことなら、俺たちは受け入れる。必ず貫け!」ってほんとカッコよすぎ。レントンは擬似家族からの仮想“親離れ”を、きっちりと経験したってところでしょうか。(必要な儀式なんですかねー。)

 25話は丸ごと夢幻譚みたいな不思議な挿入エピソードでした。「僕が言葉を並べるより、多くのことを風は君に教えてくれる」、「人はね、太陽から降り注ぐエネルギー以上のものを消費しちゃいけないんだ」というウィリアムさん。その彼に「君にはいるかい、世界の終わりが来ようとも、一緒にいようと思える人が」と問われて迷わずうなづくレントン君。(強い子だ!)チャールズたちのところを離れるときもそうだったけど、ここでもきちんと一礼して出立するところが成長を物語ってるんでしょうね。ずっと、とぼとぼと歩いていた彼が風を読んで、エウレカの元へと空に舞い上がっていくラストが印象的でした。

ニルヴァーシュは動いてくれない。ホランドも頼れない。私が、私が行くしかないじゃない。

 ホランドに飽き足らず、自らレントンを探しに向かうエウレカも強くなった!レントンはパラシュートで出て行くんですけど、エウレカはいきなりリフボードで飛び出していっちゃって、すごい!戻ってきたレントンと、きれいに行き違っちゃいますけど!しかしレントン君、子どもたちには「げろんちょ」って言われてるけど、これまでにもなく、なんと凛々しい顔をしてること!!

戻ったんじゃないよ。月光号のメンバーに、今さら戻してもらおうなんて思ってない。そんな都合のいいことなんて、考えてもいない。俺はただ、エウレカに、・・・エウレカに会いに来ただけなんだ!

 ほんと、言うようになったじゃねぇか(笑)。
 州軍と鉢合わせして風前の灯のエウレカ大ピンチに駆けつける、レントンのニルヴァーシュ。空中キャッチは最初のほうのエピソードでエウレカがレントンをキャッチしたのの裏返しをやってみせているのかな。
 「戦場を飛び回るのに、情けをかけるなんてな。死ぬぞ、レントン。優しすぎる。」ってチャールズじゃなくても言いたくなる。“生き残るためなら人も殺す”って、あんなに何度も教えたのにねぇ(笑)。・・・でもレントンとエウレカの思いが一つになったら、またニルヴァーシュは奇跡を起こしてみせちゃうんですね。

まさか、あのちびっ子がなぁ。認めたくねぇ。認められねぇ。・・・なんだ、この気持ちはいったい!

 いろんな人との出会いを通じて、何が大切なのか分かったレントン君は強い!エウレカも。

そうか、そうだったんだな。分かったよ、ダイアン。俺のやるべきことがさ。

 そんな二人の話を聞いて、ホラントもやっと何か踏ん切りが付いた様子。
 なるほど大河内さん脚本の26話は、2クール目というか、前半ラストの盛り上がりってわけでしたか。今回の「つづく!」はレントン君の声にエウレカの声が重なってましたねー。
 ここから少し人間関係の構図とかが動くってことでしょうか。いい物語だと思うのですが、ちょっと“技巧的”(?)に感じてしまう部分もたまにあって、後半どうなるんだろうかっていう印象ではあります。

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