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科学忍者隊ガッチャマン 第95話~第98話 

[2007/12/14] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 GyaO昭和TVでの放映が、終盤を迎えている『科学忍者隊ガッチャマン』。今週の更新も四話で、やっぱり話数調整でしょうかね。私の巡回範囲では、あまり他に感想を書いている人も見かけないし、皆さんあまり関心ないんでしょうか。まさに古典的な名作なんですけどねー。アニメブーム以前の作品で、このぐらいウェルメイドな作品も、本当に珍しいと思うんですが・・・。

  1. 合体忍者大魔人
  2. ギャラクター本部に突入せよ
  3. 明日なき宇宙船レオナ3号
  4. 球形鉄獣グレープボンバー

 秘密基地“三日月サンゴ礁”を失った科学忍者隊。98話では、いよいよ最終盤のコンドルのジョーの死を賭けた闘いの連作に向けた序曲が始まってきたというところです。
 で、その間のつなぎになる話というのは、ラストにスタッフ力を取られて抜け気味なエピソードが並ぶのかな、と、これまでの雰囲気から予想をしていたんですが。単発エピソードながらに良質な脚本の回が意外に多く、それぞれ見応えがありました。

 95話は、孤児である甚平の出生の謎(?)を探る回。えーと、69話「月下の墓場」あたりでも、そのへんの話には触れられていましたけど、今回はほぼ核心に迫った感じです。古代以来、連綿と続く“ジュピター忍者団”の棟梁の息子(らしい)、というところで結論を敢えてぼかしてあるところが実に奥ゆかしい。
 “どれだけ科学が進んでも、最後は人間の身体能力が”と、ギャラクターも以前より気付いていて、8年前、時代の推移の中で解散しようとしていたジュピター忍者団を勧誘。これに反対した棟梁は一家惨殺にあった。その時に3歳だった息子だけが行方不明に、ということで、それが甚平なのではという可能性が限りなく示唆されながら、秘密を知る老人は否定的な証言(嘘?)だけを残して息を引き取ります。・・・これが事実なら、甚平もまたギャラクターの犠牲者の一人ということになるのですが、なぜかそこは暗示にとどめるんですね。ふむふむ。

 思わせぶりなタイトルの96話は、当然ギャラクターの罠。いくらゴッドフェニックスの入っていけない峡谷でも、何もカヌーで行かなくても、というのは言わない約束。・・・で、なぜか科学忍者隊を恨む謎の青年(一般人)が、どうして彼らの行動を知っていたかなんてのは、もっと触れてはいけないところ。(笑)
 ・・・ではありますが、捕らわれたケン、ジョー、ジュンが、たまたま難を逃れた甚平に、自分たちのことはかまわず逃げろ、と言うのを目の当たりにして、科学忍者隊への認識を新たにする謎の青年。実は科学忍者隊とギャラクターの闘いのとばっちりで、何もかも失った逆恨みだったことがラストで明かされます。この時代の作品で、“正義の戦い”の影での、あまたの一般市民の犠牲という、タブーのようなところに触れているのはすごいですね。
 前話でもそうだったんですが、科学忍者隊のブレスレットでの通信が、敵に傍受されていることが既に前提になっていて、それを逆手にとって“寝たふり”の(いつも留守番の)リュウが珍しく活躍するんですが、電波サイクルがばれてるんだったら、周波数変えてやれよ南部博士、というツッコミはしてはいけません。(笑)

 97話も単発のエピソードですが、テストパイロットでもあるケンが、宇宙飛行士たちに思い入れをもち、彼らを襲う悲劇に激しく涙を流すドラマは秀逸。今回のギャラクターは宇宙ロケットに細工をして地球の、それもウランの貯蔵庫に落ちるように細工するという姑息な作戦なんですが、恨み重なる南部博士を捕らえておいて、すぐに殺さず科学忍者隊をおびき寄せようとか、ベルクカッツェが欲張るのは毎度のことなので、気にしてはいけません。(笑)
 紆余曲折の末、ようやく南部博士の救出に成功するも、時すでに遅く。軌道修正の不可能なレオナ3号を、地上の災禍を防ぐため超バードミサイルで撃墜するトリガーボタンを押したのは、ケンでした。

 シリーズ的には今回最重要の98話。ギャラクター出現の一報に現場へ急行しようとしたジョーの体を、ついに“あの”病魔が襲い、目眩で視界を失ったジョーは、こともあろうか老婦人をG2号で跳ねてしまう。
 幸いにも老婦人の怪我は大したことがなかったが、ジョーは現場に駆けつけることが出来ず、ゴッドフェニックスはギャラクターの新メカに敗退。大気汚染物質を武器に応用したこのメカを設計した科学者を捕らえる任務は、南部博士に口答えしたジョー一人に課せられるが、実はこれが博士の親心で、ギャラクターへの復讐一辺倒のジョーに考えるチャンスを与えるよう、こっそりフォローをケンに頼んでいたり。
 ただ、この時点では誰一人ジョーの体の異変に気付いたものはなく、任務を外されることを恐れたジョーが、そのことを何とか皆に隠そうとする心情が、今回の見もの。ベルクカッツェに騙されていた、あの科学者が、実は件の老婦人の息子だったんだが、最後までジョーはそれを知らなかった、というあたりの脚本の妙は、これはもうすばらしいものですよ。

 秘密基地を失った科学忍者隊は、どうやら南部博士の別荘を拠点にしているようなんですが、こんなところじゃギャラクターにはすぐに知られてしまいそうだとか、余計な心配もしてはいけないのが、ここでのお約束です。
 次週、いよいよ体調の悪化する中で、ギャラクターとの決戦に生命を賭けてゆくジョー。ああ、ついにここまで来てしまった!今回の四話は、実に見応えありました。あと二週で終了ということで、やっぱりちょうど年末で終わっていくのだなぁ。今週はまだしも、せめて来週以降の残り七話は、多少アニメ史に興味のあるアニメファンならば、ぜひとも見ておいていただきたい必見エピソード揃いです。(っていうか、だったはずです。)もうお遊びはなかったはず。どうかコンドルのジョーの最期を見てやってください。

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