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『新造人間キャシャーン』 第7話~第8話 「俺は・・・ちきしょう・・・泣けてくる・・・。」 

[2008/01/28] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 第7話「英雄キケロへの誓い」、第8話「野獣ロボが吠える」をGyaOで視聴。先週の第6話に引き続き、第7話が「演出:富野喜幸」回でした。
 このところ“ロボット”談義に花を咲かせてきたところ(笑)なんですけど、人間を支配しようとする狂ったロボット軍団との闘いを描いたこの作品は、古典SF的なストーリーと言っていいでしょうね。キャシャーンは改造人間ならぬ新造人間で、サイボーグというよりロボットです。人の心を持つがゆえの哀しみのようなテーマは、どちらかと言えばアニメより特撮のほうで継承されていく気がするのは、どうせ等身大なら人間の役者に演技させるほうが楽だからでしょうかね。

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(26) テレビオリジナルBGMコレクション 新造人間キャシャーン

 第7話に出てくる“ダイヤロボット”は、両腕がブーメランになるカッターで、特殊加工されたダイヤが付いていることで、あのフレンダーにもダメージを与えちゃう強敵。けっこうゲテモノ系の変なデザインです。富野さんのラフデザインかどうかは分かりませんけど、のちの“アッグガイ”とか、“ザクレロ”とか、あんな感じに近いですね。(まあ強くても、たぶんゲストメカですが。)
 これを量産しようというブライキングボスが、ダイヤの原石(!)で出来た“英雄キケロ”の彫像を狙ってある村を襲うというお話で、キャシャーンが、かつて村を護った伝説の英雄の再来になるというストーリー。
 第8話のほうはキャシャーンが連れているロボット犬フレンダーに対抗して、ブライキングボスがヒョウ型ロボット“ワルガーダー”を作る話。このロボット用に特殊鋼を開発し、その鉱山を巡って国防軍を交えて大抗争。特殊鋼を開発した博士の娘に「父の命が惜しければルナが持っているMF銃を奪って来い」とブライキングボスが命じるのでありました。

 『キャシャーン』っていうのは、とにかくこういう重たい話が多いのですが。両方を見比べていると、富野演出回のほうは、意外になんでもない戦いのシーンの中でちょびっとコミカルな(砲兵ロボの首を吹っ飛ばすと、後列の同型ロボの首に挿げ換わり、そのまま砲撃する、みたいな)描写が目に付いたりします。もちろん人間のどろどろした面も容赦なく描いてますが、重いばかりでなくメリハリが効いてるという感じでしょうか。

 「ヤツは人間じゃない、ロボットだ!」と村人に責められてうろたえるキャシャーンとか。あと、子どもがくれたリンゴを(一見では自然に、よく見ると不自然に)食べてみせるシーンなどは芸が細かいのかなと思いました。
 戦い終えたキャシャーンを突然エネルギー切れが襲って、以前の描写からすると整合性がなかったりするんですが、物語の演出上、そこでキャシャーンが倒れないとラストシーンが盛り上がらないんですね。そしてルナに肩を借りながら村を去り行くキャシャーンの後姿を、村人たちが手を合わせて見送っているのに気付くキャシャーン。「俺は・・・ちきしょう・・・泣けてくる・・・。」
 新造人間のはずのキャシャーンが涙を流していいのかってところなんですが、だけどいい表情なんだな、これが。朝日に向かって、でもうつむきながら去っていくキャシャーンたちの後姿に、新造人間だということを隠さねばならない孤独な宿命・・・というナレーション(by納屋悟朗)がかぶさって。

 (驚くほど肉弾戦にこだわった描写の)キャシャーンの戦いぶりを見たら、生身の人間じゃないって誰でもわかるだろうっていうのは、この作品の弱点(笑)なんですけど、第8話のほうではその秘密を知ってしまった少女を結果的にキャシャーンが見殺しにしちゃってるようなところがあって、一瞬「うわっ!」って思います。一話完結のストーリーが連なっているとはいえ、細かい演出が、かなり難しい作品なのではないかと思うのでありました。

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