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『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』 感動した!(笑) 

[2008/01/23] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(4) | TOP ▲

 面白かった!最後はなんか力技っぽかったけど、感動しました。いや、これは傑作でした。本気でお見それいたしました。(笑)
 前に一回、テレビで見たような気がしていたんだけど、ちゃんと最初から最後まで通しで集中して観ないと駄目ですね。そのぐらい、ちゃんと「映画」になってたってことかも。(参照→ クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 - Wikipedia

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]

 原恵一監督のコンセプトは「大人も子供も笑って泣ける映画」なんだそうだけど、『クレヨンしんちゃん』の原作マンガは大人向けだったと思います。(でもテレビシリーズの視聴率はいいそうなので、子どもの支持も強いんでしょうね・・・?)
 この作品は、観ている人の世代によってもいろんな感想がありそうな作品でした。まるで覚えちゃいませんが、私も大阪万博には行きました。しんちゃんのパパ、野原ひろし同様に、「アメリカ館の“月の石”が見たい」と駄々をこねて困らせたものだと母からは聞いてますが、覚えてない・・・。
 なので、『ALWAYS 三丁目の夕日』みたいな、古きよき、なつかしの昭和、っていうような感じは、分かりそうで分かんない。この『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』でも「におい」っていう表現をしてましたけど、私などはそのにおいだけ、うっすらと残っていたのを知ってるぐらいの世代なんだと思います。(私より5つばかり年上の原監督は、しっかり覚えている世代なんだろうなぁ。)

 ただ、これは私にもすごくよく分かるのは、(前に書きましたけど、)少年の日に思い描いていた“夢の21世紀”は、こんなはずじゃあなかったっていう、その強烈な裏切られ感ですね。しんちゃんの敵組織“イエスタディ・ワンスモア”のほうへ共感しちゃうというのは、それでなくても昔のアニメに肩入れしちゃってる私などには、実にヤバい傾向なのですが。(笑)
 けれど、この『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』というタイトルからしてふざけた映画が、絶対に『三丁目の夕日』などより見応えがあると私が断言しちゃえるのは、そんな“過去への懐想”だけでは駄目だよ、というところを、すごくキッチリと描こうとしているところじゃないかと思います。
 だから、私の思うこの映画の“泣き”どころは、クライマックスで東京タワーをボロボロになりながら駆け上がるしんちゃん・・・ではありません。懐かしい少年時代に戻りきった夢の時間から、しんちゃんの活躍で覚醒(笑)させられ、今日まで過ごしてきた日々を走馬灯のようによみがえらせて、さめざめと涙を流す野原ひろしの姿。懐かしいにおいに満ち満ちた町を脱出する三輪トラックの運転席で、「ちくしょう、何だってこんなにこの町は懐かしいんだ」と涙を見せながら、それでも今の暮らしを取り戻すためのアクセルを懸命に踏み続けるしんちゃんのパパこそが、この作品の本当の主人公なのだよな、と思わず(本当に思わず!)じーんとしてしまいましたよ。(ラストがしんちゃんの活躍なのは、作劇上のお約束であり、かつウェルメイドな表現だったけれども、それはテクニックに“泣かされている”んで、ひろしのシーンは、もっと深いところで“泣ける”んだと思っちゃいました。)

 以前にテレビで途中だけをチラチラと見て、今ひとつ真価が分からなかったのは、部分だけを取り出してみると、“これは『クレヨンしんちゃん』っていう子ども向けのギャグアニメだよな”という先入観があったんだと思います。でも、それっていうのは、たとえば『ゼーガペイン』を見ていようが『ブレンパワード』を見ていようが、「またガンダムばっかり見てる!」みたいに言われてがくっと落ち込むようなもの。
 ロボットアニメではロボットが出てくるのがお約束なように、『クレヨンしんちゃん』ではお下品なギャグがあって、この世界観(笑)のバランスができているんだな、と今さら納得され。(ただし、イエスタディ・ワンスモアの二人はちょっと真面目すぎ。)
 その上で、何をやっているかが問題なんであって、まともにやったらストレート過ぎて鼻白んでしまいそうなベタなメッセージ性が、このフォーマットだからこそやれているというのは、これは賞賛に値するんじゃないかと!

 実はこの作品、ずっと前から見たくて、レンタル屋さんに行くたびにチェックしていたのですが、3枚あるDVDが常に貸し出し中という、人気作品なのでした。で、今回は、しかたないのでVHSを借りてきたんですけど。ちょっと前までは、家ではビデオしか見れなくて、レンタル屋にDVDしかなかった時には嘆いていたこの私が、今回ビデオで見るとなると不便で不便で・・・。そんなものなんですね、時代が変わってしまうと、戻りたくても戻れない。

 原恵一監督の作品をもっと見てみたいと思いました。『クレヨンしんちゃん』では、次作の『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』も評価が高いようですね。そして最新作の『河童のクゥと夏休み』ですか。うん、楽しみです。(笑)

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD] 河童のクゥと夏休み 【通常版】 [DVD]

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コメント

> ケンは正しい

>しんちゃんの敵組織“イエスタディ・ワンスモア”のほうへ共感しちゃう

に共感いたします。首領のケンの言っていることは正しいです。ただ、「におい」を散布する作戦は毒ガスを彷彿とさせて、ちょっと、いや、かなり……ヤバいです。

ああそうです、カガチですね、はい。

>

何度も見直しました
ホントに「ニオイ」を感じたような気がしましたよ

>

大好きな作品です
ヒロシの回想シーンでは何度もなきました。
足が臭くなるのは家族のために必死にナって働いているからなんですよね
この作品ではヒロシにばかり泣かされます。

>

全く同感で、クレヨンしんちゃんは根底にお下品なギャグマンガというフォーマットがあり、そこにオトナ帝国といった大人のテーマが組み合わさることにより多いなりギャップが生まれ、あの感動ができたのであると感じます。
しんちゃんは偉大な歴史である

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