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『装甲騎兵ボトムズ』 1~5話 キリコと地獄に付き合ってもらう・・・ 

[2007/12/25] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(6) | TOP ▲

 クリスマスイブですねー。皆さん、お元気ですか(・・・。)

 そんな聖夜にふさわしく(笑)、今宵、私が満喫していたのは『装甲騎兵ボトムズ』!
 BIGROBEストリームで1~10話を放映中です(1/2まで)。振り返ってみれば、去年のクリスマス近辺もGyaOで『ボトムズ』を見ていたなぁ。

「何しろボトムズはいい!」というだけの話 (2006/12/23)
『ボトムズ』第42話「砂漠」 ~ こりゃぁ痺れる!(2006/12/26)

装甲騎兵 ボトムズ VOL.1装甲騎兵 ボトムズ VOL.1
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郷田ほづみ、弥永和子 他

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  1. 終戦
  2. ウド
  3. 出会い
  4. バトリング

 最近のいろんな作品と比べてみても、この作品の序盤のシナリオって隙もなく、ムダもない感じで、研ぎ澄まされた出来に思わず唸りますね。作画とは違う意味ですけど、演出も非常に細やか。制動時の逆噴射の表現とか、当時として画期的に頑張っちゃいるけど、SF的な考証の完璧さとまで言うのには、(射撃の反動とか、)そりゃたしかに無理はあります。でも例えば、追っ手を振り切ってキリコがエレベーターに飛び込むと、ドアが閉まるまでの何秒か、追っ手の放った銃弾の跳弾がエレベーターの中を跳ね回ってる・・・みたいな、すごく細かいこだわりとか。こんなの普通はやらないよ?(笑)
 まあ、そんな重箱の隅をつつくような話ばかりじゃなくて、ほんとに物語を魅せるための演出!いい感じの緊迫感があって、上手にいえませんが、アニメというよりも、ものすごく上質な映画みたいな感じ。
 声優さんの掛け持ちも多く、ちょい役の声ではゴウト役の富田耕生さんが随所で大活躍。低予算の作品だったんだろうなぁとも感じますけどね。曲数も乏しいBGMが、それでも実に効果的に使われているんですよねー。

 1話だと、キリコ役の声優さんの声がまだ上ずり気味で安定しないんだけど、それも演出のうちかなぁ。何しろ、みんな同じATに乗ってるし、顔にゴーグルまでしていたら、聞き慣れた声でないとキリコがどれなのか、一瞬わからなかったりするんですね。これ、当時はじめて見せられたアニメファンは、さぞ驚いただろうなぁ。それにまあ、これだけ拷問されたり、袋叩きにされたり、ボコボコに痛めつけられる主人公も、なかなかおりますまい。(笑)

 奪われた“素体”奪回のために、ロッチナ大尉はキリコをわざと泳がせています。序盤のほうではキリコの生命に危機が迫ると秘密部隊が助けていたりしますけど、この描写はウド編でも最初のほうにしか出てきませんね。本人も知らないところで衛星から監視されている、みたいなサスペンスの面白さもあったんだろうけど、そうじゃないほうのドラマ作りが面白くなってきたんでしょう。

 ゴウト、ココナ、バニラ。これらの仲間たちとのなれ初めもいいですよねぇ。キリコっていうのは、やっぱり戦争のことしか知らない純粋な世間知らずで、それが彼らにはおのずと分かっちゃうから、なんだかんだと言いながらも、ほっとけなかったのか。そのへんは観客の言葉にならない感じ方と一致することで、かろうじて成立する一線のような気もします。
 どうでもいいですが、バニラの第一声は「いやぁ、参った参った隣の神社だよ~。」・・・これって千葉繁さん得意のアドリブ混じりですかねぇ?それと、4話でゴウトがキリコにサインさせようとしていたバトリングの契約書。キリコが読もうかとしたら大慌てでしまいこみましたけど、あれ、よっぽどひどい契約内容だったんですかねぇ?(笑)

 第5話では、幻覚剤による拷問というシチュエーションを借りながら、「神なら死んだはずだ」とキリコに言わせてます。先々を考えると深いなぁ~。また言わせ方が渋い!
 “ファンタム・レディ”ことフィアナは、ここまではミステリアスな顔見せだけで、そのチョロ出し具合がまた上手いもんですよね。
 ハードボイルドな展開なんだけど、でもエンターテイメントになっているのは、もちろんメカの魅力も大きいんだけど、それより何より、ひと癖もふた癖もある声優たちに、いい芝居をやらせている、そこがすごいんじゃないかなぁと。

 「来週もキリコと地獄に付き合ってもらう・・・」は1話最後の予告編のラストワードだったんですけど、これで定型にしても良さそうなものを、毎回、予告編はこれを上回る名セリフを次々と連発で。
 さて、「神は死んだ」ところで、クリスマスなんてどこ吹く風じゃ。明日は6話~10話に付き合ってもらう!(笑)

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コメント

>

それは良い事を聞きました!
早速見ねばザビ
忙しくなるなー
ペールゼン・ファイルズを見てからの方が良いでしょうか?
でも、只はいいデスね。只は

> 地獄を見れば心が乾く

語弊がありますが、私はアニメはただ同然で見る主義なのですよ、基本的には。(笑)
『ボトムズ』は・・・続編もそれなりには面白いのでありましょうが。これに関しては私はけっこう1st原理主義だったりします。

> アニメビジネス

新作の宣伝に旧作を無料で配信する意味は…もしかして…な・い?ビジネスは難しいですね。

> いやいや・・・

私みたいなケチオヤジも今どき珍しいでしょうから・・・。思うところはないでもないですが、がんばって理論武装する気も余りありませんや。(苦笑

あと私の元祖ボトムズ偏愛は、「フィアナ原理主義」と言ったほうが正しいかも。なので、新作を見るならば、まず10話以降の有料配信を見よや、と。(そもそも低予算で制作した作品で定評が確立されて、二匹目、三匹目のドジョウが狙えると考えれば、ビジネスというのは面白いものですね。)

しかしフィアナ様は何故、すっぽんぽんのツルピカでも、ルージュだけはバッチリだったんだろう?(・・・主観的に美しいので許します。しかしキリコ君はなんであんなにビックリ慄いていたんだろう? 笑)

> ボトムズ出た~

きたきた来たー(狂喜)
遂にボトムズが来ましたね。楽しみにしています。
>あと私の元祖ボトムズ偏愛は、「フィアナ原理主義」

 そうなんですよねえ。キリコなんてどうなってもいいから(どうせ死にっこない)フィアナを応援したいんですよね。

> 「丁度いい加減」って、何より大事かも

元来エスエフというのは現代(もしくは観客のもっとも捉えやすいちょっと昔)の合わせ鏡なので、何より「しっくりくるフィット感」が肝心な所なんだと思います。設定の緻密さとか、絵柄に始まる描写の見事さとかは、その辺を補うものだと我田引水気味に断言しちゃうバルタザールです。

ボトムズという作品は、その辺が見事にベストミックスされているという点で、やっぱり傑作といっていいんだと思います。科学的に、とか人間描写が、とかいろんな事をあげればどんな作品だってへなへなしてしまうものなんですが、何しろ、「この宇宙はこういう作りになってますんや」的な説得力が実に骨太です。下手をすると荒い絵柄だのちょっとした(作劇上の)瑕疵なんかまで其の世界感を支える結果になったりなんかしとる。

よそ事を考えずに作品世界に埋没でき、なおかつその世界が我々の住む環境と全く違うという事を味わえる。
たいしたもんだと思います。

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