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「ロボットアニメの氷河期」の話とゲームの影響などなど 

[2008/01/30] | 随想系 | トラックバック(1) | コメント(8) | TOP ▲

 いったん考え始めるとしばらく止まらない「ロボットアニメ」話シリーズ。(ぉぃ

 誰にも指摘されなくても、率先して自分でツッコミを入れるという芸風というわけではないですが、昨日「ロボットアニメの氷河期」という言葉をうかつに書いてしまいました。ネットではわりとよく聞く言葉のような気がしていたんですが、はて?また怪しいことを書いているような気がしてきまして、ググってみても、言及例は多いような少ないような。
 アニメブーム全体が80年代後半からは下火になっていく状況というのがあるようでもあり。また私自身がアニメから遠ざかっていく時期とも重なっているので、自分の体感した内容で思い込んでいる可能性もあり。

 個人的に思い出せる名前だけで書きますが、『マジンガーZ』、『ゲッターロボ』などが生まれた'70年代前半あたりから巨大ロボットの波が来て、『ライディーン』、『コンバトラーV』などの'70年代後半あたりからロボットアニメの黄金期は来てるような印象はあります。(『ヤマト』でアニメブームに火が付いたのもこの頃。)'70年代末の『ガンダム』で炎が燃え上がって、『イデオン』、『マクロス』、このへんの'80年代前半がたぶん最盛期でしょうね。
 『Zガンダム』、『レイズナー』という'80年代中盤あたりを最後の輝きにして、'80年代末の『逆襲のシャア』や『パトレイバー』は、もう世間的なブームではなかったんじゃないかと。('80年代中盤からクローズアップされてくるのが宮崎アニメですね。そして『北斗の拳』やら『ドラゴンボール』やら。『聖闘士星矢』ってのもありましたね。)
 ロボットものがマニア向けになっていったという状況は、ガンダムシリーズでも『0080』や『0083』などのOVAというメディアの登場も象徴的な気がします。
 そういう感じで言うと、'90年代前半の『Vガンダム』などの時代は、ロボットアニメ的にはかなり冷え切っていた氷河期と言えるんでしょうか。『セーラームーン』とかの時代ですよねぇ。ロボットものでは『勇者』シリーズとかが頑張っていたようですが、私は見たことがないんでなんとも。
 '90年代中盤に『エヴァンゲリオン』が来て、深夜アニメとかの関係もあって(萌え系を含めて)アニメの製作本数はすごいことになるんですけど、その中でロボットものもぽつぽつと息を吹き返してきて、今日に至っている感じでしょうか。(ロボットアニメ以外では『ポケモン』あたりがポイント?)

 そうすると'80年代終盤から'90年代前半ぐらいが「氷河期」なのかと、個人的には感じますが、また思い込みかもしれません。ガンダムシリーズでも『SDガンダム』のほうが人気(?)があると言われたりもしたことがあるようですね。あるいは、というよりも、'80年代前半があまりにロボットアニメの乱立期だったという気もしなくもないですが。(そういえば、あの『タイムボカン』シリーズにも巨大ロボットが出てきていたなぁと。)

 『聖闘士星矢』とか『セーラームーン』とか分かりやすいんですけど、やっぱりスポンサーが玩具を売りやすいものに比して、特に“リアルロボット”系などと言われるジャンルは分が悪いですね。一方では宮崎アニメなんかもあるわけで。また、『ポケモン』なんかはゲーム発だったりもするし。
 ただ、TVゲームのメディアも昔に比べるとすごく進歩しましたね。私は近ごろではあまりゲームを嗜まないので詳しくないですが、元祖の“ファミコン”で昔、『スーパーロボット大戦』をやったことはあります。(笑)
 思うに、ゲーム的なパラメータの考え方に、“ロボット”というのは馴染みやすいのではないかと。それでいて、「ロボットアニメ」のロボットたちは、同時に“キャラクター”としての固有性も確立されていますし。正直それだけでは、ただ有名どころのロボットがゲームのコマとして利用されているだけのような気がして(「熱血」とか「愛」とか「友情」とかを、数値化すんなよ! 笑)一方では寒々しい思いもありました。しかしゲーム機の進歩はその表現力をずっと豊かなものにして、断片に過ぎないにせよ、ロボットアニメの持っていた物語の魅力の一端を見せてくれるようにもなってきたようです。(比較的知名度の低い作品でも参入して、ゲームで作品に興味を持ったなんて人も少なくないらしい状況なんかを見ていると、そういう効果もあるんだろうなぁと。)

