『機動戦士Zガンダム』 第23話「ムーン・アタック」/第24話「反撃」  

[2009/02/08] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(1) | TOP ▲

ファとカミーユの心の揺らぎがファの独走を生んだ。シロッコもまたジェリドの独走を見守るだけだった。そこにはそれぞれの人々が道を求める姿があった。

 冒頭ナレーションは見てる中で頼りにする部分なんですけど、前回(第22話「シロッコの眼」)がそんな風に総括されるんだなーって感じです。うーん、「道を求める」かぁ。何だかよく分からんなぁ。

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 経験を重ねてきて、既にルーキーではないカミーユでありまして、今や新たなルーキーであるファや、さらにはカツを、先輩としてリードしてやらなくちゃいけない立場です。大先輩のクワトロも久々にチラッと出てきましたけど「戦争などは所詮はその前後の戦術の優劣によって決します」とかカッコいいこと言ったぐらいで、若いもんどもにはあんまりかまうこともなく地球へ降りていっちゃうし。

 ティターンズはフォン・ブラウン市を制圧するアポロ作戦を実施。ナレーションではここが戦略上重要だと言っているんですけど、シロッコの想定外の突出があったにせよ、グラナダからの増援の展開が遅れたエゥーゴは、あっけなくティターンズによる占領を許してしまうし。逆にティターンズも、エゥーゴの反撃にあうとあっさり撤退するし。シロッコとジャマイカンの確執はあるにしても、何となく解せない感じ。

 で、そういう大事なはずのときにまた、エースパイロットであるクワトロを、何もブレックスの護衛にしなくてもいいじゃないかとも思うんですが。それだけカミーユも戦力としてあてにされてきたということもあるかな。それから、徐々にクワトロに政治向きの仕事もさせようという思惑もあったのかも。

 連邦議会はティターンズに牛耳られているようですが、ブレックスさんって政治力はあったんでしょうか。正直よく分かりません。暗殺しなきゃならない程度にはティターンズにとって邪魔な存在だった、と思うべきなのか。
 マークII強奪のときみたいに非合法なテロ行為にも参加している一方で、合法的な政治活動もやっているというのがブレックスさん(&エゥーゴという組織)の不思議なところ。いちおう『逆襲のシャア』に向かっていく“シャア・アズナブルのドラマ”のドラマとして見れば、ハヤトに「何年かかっても地球連邦の首相に・・・」と言われていたような、もうひとつの可能性というものを示してくれているのでしょうがね。もうちょっとブレックスの下で政治活動の修行をしていればどうだったのか。

 それで、クワトロ不在のアーガマで、ティターンズ占領下のフォン・ブラウンへの潜入スパイをカミーユがやってますけど、うーん。適任者だったのかなぁ?柄にもなく、ちょっとクワトロの戦争マニアに似てきてないか?大丈夫かこいつ。
 で、案の定、見つかっちゃったところで、たまたま来合わせたジェリドとばったり。おかげでかえって助かっちゃうという少し強引な展開。未熟者筆頭のカツが乱入してきてしまうあたりを考えれば、カミーユもジェリドも、やっぱりまだまだ未熟者って感じ。ほとんど覚えていなかったんですが、アムロがカツにやった拳銃って、けっこうアイテムとして、いろいろ活躍してたんですね。

 このへんで初登場してきたヤザンっていうのは、ジェリドには足りないライバルの要素を担って出てきたような気がします。
 24話からオープニングが『水の星へ愛をこめて』に替わり、後半戦本格化という感じですが、作品スタート時に思い描いていたストーリーラインから変更になっていった部分というのはあるはずだと思うので、そのへんも含めて軌道修正的なポイントがどこかに見つからないだろうかと、気にしながら見ているんですが、なかなかポイントがつかめません。

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