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『機動戦士ガンダム』 第6話~第11話 “左舷が弱い”伝説の起源とか(笑) 

[2008/01/15] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(4) | TOP ▲

 今さらながら、久しく見返していなかった1stガンダムを今年は見ていこう、と。で、第1話~第5話はYahoo!動画で見たんだけど、ここからはDVD借りてきて見ていくつもりです。(あ、また「ちゃんと買えよ!」って突っこまれそう。 笑)

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 でもね、改めて『機動戦士ガンダム』。面白いですね、うん。(笑)
 いや、その時代を現役で体験してるって言ったって、記憶の美化作用もあるし。1stって、作画とかだけを見れば、こんな“超低予算のロボットアニメの水準”だったっけ、という打撃(笑)に耐えられるのは、最近『ザンボット3』とか『ダイターン3』とか見てきたところだからなんじゃないかと思います。しかし、おかげで面白い面白い。ガンダムすげぇ。(笑)

 オープニングとかエンディングとか。「正義の怒りをぶつけろガンダム」みたいなのは、今ふうにはクサい歌詞なのだろうけど、本編と見比べてしまうと、素晴らしくアニメーションがいい。案外、深刻になり過ぎなくて、いいバランスだったのかもしれないなと感じます。重々しく「人類が増えすぎた人口を・・・」っていうナレーションが入って、そこで“スイッチが入る”って感じがちょうどよかったんじゃないかと。
 昔はじめてみたときのファーストインプレッションって、覚えてるような覚えてないような。“ぞわわっ”って鳥肌が立つ感じは覚えてます。“これ、何か今までのと違うぞ”って。その体感は思い出してみたいものの一つですね。

 で、6話から11話は“ガルマ編”ってところです。何度も見てるので、シャアが何を企んで、ああいう行動をしていたのかって、もちろん分かってて見ちゃうんですけど・・・これ、先行きどうなるか何も知らずに見ていたら、かなりミステリアス。彼に関して言えば、何でもないときにセイラさんのことがフラッシュバックしていたりするけど、これもオチを知らなかった状況を想像すると、「この人って?」という伏線の張り方は実に面白い。

 人間模様で言うと、パオロ艦長を失ったホワイトベースに、このあたりでリード中尉というウザい大人が同乗してきて、いくらルナツー以来、“大人は信用できない”(ブライトだってティーンエージャーですからねぇ)と思ってるにしたって、ここまで言うこと聞かない、当てにしない、頼らないっていうのもなかなかのものだな、と思わずにはいられません。そりゃリード中尉のダメさといったら抜群ですが、よく見てるとブライトの判断ミスも少なくないし。(主人公サイドも地味にミスが多い、このへん富野アニメらしい微妙なところです。)
 もう一つフラストレーションの要因は、ジオンの勢力圏内では船を降ろせないと言ってみたり、第8話(戦場は荒野)では一部降ろしちゃったり、マチルダさんも病人しか連れていってくれなかったりと、まこと不思議な存在の“避難民”たち。そもそも彼らとアムロたちの間の境界はよく分からない(同じ民間人)んだけど、連邦軍の制服を着て艦の運行に携わる少年たちと、“お荷物”の彼らの確執は、見てると実にしんどい。
 「僕は・・・もう、やめますよっ!」って叫ぶところまで我慢強く頑張るアムロたちは、(少なくとも最近のアニメで見るような)今のティーンエージャーからすると、もしかしたら少し古風なのかもしれないですね。弾道軌道で連邦軍と連絡しようとしたアムロ(第7話)に皮肉を言って怒らせちゃった、あのカイさんでさえ、アムロが本当にシャアの追撃を受けたら、真っ先に援護のミサイルを撃とうとしていたし。(第8話、ガンキャノンでの初出撃なんかでも、涙目で頑張るカイさんは、普通の人間はこうだよな、と逆に印象に残り共感できます。)

 もっとも、中学生ではじめて見た時には、たぶんこのあたりだと、コアファイターからガンダム、ガンキャノン、ガンタンクへの換装のようなところで熱を上げていたんだろうと思います。(笑)
 それと、もう一つは一話完結なのに一話完結じゃない、みたいなところ。ガルマがシャアに「あのモビルスーツを相手に、よくも二日間も追撃できたものだな」って言う。“あ、ここまで一連の出来事は、僅か二日間の間に連続して起きたのか!”みたいな驚きと感動がありましたね。
 もっとも今見れば、このシーンは齟齬も多く、その名を知るはずもないガルマが「白いヤツ」じゃなくて「ガンダム」って言っちゃってます。あと、その後ではアムロがコアファイターの搭乗時間を聞かれて、「シミュレーションで18時間、訓練で35時間、実戦で2時間」とか言ってたり。まあそれもこれも、物語に緊迫感を出そうという演出なんで。覚えている限りでは、こんなことをやったアニメはなかったと思うんで、難しいことを敢えてやったので、そういうツッコミどころも生まれてしまったなと思いますね。(アニメの矛盾にツッコミを入れて楽しむというのは、『ヤマト』の“第三艦橋伝説”とか、いろいろあったと思うんですが、やっぱり『ガンダム』はツッコミ甲斐がある感じだったかも。今となれば「何もかもみな懐かしい」ってヤツですが。)

