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やっと見ました・・・『時をかける少女』  

[2007/11/06] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(7) | TOP ▲

 映画館で見たら、もっと面白かったかなぁー?
 尻上がりに面白くて、そこは良かったんですけど、これは“リアル若い人”向けの作品だなぁとも思って、“気持ちだけ若くありたい人”(笑)の私には、ちょっと苦しいところもありました。

時をかける少女 通常版 [DVD]

 丁寧によく出来たアニメだと思います。絵はきれいだし。脚本もよく練られているし。序盤のほうの「・・・今のは例外。」とか、あとの展開の伏線なのは分かっていても、なかなか楽しかったし。SF的な部分では開き直ってるんでしょう。それはそれで「いっそ清々しい」(笑)。
 ただ劇中でもつっこまれてましたけど、タイムリープできるようになってからのマコトのやることが、「あーはっはっはっは!」って、お馬鹿すぎて、ちょっと引いちゃいます。あと、回避されるとはいえ、“踏切事故”って、最悪の想定にしたってイメージが悲惨すぎて、これは私にはちょっと笑えなかったです。これ、去年の大人気作品だったんだけど、そのへんにはみんな、あんまり抵抗はなかったんですかねぇ。(想像力の問題?)

 前の実写版への『時をかける少女』のちょっとしたオマージュも入っているのか、博物館で修復に携わっているらしい“魔女おばさん”は、すごく品よく描かれていて、そこはまあ、私の世代からすれば、にんまりと。今どき、少しおバカな子のほうが可愛いのかもしれないけど、私はやっぱりこっちのほうが惚れちゃうなぁ。(笑)

 だけど山場の盛り上がる展開には、かなりぐぐっと引き込まれました。そして、博物館の“あの絵”に結びついていくところとかには、思わず≪おぉーっ・・・!≫と感動しました。
 「ちょっと過去に戻れると思って、やりたい放題」だったのが、逆に取り返しのつかない時間の大切さっていうのを考えさせるシナリオっていうのは、練りこまれていて≪うまい!≫とつくづく感心!

 で、あえて不満だった点を言うと、・・・「キャッチボールだけじゃ野球とは言えねぇよな」っていうのは、男と女の話なのかと思ったんだけど。そういう踏ん切りの悪い、いじいじとしたのが、微妙な心理のアヤだというのは了解します。ただ、今どきの子どもは「あっカップルだ。熱いね、ヒューヒュー」とか言うんだろうか。そのへんの現実感の問題なのかもしれないです。
 これ、私のように“青春”が遠い彼方に行ってしまった年代(笑)の人間が見ると、“キャッチボールをしたら、野球をやりたくなる”っていうのを不自然に抑えられると、逆にその抑えられていることのほうを思ってしまったりするんですよ。そんな意味で、“リアル若い人”向けだなぁと。
 それから、“イジメ”話と絡めて出てきたりするのは、踏切事故と同じで、どうしたって口当たりがよくない気はしちゃいました。

 「前見て走れ」、未来へ向かって「すぐ行く、走っていく」は、まあいいんだけど。タイムパラドックスだらけの話で、細かいことを言っても仕方ないとはいえ、「Time waits for no one」っていうのと、「未来で待ってる」っていうのは、作品テーマの本質的なところで、どっかしら矛盾ではないんでしょうかね。
 今、目の前の現実を生きるというのと、たしかにクロスした気がするのに、最後でちょっと逸れた感じと言うか。甘酸っぱい佳作であり、素晴らしい良作なんですけど、そこだけは微妙な印象が残りました。

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コメント

> オマツリ男爵もおすすめ

「キャッチボールだけじゃ野球とは言えねぇよな」は、わたしはラストシーン(後輩三人を加えて五人で野球するシーン)につながる伏線と考えていたので、囚人022さんの見方は新鮮でした。なるほど。

河原で少年たちが真琴をはやしたのは、河原で何度か会っていたからでしょう。子供に絡まれやすいキャラだからかもしれないけれど。

細田監督は『オマツリ男爵』もそうなんですが、唐突に死というモチーフを出しますよね。唐突感というか不条理感は細田守氏の作風だと思います。

> あえてざらざら

、なものを面に出してみせたのかな、というふうに、僕は思ったです。
冷静に考えてみれば僕らの小僧時代にもいじめはありましたし、どころか校内暴力真っ盛りだったですわねえ。ただ、そういうものと隔絶した暮らし方なども確かにあった気は、する。それは個人差だったり欺瞞だったりしたかも知れないですが、少なくとも嘘ではなかった。

