2008年、今年も一年間ありがとうございました 

[2008/12/31] | ブログ日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | TOP ▲

 この1年間も、このブログで多くの皆さんと交流することができました。8月で3年目を迎えたこのブログ。この間に、めでたく「50万ヒット」に到達したんですが、アクセス数はしっかり頭打ち。ですが、記事数も去年に比べるとかなり減ってますので、まあ妥当なところでしょう。あんまりあくせくしないで楽しくやっていければいいやと普通に納得しています。

 今年は感想を書ききれないぐらいアニメや小説を見たり読んだりしたような気がします。世の中のアニメ好きはもっと見てるのかもしれませんけど、私としてはこのへんが限界。(これ以上頑張ったら、会社クビになっちゃいます・・・。笑)
 印象の強かったものだけ言えば、古い作品では、GyaOで見せてもらった『新造人間キャシャーン』が面白かったですね。それから『機動戦士ガンダム』のテレビ版を見直したのは、意外に新鮮な発見がいっぱいあった気がします。感想は中途半端になってしまったのですが、『伝説巨神イデオン』のテレビ版もイデの発動までしっかり再見しました。
 個人的な“富野アニメ再見”シリーズは、現在進行形の『Zガンダム』テレビ版に至っておりますが、まったくどれもこれも噛めば噛むほど味がある。飽きないですねー。(笑)

 最近の作品では、『PERSONA-trinity soul-』は、“ご当地作品”ということで夏にGyaOでやってたのを見たんですけど、最近もう一度見直して、これはやっぱりそのレベル以上に面白い作品だったなぁと。
 それと、『河童のクゥと夏休み』!もう、素直に感動しました。これはいい作品でした。来年も夏になったらまた見てみようと思っています。

 新作では、押井監督の『スカイ・クロラ』を公開初日に見に行って書いた記事が評判は良かったんですけど、私としては過剰なプロモーションのせいで作品が素直に楽しめなかったってことで、あまりいい印象ではありませんでした。(あと、『崖の上のポニョ』は結局、初志貫徹で見ませんでした・・・。笑)
 これは面白かったなぁと素直に思うのは『コードギアス 反逆のルルーシュ』。谷口悟朗監督という人が非常に気になって、私なりに思ったことを「富野由悠季というあり方から、谷口悟朗は多くを学んでいる気がします」という記事にしてみたりしました。谷口監督の作品では、個人的な「黒歴史」である1990年代を少しでも埋めたい気持ちもあって『無限のリヴァイアス』を見てみたりもしましたね。でも結局、私の場合は谷口監督のスタンスから、富野監督の立ち位置を逆照射することのほうに関心がいっちゃうような気がしますけど。(笑)

 現在進行形の作品では、あまり記事は書けていませんけど『キャシャーンSins』がともかく興味深いです。鬱アニメっぽい感じはあっても、’90年代のそれとは一線を画したアート・アニメーションっぽい雰囲気がどこまで保たれていくのか。古くも新しくもキャシャーンってのはどうかと自分でも思いますが。(笑)
 いろいろ面白い作品を見ることが出来て、いい一年だったと思います。

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『機動戦士Zガンダム』 第17話「ホンコン・シティ」/第18話「とらわれたミライ」 

[2008/12/30] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 年の瀬もだいぶ押し迫ってきました。今日は風呂場の大掃除を始めたら、半日がかりでやってしまいました。掃除はそもそも苦手なんですが、昔から、やりだすと凝り性になってしまう癖があります。バランス感覚が悪いんですね。そんなわけで、こんな年末どん詰まりになって、まだ『Zガンダム』の感想ってなことです。(笑)

 ヒッコリーでクワトロとカツを宇宙へ打ち上げたアウドムラは、あっさりと太平洋を横断。“戦争マニア”(・・・)のシャアが身辺から離れ、カミーユの成長する環境も少しはいい感じになるかと期待したのですが。・・・そうでした。ベルトーチカさんの「屈託のなさ」は曲者なのでした。(笑)
 でも彼女の言い方さえあんなふうでなかったら、たしかに往年の英雄であるアムロにガンダムのマークIIを使わせてやろうという考え方はあったかも。まったく女ってやつは・・・っていうか。キャラクターとして面白いですね、ベルトーチカ・イルマ。