 それと、言い古されていることであり、これは『ガンダム』が初ではないだろうけど、敵もまた人間だという描写。「戦場は荒野」で、母子のあとをルッグンが追って行った時にアムロは心配をするんだけど、救助カプセルを投下するっていう。それとアムロを「仇」と呼んでアムロにショックを与えたイセリナもだし。なかなかオヨヨと思ったのは、11話まで来てはじめて敵であるジオン公国のことが語られるんだけど、悪の頭目のはずのデギン公王のおろおろぶりとか。上手いドラマ作りだなぁと。
 もちろんメインキャラクターたちの芝居も味わい深いです。

「僕がそんなに安っぽい人間ですか!」
「貴様はシャアを超えられるやつだと思っていたのに」
「今日までホワイトベースを護ってきたのは俺だって言えないアムロなんて」

 耳タコぐらいに聞き飽きているはずのセリフなのに、“あー、人って、誰かに承認してほしいものなんだなぁ”って、何だか今日は、初めてそんなふうに聞こえてきました。
 ブライトの成長も面白いですよね。目の上のたんこぶだったリード中尉をマチルダさんが連れて行ってくれたら急に、アムロの反対を遮って(結果的にガルマを倒す)自分の作戦を、自信を持って推進してるし。

 とにかく見ていると、いろんなことが頭をよぎりますね。“大人の事情”なのだろうビームジャベリンをダシにして、アムロが技術者向きっていうセリフを言わせてるなぁ、とか。ザビ家の人たちって、何であんなに常軌を逸した巨大な肖像画が好きなんだろう(ガルマなんて自室にあれだし)とか。あと、たまたま自分の撃った弾が左舷エンジンに直撃したからガルマが左舷に攻撃を集中しろ、と命じたのが、後世に残る“ブライトは左舷が弱い”伝説の起源なのかな、とか。(笑)

 いやー、ガンダムは面白い!見直せば見直すだけ、発見や味わいがあります。うん。

→ このブログの関連記事: tag: 機動戦士ガンダム

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コメント

> いいなぁ。

私も、一度ちゃんと見返したいと思いつつなかなか・・・。
本当に、きちんと通してみた事は無いんですよ、私。

> あーそうか

「左舷」伝説ついでに
今思い出したのは
富野監督の「映像の原則」として

画面上では
心臓のある側(左側)に敵を、
右側に主人公側を配置するというのがあったかと思いますが
(守らなければならない側に配置することで見るもの心理的圧迫感を刺激する)、
その原理原則に従ったが故に
敵は左側から攻撃してくるのかな?

> 「ここで私に名前をつけてくださったんです」

>“あー、人って、誰かに承認してほしいものなんだなぁ”

タイトルは、ガンスリのエルザのセリフです(どんだけガンスリなんだよ(自嘲))。

ヤマトにしてもガンダムにしても、誰がサバイブして誰が死んでしまうのかを知らないで、ほんとうにまっさらな頭で見たら、どんなふうに見えるものでしょう。もはや、想像すらできません。

ガンダムは、はじめの方だけ見ると、なんだか、ほとんどみんな死んでしまいそうですよね。シャアなんて死亡フラグたちまくりです。ヤマト以上にデスペラートな印象。そう考えると、つくづくアムロとRX-78はスーパーヒーローとスーパーロボットでした。

>

≫思いつつなかなか・・・。

週に3~4話ぐらいのペースでぼつぼつと観ていると、ちょうどいい感じですね。これが私みたいに怠け者だと、DVDを買っちゃえば、かえって観なかったりするし。TSUTAYAとGyaOに自分のペースを依存する日々です。(笑)

≫映像の原則

なるほどです!「映像の原則」とともに、読んでいて思ったのは、耳で聞いただけでも「左」を攻められると聞くほうが、心理的圧迫感は強いのかもしれないですね。不思議なもんです。

≫ほとんどみんな死んでしまいそう

その前に『ザンボット』観てますしねぇ。(苦笑)
周囲がほとんど死んでいて、それでも生きてるシャアの生命力は、ほんと大したものです。

≫スーパーロボット

序盤のザク相手なら、ちょっと反則級の強さの描写は、案外『ダブルオー』なんかとどっこいどっこいですね。(その分、アムロの操縦もブライトの用兵もへぼいんですが。)

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