ただ、いま若い人を描こうとしたときにそういうスタンスをとる事を、監督さんはあえてとらなかったんだろうな、と。
ざらざらは敢えてそのまま描くのも、バランス悪いなりに率直さ、であったのかも知れないです。

そう、今時の若い衆なのかと思ったらやっぱりまっすぐな奴ばっかり出てきて、なんだかホッとしたのを、思い出しました。

不思議マダムにときめくのは、そりゃ僕ら世代の特典でありますね。

> 和子おばさんは独身だと思う

和子おばさんはマダムじゃなくて独身だと思います。わたしの勘違いかもしれないけれど。

> 独身なのは間違いありません

劇中で「いつになったら結婚するのか聞いておいて」といった会話があったと思います。

「マダムとは=既婚女性のこと」
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%C0%A5%E0

これも正しいと思います。では明白に間違いかと言うと、どうもニュアンスもないではない気がして。

(-以下引用-)
フランス男性、あるいはフランスの文化圏の中で生きている人にとってのマドモアゼルとマダムの境目は、「その耳元で甘い恋の口説き文句を囁きたい女性かどうか」なのだそうだ。とても簡単に言ってしまえば、マドモアゼルはまだまだ「ひよっこ」だとういうことになる。「お嬢さん」ではなく、「お嬢ちゃん」なのだ。英語での"Miss"と"Mrs"の境目とはまったく違う。
(-引用終わり-)
「マダムとお飾り」
http://www.masayo.org/jhome/sunny/sunny104.html

たぶん、そんなことです。要するに、どうも私やバルタザールさんは、マドモアゼル真琴ちゃんよりも、(上記のような意味での)“マダム”和子さんと甘い恋をささやいてみたい(笑)お年頃らしいってことで・・・。

> ここに引っかかった。

「うん、すぐ行く。走って行く。」
 ここに引っかかってしまいました。確かに、未来へ行く方法は幾通りかはあるでしょう。
1.冷凍睡眠
2.おばあさんになっても生き続ける
3.タイムマシーンを発明する
4.例のクルミのカウンタが実はまだ一つ残っていた。
 そうした幾通りかの方法を示さずに終わってしまっては、「うん、すぐ行く。走って行く。」と答えた真琴が、一円持ってDSソフト買いに行く幼児並の、タダのお馬鹿になってしまうと思えてならないのです。
↓本のお目汚しですが(トラックバックの方法知らないのです)
http://tokyojoe.asablo.jp/blog/2006/08/19/491363
http://tokyojoe.asablo.jp/blog/2007/09/10/1787144

> 補正感謝です

Nishinomaru さま、兄ぃ、ありがとうございます。そう、ついつい自分と似た年頃の登場人物に心が寄っていくんですよね。

甘い恋、いいなあ。
と、思ってもみたのですが、たぶん生半可な好意だけで近付いても、「ばかなこと言ってないで、ね(ニコリ)」かなんかおっしゃって、サラリとあしらわれてしまいそうですね。和子さん。


こっち向いてない人、だからこそ?魅力的な人だ、っていうの、なんだか逆説のような、真理のような。不思議です。

というテーマで誰を思い出したかというと、名探偵ホームズ(ほらあの犬の)の、ハドソン夫人だったりするんですけど。
あぁ、あのひとも(犬ですけど、ま、よしとして)、もう僕らより「お若い方」なのだなあ。

> 独身者として和子さんに共感

永遠のお姉さんキャラはアニメだからこその存在ですよね。わたしもハドソン夫人、憧れです。

細かいことにこだわってしまったかな、とも思うのですが、初恋の幻影を大事に胸に抱えている和子おばさんという、昨今の流行言葉で言うと「負け犬」な女性に、おなじ独身者として共感してしまうのです。

独身で、だからほんとうには男女の機微なんて理解していない、だけれど、思春期の青臭さに変に感のはたらく「魔女おばさん」に、わたしもなりたいな。

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