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『新造人間キャシャーン』 第11話~第12話 ・・・出来は微妙でも意欲を感じます 

[2008/02/07] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 毎週、水曜日の更新をなんだか楽しみに待っている『新造人間キャシャーン』。(笑)・・・今夜は第11話『悪魔の巨像』、第12話『鉄の悪党列車』をいつものとおりGyaO(昭和TV)で見ました。

新造人間キャシャーン VOL.4

 タツノコプロの作品はアメコミふうだとは、よく言われることですが、『キャシャーン』もやはりそうだと思います。この作品には『ガッチャマン』に見られたような、いかにもタツノコらしいギャグシーンのようなものがほとんどなくて、シリアスストーリー一辺倒なんですが、ナレーションで物語を大きく進行する作風は、“絵物語”的、あるいは、(よく知らないけど)講談調というのはこういう感じかもしれません。

 今回の二話では、アンドロ軍団に捕らえられているキャシャーンの父、東博士がストーリーに出てきて、博士の奪還を目指す攻防戦という性質がありました。(それぞれ一話完結ですけどね。)
 このうち12話のほうが「演出:富野喜幸」の回。富野回はナレーションでのストーリー進行が少なめなのかな、という印象もありますが、それも程度問題で、たぶん脚本の時点で語るべきドラマのボリュームが大きいので、演出的に絵を動かすだけで物語を進めていける容量を超えているんじゃないかと思います。
 私はシリアスなドラマ大好きっ子なので、それで不満を感じると言うことも特にはないんですが、富野演出回は、物語と一見関係ないような妙なディティールが他の人の回よりも、どうも多いんじゃないかと思います。どこまで脚本に書いてあるのか分かりませんが、今回はブライキングボスが人間の真似をした食事を楽しんでいたのが印象に残りました。(笑)
 11話では、美術館をアンドロ軍団が破壊していて、そういうものは心を持たないロボットには分からないという話だったはずなんですが、ブライキングボスぐらいのアンドロイドになると、“ウランスープ”だの“ウランカツ”だのを「美味い」とか言いながら食しておりまして。(笑)・・・12話は作画が微妙(特に後半の戦闘シーンなどは・・・)だったんですが、そんな中でもなぜだかそんなところにこだわってるなぁと。ロボットをメカとしてではなくキャラクターとして捉えていると言ってもいいのかもしれません。(等身大のアンドロイドだからでもあるんでしょうが。)
 富野さんは『ガンダム』のことを“リアルロボット”という言い方をせずに“ハードロボットもの”という言い方をしていたと思うんですけど、それはタツノコプロがキャシャーンなどの作品を「ハードSFアクション路線」と称していたのに連なっているような気がずっとしています。そんなわけで、富野さんの制作史の中で、この『キャシャーン』への参加というのは重要度が高いのかな、と。

 キャシャーンはエネルギー満々のときは、それこそ本当に強いんですけど、作品的には、しょっちゅうエネルギー切れになってばかりいるような気がします。弱り方がその都度、一様ではないのですが、そこで毎回のドラマに変化を見せていて、連続ドラマではないにせよ、『水戸黄門』型のワンパターンとは一線を画していると言えるでしょう。
 『ガッチャマン』と比べると作画が劣るというのも毎回書いてますが、でもそのわりには、“バンク”の使用が不思議に少ない印象もあります。ウェルメイドかどうか、また人気の狙える路線だったかどうかは別として、かなり意欲作ではあったんじゃないかと、そんな気がします。

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