 そんなアウドムラを追撃し続けているスードリには、日本のムラサメ研究所からサイコガンダムが到着。フォウ・ムラサメ登場なんですが、相変わらず強化人間はヤバいなぁ。ヤバすぎる。・・・そんなどさくさに紛れて、こんなところで“シャトル用ブースター”なんて伏線が引かれていたんですね。ふむふむ。

 ホンコンでアウドムラの到着を迎えたルオー商会。ステファニーさんっていうのも、面白いキャラクターだなぁ。アムロに「軍人らしくないのね。だからカラバなのね」っていうのはニュータイプ的な洞察ではなくて、人間を見る目が鍛えられているって感じでしょうか。
 一方で、ここで偶然邂逅したミライさんに夫婦の話を聞かされて、何故か苛立つベルトーチカは、カンの鋭い子ではあるけれど、やっぱり人としては練れていないってことなんでしょう。

 ホンコンの市外の真ん中で暴れだすサイコガンダムを迎え撃つガンダムマークIIですが、フォウとニュータイプ的に感応してしまったカミーユを、すかさずアムロが気遣うのはさすがって感じです。

 「重力というやつは、本当に人間の心を地の底へ引き込む力があるようだ」
 「そうでしょうか」
 「そうさ」
 「でも、魂を産んでくれたのも地球ではないんですか」
 「ああ、そうも考えられるな」

 新旧二人の主人公の会話が(ニュータイプしてますけど)深いです。この“地球の重力”というものについて、富野監督はこの頃から悩んでいたのかなぁと。だからアムロは宇宙へ行けないのかもしれないですね。

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『機動戦士Zガンダム』 第15話「カツの出撃」/第16話「白い闇を抜けて」 

[2008/12/28] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 うーん、ロザミア・バダムって、こんなキャラクターでしたっけねぇ。(笑)
 というか、『Zガンダム』での“強化人間”って、ここまでヤバい感じで描写されていたんだったかと改めて思い直すテレビ版再見なのでした。人為的に作られたニュータイプとか言っても、ここまで人格破綻気味に“逝っちゃってる”のでは、戦力として使い物になるのかどうかをブランさんが危ぶんでいたのもごもっとも。

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 戦っている相手がシャアやカミーユでは、強化人間だからって強いんだか何だかわかんないし。今となっては後で再び出てくることも知っているわけですけど、オンエア当時、このロザミアというキャラクターは(やけに美人ではあるんだけど、)いったい何のために出てきていたのか、この時点ではけっこう意味不明っぽい印象があったんじゃなかったろうか。
 洗脳の悲惨さ、無残さっていうことで、続いて出てくるフォウ・ムラサメの存在を予告する役割は果たしているんですけど。何か微妙ですね。

 そういえばブラン少佐の部隊が所属する“ニュータイプ研究所(ニタ研)”って劇場版では完全にティターンズ傘下でしたけど、テレビ版ではティターンズと一線を画した存在でしたね。物語の序盤で「ある程度ニュートラルというか、外部化された視点で双方の組織が見れるポジション」だったライラ隊と比べて、作劇上の意味が分かりにくくて煩雑なような気もしますけど。

 ハヤトは「殴ったぐらいでお前の性格が直るのか」と前回カミーユに言ってましたが、子育て経験のある彼の若者への接し方はどうかな、と少し期待。・・・それでちょっと意外だったのが、アムロに言った「思ったとおりカツを連れ出してくれた」という彼のセリフ。父と息子とはいえ、また、もちろん血が繋がってないとはいえ、子どもを戦場に出すことを喜ぶ親がいるんだろうか。ただ、息子はもう一人(レツが)いるはずなのに「カツを」と明言してるあたりは、もともとそういうところがある子どもだということを、この父親はよく分かっていたのかなぁとも。
 七年で一番(別人のように・・・)親父くさくなってるのがハヤトです。昔はアムロに勝てないと悔し涙を浮かべたりもしていたんですけど、そういえば、もともと体育会系のほうでしたか。カツがああいう性格なのは、あるいはこの親父の薫陶があってのことなのかな。カミーユを導く先輩としては、この人も少々問題ありなほうなのかもしれません。(笑)

