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歴史に“残したい”アニメとは 

[2008/01/06] | 随想系 | トラックバック(0) | コメント(4) | TOP ▲

歴史に残りやすいアニメ、残りにくいアニメ(コメント)

 お題がお題だけに、すごい勢いで濃いぃコメントをたくさんいただいちゃいました。

 『ヤマト』のファンはここにもいるぞ、と東京丈さん。ありがとうございます。忘れ去られてたまるものかという思いはありますよね。“第一作と『さらば~』のみ”と言わざるを得ないのは、『ガンダム』の1st原理主義とは少し趣が違うのだけど、説明するのも難しくなってしまいましたよねぇ。第一作は、やはりTV版ですかねぇ。これもガンダムの劇場版とTV版の比較とは、違う次元の話で、それでも『未来少年コナン』の劇場版よりは、ずっと良かったような気もしてますが、気のせいでしょうか。(笑)
 ご紹介したリンク先の中には、『ヤマト』をあえて“松本零士の作品”と印象付けようとした動向の存在について示唆した内容のものがありました。裏など取りようもありませんが、気持ちは分かってしまうところはあります。(私も“心情的共犯”の一人かな。)
 『ガンダム』の1stが富野監督個人の才覚だけで出来たものではないのと、これもまた次元の違う話だと私は思うんですけど、・・・本当に難しいなぁ。

 とんぼさん、はじめまして。言及いただきましたブログの記事(よもやまトマト 「宇宙戦艦ヤマト」に絡むしがらみ)も読ませていただきました。『インセクト』シリーズとはまた、・・・松本零士ファンのツボを突いてきますねぇ。何もかも皆なつかしい。(笑)
 『ヤマト』が持っていた一期一会の偶然が、その後喪われていってしまったのは哀しい物語ですよね。でも本当は、難しい話ではないのでしょう。欲の皮が突っ張った“二匹目のドジョウ”狙いに、一期一会は再来しない。・・・『ヤマト』二作目の『さらば~』こそは、まさに奇跡ですよね。あるいは、『ガンダム』二作目の『Zガンダム』が、富野監督の“作家性”の部分に収斂していったことも、シリーズとしては一つの奇跡の再来だったのか。
 「歴史に残るとか人気があるとかよりも、リアルタイムでその作品の持つ価値に気づけたのがラッキー」とのお話は、うなづける部分とそうでない部分が半々で、“歴史も人気も関係あるものか、その人とその作品の出会いこそが一期一会”なのですよね。そういう意味で言うと、リアルタイムであることさえ、絶対条件ではないような。ただ、奇跡の訪れる瞬間にたまたま立ち会ってしまうというのは、たしかに比類ない体験なので、そこがなんとも。(笑)

 “アニメ史”的な物言いを軽々にすべきでない、というNishinomaruさんの警句もうなづけるのですが、歴史化していこうとする視点というのは、不断に存在すべきもののような。
 バルタザールさんのお話も含め、ゴジラ、仮面ライダー、ウルトラシリーズなどに伍して、『ガンダム』が、この先数十年というスパンで人気が持続するタイトルなのかどうかというような点には、(作品を楽しむのとは、また別の観点かもしれませんが、)興味深さを否定できません。
 “ある種の「ええかげんさ」”というのはたしかにあって、富野監督だけが『ガンダム』を続けていたら、というのも想像するだに恐ろしい世界のような気がします。“緻密かつ厳密な世界観”の自縛というのもそのとおりで、1stガンダムを見ていると、実にいい感じに“スキマ”があるのが、逆にいいというのもよく指摘されるところですね。

 ところで『大YAMATO零号』、思わず検索してしまいました。

大ヤマト零号オフィシャルサイト DVD BOX
インターネット放送局 - あっ!とおどろく放送局 - 大YAMATO零号

大YAMATO零号 VOL.01-05 (SPECIAL BOX)大YAMATO零号 VOL.01-05 (SPECIAL BOX)
(2007/06/01)
原作/総設定/デザイン:松本零士 監督:勝間田具治

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 「あっ!とおどろく放送局」で、Vol.1~Vol.2を見ることができました。・・・どう見ても、(たぶん松本零士好みのものだけに限らず、)設定やら世界観やら詰め込みすぎでしょう。メカだけじゃなくてキャラクターでも、“似て非なるもの”をよくもまあ作っているなぁと、そういう視点は面白かったですけど。

