機動戦士ガンダムOO 第12話 教義の果てに
俺は、ガンダムにはなれない・・・。
うーん、俺はガンダムだとか、なれるとか、なれないとか。刹那クンにとって、いったい“ガンダム”って何なの〜?(笑)
これまで何かとミスの目立つ刹那クンだけど、今回は、自分の過去がフラッシュバックしてきて冷静な戦闘が出来なかったのが、自分で許せなかったんだろうか。この16才の名言は、いろいろ時系列でメモしておくべきだったなぁ。「俺の存在そのものが理由だ。俺は生きている、生きているんだ」(第7話)とか。(やっぱり「ガンダム」という妄想にとりつかれたアレって感じで、“メタ”な批評性を示す方向へ行っちゃったりとかするんだろうか。)
あえて言わせてもらおう、グラハム・エーカーであると!
しかし、この落差は何だろう?自分自身であることに自信満々の人と、自分じゃない何かになりたい人?(自分に自信満々の人が、我々には過去作からの引用としか感じられないのも、何かの皮肉だったりしますかねぇ。)
あと、何ですか。良かれと思ってやったことが、目いっぱい裏目に出て打ちひしがれるマリナ王女?(まあ明示されていないけど、どう見たってイスラムの国で、女性がここまで政治の表向きに出ていて、心情的反発がないほうがおかしいわけだけど。)
あ、それとそれと、刹那のトラウマな、あのとても悪い人!(サーシェスだったっけ。)いや、毎度分かりやすく、いやな悪人だねぇ。今度は何を企んでいるのやら。単に傭兵というだけじゃなくて、もっとバックがある人なのか?
何しろ主人公と悪役とお姫様と、同じ場所に揃ったから、“これはいよいよ物語が来たか?”と期待したけど、ちょっとはぐらかされた気が。まあ、でも放置されていたいろんなものが噛み合ってくる予感はよかったので次回に期待。(ただし相変わらず“刺身のツマ”のサジ君除く。 笑)
でも今回は、“グラハムカスタム”とデュナメスの戦いなんかもあって、動きは退屈しなかった気がするんだけど、こういう回だというのに、いつものように強烈なヒキのテクニックを駆使するでもなく、シナリオ的には案外淡々とやってるのは何なんだろう?
意外といいかな、と思ったのは、街の子どもが軌道エレベータのことなんかもうっすらとしか知らないっていうような小さなシーン。あぁ、そうか。だから“太陽光発電反対!”みたいな、よく考えれば分かりそうな道理に対する短絡的反発もあるんだな、という感じで。そのへんの描写を丁寧にやれていくと、武力的にはまるで無力なお姫様にも、何か活躍の芽があるかもしれないですね。
本筋には絡んできてないけど、サジ君の姉はこれまでに失踪した科学者の洗い出しとか地道にやっていて、なかなかやるなぁという感じ。でもそんなの、マスコミがやる以上に各国情報機関はバリバリにやってそうなもんだけど、まあいいか。