 そうは言っても私はアニメ自体を見るほうが、ずっと楽しいんですけど。(笑)
 作品そのもののファンにとって、イメージに合わない関連商品にぶつぶつ言いたくなる気持ちっていうのは、これはもう昔からあると思うんです。たとえばクローバーの作ったガンダムの玩具なんて、やっぱり出来がイマイチだったと思いますから。それを考えるとバンダイが(特に『Zガンダム』以降かと思いますが、)ガンプラを作り、少しずつでも質を高めてきているのなんかは評価すべきなのでしょうね。私なんかは安いガンコレとかしか買わないアレなんですけど、これだって手ごろな値段でつい「買おうか」と思うものが売られていることは、考えてみるとすごいことです。
 あるいはゲーム展開なんかでもそうですし、私はパチンコやらないので分かりませんけど、『アクエリオン』なんかでも文句を言う人もいれば、喜んでパチンコを打ってる人もいるようですから、一概に否定するのも違うのかもしれません。
 ただ、だからガタガタ文句を言わずに買えというのも、これは違うかも。「イメージに合わない」というのは、これは立派に消費者としての要望なんで。希望をメーカーに聞こえるように口コミで広めるというのも、これはメーカーのほうが作品の人気に胡坐をかかずに、よりユーザーの満足度の高い商品を作ろうという意欲を高めてもらうためにはいいことなんじゃないかと思います。

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コメント

> 誰も知らない

まあガンダムに続編がある=Zガンダム、っていうのが「トリビア」としてTVで紹介されるくらいですら(笑)
逆シャア~Vガンの頃は完全に死に体で。

それと「普通」の感覚でいえばライディーン、マクロス、ボトムズ、レイズナーなんて誰も知らないですよ…。

「ジブリとガンダムとその他(最近はプラス萌え)」っていうのがわりと一般的な認識だと思います。

> サザエさんにはかなわない

「トリビア」と言えばフジテレビです。

ガンダムは名古屋テレビ→フジテレビ→毎日放送と移籍しているのですが、フジは『ターンエー』一本だけですからねぇ。

しかし、フジテレビは『Gunslinger Girl』第1期を製作している良いテレビ局です!

僭越ながらおすすめした資料は「巨大ロボ・進化と変遷 一九六三・一九九六」谷崎あきら『SFアニメがおもしろい』(アスペクト)です。

>

なんとなれば『ヤマト』だってパチンコがあるからこそ有名っていう話ですからねぇ。
「ジブリとガンダムとその他(最近はプラス萌え)」が本来の“普通”のハードルですね、なるほど。
ここでは(せめて)『ドラゴンボール』、『セーラームーン』、『ポケモン』ぐらいに匹敵するような認知度のあるロボットアニメは・・・というようなあたりを考えたかったのですが、考えてみると寂しいもんですね。それを思えば'80年代前半の狂騒はもとより、'70年代のアニメたちでもたいしたものだったですかねぇ。(何しろ昔は本数自体も少なかったですから、みんなが同じ作品を知っていた、っていう気はしますね。)

> 失礼しました。

 MouRaの村上氏の記事に関しては既に書かれていたとのこと、失礼いたしました。
 ただサンライズの井上氏の記事に出てくるワタル、SDガンダム(88年)やライジンオー(91年)というのが、囚人さんが「'80年代終盤から'90年代前半ぐらいが「氷河期」なのかと」と仰る時期の作品に相当します。ざっと数えてみたところ、88年から94年までのサンライズ作品は58本、そのうち40本がロボットアニメです。そのうちTV作品は15本で年2本ペースですが、現行はガンダム00の1本なので実は今より多かったりします。
 ロボットアニメばかり作ってるサンライズ以外の会社がロボットアニメを作るかどうかが本当はポイントなのだろうと思いますが、さすがにそこまで調べる余裕がなく、ご容赦ください。

■サンライズ公式:放送・上映作品リスト
http://www.sunrise-anime.jp/sunrise-inc/works/list_year.php?year=1980

> 何しろ昔は本数自体も少なかったですから、みんなが同じ作品を知っていた

 これはその通りでしょう。アニメに限らずTV全体の視聴率も下がっているものですし。それでもエルドランや勇者シリーズがTVで続いたのは、それだけ見てくれた子供たちがいたからこそのものかと。そして大きなお友達も見ていたからこそOVA化されたのですが。

>Nishinomaruさん
> ガンダムは名古屋テレビ→フジテレビ→毎日放送と移籍

 正しくは、名古屋テレビ→テレビ朝日→フジテレビ→毎日放送/テレビ東京、です。フジテレビでサンライズというと、∀の前にDTエイトロンがあります。

> 《マイナーとメジャーが逆転した》

小黒裕一郎さんの「アニメ七転八倒」の「第67回 虫プロブームとマイナーだった宮崎アニメ」
http://www.style.fm/as/05_column/animesama67.shtml
を読んで、囚人022さんの仰られていることはこいうことかなと勝手に納得しています。

