「マクロスFRONTIER」第6話までの雑駁な感想
長いブランクのリハビリを兼ねて(笑)、わりと評判よさげな『マクロスFRONTIER』の感想なぞ。
ただですねー。期待通りのクオリティというか、ここまで見てきただけでも充実した作品だと思うんですけど。何話か見のがしてるせいもあるかもしれませんが、“なんだかノリきれないなぁ”という印象が正直に言うとあったりするのです。
まあ、だいたいがへそ曲がりですから、「期待通り」っていうのは、私にはあまり向いていないのですね。どっちかと言えば、むしろ『コードギアス』みたいな、“何をやってくるか分からない”というような危なっかしい感じのほうが、私としては面白いと感じるほうです。
今回のストーリーで言うと、ちょっと予想外なのは、このシリーズでは最強の武器(笑)であるはずの「歌」が全然通用しない生体兵器(ぶっちゃけ怪獣だぁー)が敵だってことで。でも、このまんまじゃ終わんないのがお約束だと思うので、どこでどうひねりを入れてきて、やっぱり歌の力は偉大だってことになるんだろうかという。そういう関心はあります。
人間ドラマのほうでは、お約束の三角関係はとりあえずアレとして、印象が対照的なダブル歌姫というのも、まあ豪華な感じでよろしいかと。ただ古くさい言い方をしてしまうと、“マンガっぽい”設定だったりはしますけどねー。みんな、こんなのが好きなんだろうか。いや、ストーリーなぞはキャラクターの背景に過ぎないから、どうでもいいんだろうか。(それは言いすぎか。)
いや、もう少し考えてみると、そのへんよりも、どうも素直に入っていけないのは、“そうですかー、超長距離移民船団の都市宇宙船なのですかー”という。わりと根本的なところだったりして。
そう。まあ。少し前まではそうしたSF的に壮大な舞台設定に、ただわくわくと胸を躍らせていたんだろうなと思うんですけど。初代マクロスの設定年(2009年)も来年に迫った今は、例えば富野監督もスペースコロニーのような考え方を否定しているわけだし。・・・それが科学的に厳密に正しいのかどうかは別にして。“地球のことを見直さなくてはならない”という思いのあり方は、これはあると思うんですね。
そうしたときに、“超長距離移民船団の都市宇宙船”なのですかー、というのはどうしても私の中にはあります。面白いんだからいいじゃないかと言われたらゴメンナサイですけど。
ただ、主人公が、「ここには本当の空がない」って、ここまでに何度か言っていますよね。私はそこにちょびっと期待しています。四半世紀前の作品を少し翻案してリファインするだけのものじゃない部分が、ここから先、きっとどこかにあるはずだと思いたいんですね。
何しろ、文句が多いようですが、出来は上々な作品なのは間違いないと思うので、この先の続きも楽しみに見て行きたいと思っています。(ところでこの作品は、2クールなんですかね。近ごろ流行の2クール+2クールなんですかね。)













