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『機動戦士ガンダム』 第26話~第27話 大人の事情と噛み合ったいい芝居 

[2008/02/20] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 DVD第6巻のメモ続きです。(→ 第25話~第26話

本当は50話ぐらいあるつもりだったから、シリーズ構成としては25話のこのへんが折り返し点という意識だったんでしょうね。

 というわけで、前半締めくくりの山場だったオデッサ作戦(見事な盛り上がりで)終了。後半戦は、もちろんこの方の復活から。

  • 第26話 復活のシャア
  • 第27話 女スパイ潜入!

 26話アーバンタイトルは、それでもガンダムの空中換装からはじまりますが、「無理は無理でもアムロならできる」っていうブライトのセリフからは、大人の事情を吹き飛ばす作品の勢いを感じました。
 『マッドアングラー隊にまわされて早々に木馬に出会うか・・・私は運がいい』とおっしゃるシャア司令。何だかしばらくお目にかからぬ間に出世なさっていて(笑)、不本意ながら管理職の業務のほうの手も抜けないのが、なかなか「へぇ~」って感じですね。
 一方のホワイトベースの面々。ガンダムの世界には珍しく、ちゃんとした大人のレビル将軍とのふれあいが描かれます。その人にして、「軍を抜けたいというのなら一年間は刑務所に入ってもらうことになる」、「君達は元々、軍隊で一番大事な秘密を知ったのだ。本来なら一生刑務所に入ってもらわねばならんところだ」って言うんだから本当なのか、実はおっさん、狸オヤジなのか。ひどい話ですが、アムロはまあ納得している様子。
 そんなことより「もっと重大な事」だとレビル将軍。モビルアーマーをはじめ“ジオン脅威のメカニズム”の話をするんですが、連邦の諜報部は本当に優秀ですねー。(でも後ろの図面のモビルスーツは何だかよく分からない絵でした。)「強力なモビルスーツならば数はいらない、一機二機でも戦果が十分得られる」、「ガンダム一機が呼び水となった」って、それは過大評価のような気もします。実際連邦が量産したのは“戦いは数だぜ、兄貴”なジムやらボールやらですし、このおっさん、やっぱり狸オヤジなのかもしれないですね。(笑)

 ミハルのスパイ活動と並行して、シャア「大佐」の到着前にホワイトベース攻撃をはじめるブーンの潜水艦隊の動きを描き、またホワイトベースが正式に軍に編入される中でのカツ・レツ・キッカの微妙な立場まで押さえる、相変わらず隙のないシナリオ!
 どこまでが大人の事情なのか、今回のガンダムの武器はハイパーハンマーで、相手がゴックだと、ちょうど馬力勝負が見応えあるなぁと取り合わせの妙にも感心します。

「アムロ、発進どうぞ。ドックは壊さないでね」
「やだなぁ、フラウ・ボゥ。セイラさんのしゃべり方に似てきた」

 個人的には、こういう小芝居が大好きです。(笑)
 狸オヤジ疑惑のレビル将軍。しかし「やられる時はどこにいてもやられる」、「全軍を指揮する者が弾のうしろで叫んでいては勝つ戦いも勝てんよ」って、そこはやっぱりカッコいい。
 「ガンダム中心で考えすぎてますから」と言っていたメカニックのオムルのセリフと以心伝心のように、ビームライフルが使えない不利をGブルでというアムロの判断も、キャラクターの性格の出た芝居が大人の事情に噛み合って、まさに作劇は絶好調。

「子どもじみているだろ。フフフ・・・そう、私のプライドを傷つけたモビルスーツだからな」

 「復活」ということで期待させるだけさせておいて、今回はカッコよくシーランスを着艦させただけのシャア(笑)。このへんの焦らしも上手いですよね。

 27話アーバンタイトルはアムロによるGパーツの解説から。「セイラさんに操縦してもらってますが、特に技術的問題はありません」、「問題はこの空中ドッキングをテストしていないことです。セイラさんでまだ慣れていないんで」と立て続けにやってセイラさんを「悪かったわね」と怒らせてますが、気付かぬところがまたアムロらしい(笑)。
 26話のゴック迎撃戦のさなかにも何気なく「俺たちゃ兵隊じゃねえの」というセリフのあったカイさんのホワイトベース退艦から復帰が今エピソードの主軸なんですが、“軍を抜けるなら一年は刑務所入り”と前回聞いたばかりなのに、ブライトも黙認しているところが面白いですね。ランバ・ラル戦の渦中のように、誰か一人でも抜けたら持ちこたえきれないかも、という状況下とは、やはり判断基準が違うのか?「お世話になったね、ありがとう」と艦を出て行く彼を冷ややかに見送るセイラさんもポイント!で、代わりに「ミライだって軟弱者だって思うだろ?」とブライトさん。(実に美味しい小芝居だらけ!)
 女スパイのミハルとカイの腹の探り合い、事情を感づいた上で遠まわしにスパイ活動に協力してやるカイさんが、ここで嫌なやつではなく優しい男に見えるところが味わい深い芝居ですねー。
 ところがその頃シャアは、攻撃で沈めようとしているホワイトベースにミハルを潜入させろという、思わず「はぁ?」と聞き返したくなる非情な命令を出してます。ブーンに帰国という餌をちらつかせて逡巡をさせない。・・・さすがと言うか何と言うか。

 上陸成功したズゴックからの暗号は「CC2」。これ、第一話でサイド7でモビルスーツ開発工場を発見したデニムの暗号も「CC2」だったんですけど、どういう意味なんでしょうねー。(笑)
 このタイミングで攻撃がなかったらカイさんもこのままホワイトベースに戻らなかったかもしれないんですが。まあハヤトは気合ばっかりで、ホントにヘタレだからなー。(笑)
 アムロにしたら大事な工具なんですが、カイへの餞別だと思ってあげたのに、舞い戻ってきた照れ隠しで「一銭にもならねえってよ」とか。(ひどいなー、カイさん!)見送ったときにも増して、こともなげなセイラさんの反応も可笑しいです(笑)。サイド7を出たときに比べて、互いの性格や気持ちが分かり合っている安心感のようなものを感じますね。
 ミハルは潜入成功。でもゴック、ズゴック各一機撃沈は「ブーンの責任だ」って、ひでー上司だなぁシャア大佐!(そこがリアルなんだけどさー。 笑)

 後半戦は次々新メカ投入。でもその作劇への活用の巧みなこと!前半ラストの盛り上がりを受けて、後半戦は、実にいいノリで製作が進んでいたんじゃないかという気がします。

→ このブログの関連記事: tag: 機動戦士ガンダム

→ 次の記事: 『機動戦士ガンダム』 第28話~第29話 ・・・緩まぬ緊迫感と、ドライさと。

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