 で、もう一人の先輩。それこそファン期待のアムロ・レイですが、前回いいところを見せたわりに、まだ吹っ切れてない。「俺にとってはシャア・アズナブル以外の何者でもない」と、クワトロの存在も気になる様子。ハヤトは気軽に「こだわり過ぎ」とか言うけど、カイでさえ気にしていたし、そりゃあ(一番の宿敵だった)アムロがこだわっても何もおかしくないだろうと思えます。一見、当たり前のようではありますが、アムロはアムロらしく“うじうじ”しているし、ハヤトはハヤトらしく、少しがさつですかね。(しかし、そこがいい。)

劇場版『Z』は、つぎはぎだらけの変な映画です。これはハッキリ言ったほうが良いと思う。旧作のアムロと新作のアムロを同じキャラとして思ってくれといっても「思えねぇよ!」って感じられるでしょう?

 『1st』と『Z』でのキャラクター描写は、当時のファンの思い以上に、実はちゃんと繋がってる気がします。これは『Z』テレビ版(旧作)と劇場版『新訳Z』(新作)という意味ですかねぇ。

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『機動戦士Zガンダム』 第13話「シャトル発進」/第14話「アムロ再び」 

[2008/12/25] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 去年のクリスマスイブの私は何をしていたかというと・・・。ブログっていうのはやっぱり日記でもあるんですね。聖夜にふさわしく、『装甲騎兵ボトムズ』を見て「神なら死んだはずだ!」とか言っていたようです。(笑)
 今年は年末らしいことも何もしないままに、『Zガンダム』で暮れていっちゃいそうです。いろいろあって、帰省もできそうにありません。去年の年末年始はGyaOで『逆襲のシャア』をやってくれたので盛り上がったんですけど、今年は何かないのかなー。テレビでは元旦に『ガンダム』と『Zガンダム』があるけど。そもそもCSは見れないし。元旦にテレビに貼り付いているのもきついしなぁ。

HCM-Pro20 アッシマー

 さてさて。久しぶりに見直し始めております『Zガンダム』は2クール目に入ろうというところ。第6話でちらっと顔だけ出させたものの、ここまでじらしにじらしておいて、1st以来のガンダムファンには待望の、アムロ・レイがついに登場です。室内に何気なくマチルダさんとの思い出の写真が飾られているあたりは心憎いファンサービスなんですが、そうたやすくは期待通りの活躍をさせてくれないところが富野アニメ。
 「こういう生活を強制されたら、少しは骨抜きになったって仕方がないだろう!」
 そうなんです。1stでだって、アムロは戦いたくて戦ってきたわけじゃなかった。カツはこの時点で既に(少々身勝手でお調子者な)視聴者の代表になってアムロをなじるけど、戦争マニアでない限りは戦うことには理由が必要。そして7年の眠りは長い。

 でも、かつての仲間たちは休む間もなく動き続けていて、カイはハヤトに挨拶もせずに、再び諜報活動に。・・・カイって一年戦争の間にシャアと顔をあわせたことがあったっけ?それでクワトロがシャアだと見抜いちゃうのは凄いですね。
 「シャアが偽名を使って一緒に戦うのは卑怯だ。」「リーダーの度量があるのに、リーダーになろうとしないシャアは卑怯だ。」
 カイさんといえば「軟弱もの」なんですが(笑)、その彼に卑怯と言われてます。それを自分で言わないで、手紙に書いてハヤトに言わせるあたりはカイさんなのかなぁ。