 バルタザールさんの“サブカルチャー30年”説も、もっともだとは思いつつ、史観を持とうとする姿勢とは相反する考え方でしょうかね。「愛好家の歴史的意識」に残るということは、人気を持続することとは別の次元の価値だろうと私は思います。ただ「お勉強の対象」でしかなくなるというのは、それだけの作品でしかなかったとも言えるんだろうなぁ。(去年ずっと感想をメモしてきた『ガッチャマン』とか、どうでした?私は感動できたんだけど、若い世代の人たちには「アニメ史のお勉強」でしかなかったのかどうか、残念でならないんですよねぇ。)

 「作品」の魅力が長く語り継がれるのと、「ブランド」の人気が長持ちするのと、違うと思うんですよね。個人商店の“宮崎ブランド”が一代限りなのは当然として。
 ゴジラ、仮面ライダー、ウルトラシリーズ、そしてガンダムなどは、“アメコミヒーロー”的なあつかましさで、神話説話的に生き延びていくことが可能なものなのかどうか。(『サザエさん』の不思議な生命力は、なんか別ものっぽいですね。)

 「面白い」と「楽しい」の違いという、のりのりさんのお話は、マニアを面白がらせるだけでなく、世間一般を楽しませないと歴史には残らないだろうと、そういう理解でいいんでしょうか。
 富野監督の「自分はTVアニメ屋」的な発言と、「それでも」、あるいは「それだけでは」的発言とのアンビバレンツさというのが、まさしく的を射ているんだろうと私は思うのですが、マニアをも満足させる水準と、時代の要求する何かを備えているものこそが、“歴史”として残るものなんではないかと、これは願望も含めて私はそう思うんですよ。(続編を作らねば語り継がれないなどと思う心は貧しいのではないかと。)

追記:

 コメントへのお返事等、この話の続きはこちらです。

私がアニメの話を書くときのスタンスは、あくまで“感想”です。

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[tag] アニメ fc2ファビコン アニメ史 fc2ファビコン 宇宙戦艦ヤマト fc2ファビコン 機動戦士ガンダム fc2ファビコン

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コメント

> 歴史に残したいアニメとは

歴史に残るアニメとは、「好きなアニメランキング100」http://www.tv-asahi.co.jp/anime100/でしょうか。

歴史に残したいアニメの代表は『ファイトだ!! ピュー太』?

> うーん、これは。

どひゃぁ~。微妙ですねぇ~。
ある程度は妥当な名前も入っているような、でも無茶苦茶でもあるような。

> スタンス

>若い世代の人たちには「アニメ史のお勉強」でしかなかったのかどうか、残念でならない

ただ、囚人さんは、自分の好きな70年代アニメを観ているときは「(時代を考えて)そこは突っ込まないように(笑)」といい、しかし「ガンダムOO」(今のアニメ)を観ている時には突っ込みまくっておられます(笑)。
70年代なら設定の矛盾を突っ込むのは野暮で、ゼロ年代なら突っ込みまくってOKというのは、何処からくるのでしょう。
これこそ、個人的で恣意的なアニメ史観ではないでしょうか。
(そもそも歴史とは何か、はここでは置いておきます)

また「過去のアニメを観ることで、アニメ史を知り、今のアニメがどういう文脈の上に成立したかを知って欲しい」や「70年代アニメの感想(批評)は時代(文脈)を考えて、やるべきで、そこを知らない今の子供の”昔のアニメは作画が悪い”などという批評は筋違いだ」と言ったようなことをよく言われています。

が、その一方、何故か「個人的に黒歴史である」といわれる「90年代アニメ」を鑑賞する際は「予備知識無く、観て感動できるかどうかが全て」、「余計な知識はつけずに純粋に観たい」=歴史・文脈無視で自分の観たいように観るんだ、と言われます。

正直、その辺に矛盾があるように見えるので、今の中学生からすれば「自分の時代(のアニメ)が大好きなだけ」と思われても仕方ないのではないのでしょうか?
偶然、検索で囚人さんのブログにたどり着いてくるような子供に、本当に届けようとするのであれば、説得力を持たすためにも、このあたりのスタンスは一貫しておいた方がいいと思います。

ここで、
>開き直りとしては、自分が書いていて楽しいのが絶対条件
>批評や考察ではなく、“一人の観客”のまとまりのない感想
と言われるのなら、子供に伝えるのは諦めなければなりません。

と、思いますが、どーでしょう。
つまんないことを突っ込んですみません(笑)

> 紅白歌合戦なみに的確

紅白歌合戦なみに的確な選択だと思います。

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