スポンサーサイト 

[--/--/--] | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | TOP ▲

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

手塚治虫、虫プロ関係のいろいろ貴重な話を拝読しました 

[2007/12/19] | ネット巡遊記 | トラックバック(0) | コメント(1) | TOP ▲

 今日は、昔、手塚治虫さんの身辺でお仕事をされていた真佐美ジュンさんのブログホームページを延々と拝読しておりました。真佐美さんは、世間的には旧ドラえもん(日本テレビ版)の制作に関わった方として知られている方のようです。

 お年を召した方の手作りホームページということで、見やすい作りではない気はしますが、手塚治虫アニメ関係の年表はすごいと思いました。「海のトリトン」のページには、パイロットフィルムのことなども載っています。

 前にもリンクしたかもしれませんが、虫プロの子会社、虫プロ商事に在籍していた西崎義展との関係の話は、書きにくそうな話ですが、貴重なものです。(この「海のトリトン」の記事の特にコメント欄のやり取りはすごいです。)

 虫プロ最後のテレビシリーズ「ワンサくん」には、なるほど後の「宇宙戦艦ヤマト」のスタッフが顔をそろえていたんですね。

 ワンサくんの版権も奪ったNさんは、山本暎一さんに、総監督をお願いした。

 これが後の「宇宙戦艦ヤマト」の複線となり、山本暎一さんが、すでに「ヤマト」の企画をしていたのは、目撃している。
 だから、ヤマトを企画したのは、山本暎一さんで、Nさんは「ヤマト」でも美味しい取りをしたわけだ。

・・・というあたりでは、さすがに名前が伏せられていますが。
 「瑞鷹」というのは『アルプスの少女ハイジ』で有名な会社なんですが、『ヤマト』の裏番組だった、この作品の会社に西崎氏が関わっていたとは驚きでした。

 まあ、そんなスキャンダラスな話ばかりではなく。『ジャングル大帝』の製作現場で噴出する、

虫プロへ入ってくるのは、みんな好きだからですけど、その好きをいいことに、全人格的な、没入と犠牲を強いることで成り立っている。アニメ界の古い体質で作家プロダクションなのです。そんなものは資本の論理の競争の中では弱いです、「鉄腕アトム」を始めた時はしょうがなかったけれど、その後もきつい仕事の連続でみんな疲れ果てている

・・・のようなところににじみ出てしまう手塚の作家肌の問題とか。現在にも通じるような、そういう話も興味深く。ただ部分で引用すると“アニメーター残酷物語”になりそうなところもあれば、それでも意外に皆で楽しくやっていたふうのところもあり。本当に、一概には言えないなぁと。(富野さんとの関係では、『ふしぎなメルモ』第14話のエピソードなどもありました。富野さんは虫プロの主戦力を結集した『ジャングル大帝』のときに別働隊のアトム班で頭角を現した人らしいですから。でも『ジャングル大帝』のほうが手塚チェック抜きで進む体制だったとすると、それ以後は、むしろアトム班のほうが手塚と濃い接触があったかもしれないとも想像されます。)

 それから強く興味を引かれたのは、杉井ギサブロー作画監督による『哀しみのベラドンナ』などの一連の“アニメラマ”と言われる作品群。某所で一部だけ映像を見ましたが、これはすごい。とても前衛的で、(一般的な用語ではないのかもしれませんが)いわゆる“アートアニメーション”ふうとしか言いようがないような。

囚人022のはてなブックマーク / blog.goo.ne.jp:mcsammy

 そのほか、関心を引かれた主なページは上記などになります。(残念ですが、3月以降、更新はされておられないようです。)
 白状すれば私の中では「虫プロ」→「テレビアニメの元祖」という固定イメージができかけていたのですが、今となればそれは大きな誤解だったと思います。手塚治虫という人の強烈な作家性、強烈なアート志向に、じかに接した人たちというのは、(大変な思いをした人も少なくないにせよ)やはりこの巨匠から大きな影響を受けたのだろうな、と強く感じました。

関連記事

コメント

> 丸い絵は気持ちいい

 囚人022さんは手塚御大の丸い絵が苦手といわれていましたが、ボクも実はしばらく前まで嫌いでした。
 かつては愛くるしい絵柄で一世を風靡した絵ですが、劇画など漫画の表現の幅が拡がるつれ、時代に取り残された印象もあったせいです。
 ところが歳と共に、髪の毛とか衣装とか顔のパーツがとんがった絵、たとえば最近のジャンプに多い絵とかアニメで云えばアクエリオンとかそういう絵が見ていて苦痛になってきまして。
 視力も体力も集中力も歳と共に衰えてくるのを自覚するようになって、手塚御大の丸い絵柄がとても優しく感じられるようになって、また御大の絵が好きになりました。
 もしかすると囚人022さんも、お年を召された後に御大の絵を再評価される時が来るかもしれませんよ(^^)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://zmock022.blog19.fc2.com/tb.php/1076-d8ace067

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。