しののめさん、訂正ありがとうございます。Vガンダムはテレビ朝日でしたね、はい。無難にテレ朝系→フジ系→TBS系とすれば良かったです。

エルドランや勇者シリーズは、これも私の勝手な解釈で恐縮なのですが、囚人022さんがお考えの(リアル)ロボットアニメではないような気がします。

しつこいですが、『SFアニメがおもしろい』は資料として便利です。おすすめです。

おまけ1:
玩具愛好家の方のサイト、
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/4403/index.html
の「おもちゃ年表」は玩具メーカーからみたロボットアニメと特撮番組の概略をすることができます。ただ、囚人022さんのロボットアニメ観とはほとんど関係ないかもしれませんが。

おまけ2:
「ロボット作品を追え!」などデータベース系サイトは内外に多くあります。

おまけ3:
「メ~テレ アニメ史」も楽しいです。

おまけ4:
著作権グレーな海外のサイトはアンタッチャブルです!

>

以前、村上陛下(笑)の記事を書いたときは、思考停止で。(・・・今も相変わらずですが)
あっちこっちから光を当ててみたりしていると、陰影が見えなくなって何も分からなくなるということかもしれません。こちらこそすみません。

だらだらと書きなぐってきているお話の流れが、いわゆる「スーパーロボット」的なものと「リアルロボット」的なものからの連なりになってきていますので、ここでいう「氷河期」は、その中では「リアル~」系のものだけの話かもしれません。
しかしサンライズはさすがですねー。すごいロボットアニメの数!(笑)
そういえば前にも冗談めかして書いちゃいましたが『ゼーガペイン』など、決してマニアックでもなく、ごく普通に面白い作品だったと思うのですけど、世間の認知度などで言ったら本当に浮かぶ瀬もなくて、やむを得んとはいえ残念でならんですねー。

「虫プロブームとマイナーだった宮崎アニメ」のことは念頭に置きながら書いてました。あまりに話の間口が広くなりすぎるんで、力及ばず言葉にはできませんでしたけど。
そういうような(作者の所属や出自に関わるような)ことも「ジャンルそのものをその製作に携わっている人たちが知らず知らずのうちに規定している何か」 の仲間なんでしょうね。パワーバランスを覆そうというときに、相手側の得意そうなフィールドで勝負するわけはないということもあるかもしれません。

> 自分の経験ですが

大きめの古本屋をいくつか回って、当時のアニメ雑誌の表紙が何だったか、アニメ関係の書籍がどのくらい発行されていたか、を見ればなんとなく当時(90年前後)の皮膚感覚みたいなものは分かると思います。
あとは同人誌のカタログでも同じように傾向はつかめると思います。

80年代後半~90年代がいわゆる子供時代なので、自分の経験を話しますと、80年代中盤~90年代初頭はTVゲームとジャンプ系マンガがオタク(インドア派の子供)の主食って感じでした。
ドラクエ系ファンタジーの影響は大きくて、マンガやアニメでもそれ系が流行っていました。90年代に入ると格闘ゲームブーム(ストIIですね)。
CDもミリオンセラーが連発の時代でしたから、当時のオタク系ハイティーンはゲームとCDにお金を使っていた、という感じです。
プラモやラジコンといったホビーはゲーム系に押されてあまり売れていなかったと思います(ミニ四駆ブームはありましたけど)。当時のバンダイの業績を見ても、ガンプラカタログのラインナップの貧相さを見てもそれは伺えます。いわゆる模型店がガンガン潰れはじめたのもこの時期じゃないでしょうか。
アニメはセーラームーンとナディアあたりが頑張ってた、って感じですね。

で、さすがにエヴァ(+もののけ、攻殻)は凄まじくて、これでガンダムのようなSFロボット系やアニメそのものが一気に再評価された感があります。クイックジャパンやスタジオ・ヴォイスが先陣を切って特集をくんでましたし、当時のドラマや映画にまで、その演出は影響を与えてました。新聞や一般誌でもよく取り上げられていまたし、「磯野家の謎」をはじめとする謎本ブームとも相まって、本屋のワンコーナーがエヴァでしたね。
アキバのオタク化もエヴァ以降、と言われています。あと、親戚の叔母からエヴァについて訊かれたときは驚きました。

2000年前後は深夜アニメと萌えとギャルゲーでしょうかね(一般に対する影響力はほぼ皆無でしたが)。その後ライトノベル…と、きて徐々にオタクブーム沈静化&定着って感じじゃないでしょうか。
長々とすみません。

> 情報分析中です

月刊アニメージュのアニメグランプリ
http://www.tokuma.co.jp/animage/gp/gp_new.html
を分析中です。グランプリから逆に読者層を想像できると思います。

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第四間氷期

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