 「歯を食いしばれ。そんな大人修正してやる!」

 「これが若さか・・・。」

 カミーユと言えば“キレる若者”って印象があるんですけど、冒頭でジェリドを殴って以来?テレビ版といえども、“いきなり拳が飛んで来る”印象は、やはり強烈。・・・以前にクワトロが“シャア”の例を出してカミーユに説教しようとして失敗しているし、あとカミーユはシャア・アズナブルはジオン・ダイクンの忘れ形見だというような経緯も(どんなふうに誇張されてかは分かりませんけど)知っている。・・・そのへんを踏まえて見ていても、それでもやっぱり唐突だな、と感じます。こいつらニュータイプだからなぁ。(苦笑)
 カミーユだけでなく、たぶんカイもハヤトも、1年戦争後の(やや怪しげな?)報道によって“赤い彗星のシャア=ジオン・ダイクンの忘れ形見”という先入観を持って、彼に「何年かかっても地球連邦の首相に・・・」などという理想を抱いている。でも、ここまでも何度かカミーユが洞察してきたように、素顔のシャアというのはどちらかといえば“戦争マニア”。後年“ネオ・ジオン総帥”となった彼を見れば、実際にカリスマ的な素養はあったのでしょうけど、政治向きの仕事は“道化”と称して、あまり熱心にやっているとも思えない。だから自分(の実像)は、むしろクワトロ・バジーナであって、それ以上でもそれ以下でもないと彼が言っているのは、実は自覚としては正しいんですよねぇ。

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『機動戦士Zガンダム』 第11話「大気圏突入」/第12話「ジャブローの風」 

[2008/12/23] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 なるべく劇場版を意識せずに見たいとは思っているのですが、どうしても劇場版では省かれたところや違うところに気持ちが行っちゃいますね。これは仕方ないところかな。この二話あたり、劇場版との違いも少なめなところ。一気に物語が展開するところではあるんですが、さて、感想というと難しいな。

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 ずっとエンディングには出てきているヒロインのファ・ユイリィなんですけど、第10話で再会したと思ったら、第11話でもうお別れなんですよね。第1話のグリーン・ノアで、それほど印象に残るキャラクター描写があったような気もしないので、彼女がヒロインなんだよという意識はどうにも持ちにくい。うむ。

 「なに怒ってんのよ、カッコつけちゃってさ!」

 家族からも引き離されちゃって、寄る辺ない軍艦の中で、ボーイフレンドに再会したら、そりゃあベタベタに甘えさせて欲しいだろうな、女の子としたら。
 だけどカミーユにしたら、昔のままの自分じゃないわけで。エゥーゴという組織の中で、役割を与えられて、・・・そうだなあ。何だかハッキリとはしないけど、「やらなくちゃ」って気になり始めてる。そもそもはレコアさんやエマさんを守りたかったりしただけかもしれないけど。でもいろいろあって、ティターンズは許せないとか、そういうことで自分を納得させてパイロットをちゃんとやってみせようと。
 そういう、突っつかれると自分でも上手く説明できないことを、わざわざグジグジと聞かれるのはいやなのも分かる。自分のせいで彼女の両親が・・・という、どうしようもない負い目も、できることなら直視したくないってのもあるかも。

 演出として面白いなと思うのは、こういう二人の痴話げんかみたいなのを、いちいちエマに目撃させているってところですかね。(笑)

 でもほんとに、「行っちゃうの、カミーユ?」って感じ。しょうがないけど。

 そのカミーユらの大気圏突入作戦を邪魔しに出てくるシロッコっていうのは、この時点ではかなり謎のキャラクターという感じで描かれていますね。「木星帰り」と言っているからニュータイプなんだろう、バスクにはどういうツテで売り込んだんだろう、そもそも地球育ちでないものを何故バスクは味方に引き入れたんだろう、というかコイツは何でティターンズに与すことにしたんだろう。
 ・・・はて?考えてみると、この時点と言わず、分かってるようで、私にはよく分かってない疑問がけっこうありますね。テレビ版をしっかり見ていたら、もう少しちゃんと分かるんだろうか。ふーむ・・・。

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