母をたずねて三千里 第3話~第6話 

[2007/05/31] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 昨日、「6話まで見るのは無理そう・・・」と書いてたんですが、何とか観られました。良かった。(笑)

 しかし全然忘れてたんですが、マルコ少年の旅が始まるまでってこんな感じだったんですね。うーん、高畑勲テイスト!話がゆっくりしか前に進まないから、かえってその分“濃く”感じるぅー。
 そうか、貧しい人たちのための病院の事務長を、お父さんは私財を投げ出してやっているんですね。そして少しでも稼ぎたいと労働したがるマルコ少年。うわぁー・・・。

 ちなみに第3話と第6話が「絵コンテ:富野喜幸」でした。といっても私は、違いが分かる人ではありませんが・・・。でも、この濃い~話の作りかたっていうのは、富野さんも高畑さんから学んだ部分があるのかもしれないですね。4話、5話は高畑さん自身の絵コンテでしたけど、私には本当に違いがよく分かりませんでした。そこが宮崎駿のレイアウトの威力なのかどうかよくわかりませんが。(“カメラアングル”的なものは、さすが!と思う部分がいくつもありました。)

 しかし、とにかくね、これ子ども向けってもんじゃないですよ。重いストーリーを、アニメのクオリティの高さで押し切ってる感じです。私はどっちかと言えばストーリー派のほうだと思うので、この“みしっ”と押してくる感じは肩が凝るなぁ。富野ファンの私がそう思うんだから、すごいもんですよ、高畑監督!(笑)

 参考までに、やはり「うーむ・・・。」(笑)と言いたくなるようなリンク先をご紹介しておきますね。

高畑勲ネット 三千里コラム
第3話『日曜日の港町』
第6話『マルコの月給日』

 「三千里」から脱線しての余談がなかなか興味深いですが・・・。(苦笑)

 それとペッピーノ一座の人形劇は、確かになんだか前衛的ですね。(笑)

 Yahoo動画さん、ぜひ続きも無料放映して欲しいなぁ・・・。ここで観るのやめたらけっこうつらいですよ。でもそうだなぁ、後半のマルコの旅も、かなり息苦しいエピソードは満載だったような気もしてきますね。一切ナレーションとかなしのドライタッチで容赦なく描いていってるのに、最後は感動してしまった記憶があります。はい。

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母をたずねて三千里 

[2007/05/30] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 Yahoo動画から「もうすぐおしまいですよ」メールが届いて愕然。今月は無料で第6話までやってたんですね。見落としてました。5/31までってあと数日じゃん!
 あわてて観てみようとしたけど、Yahoo動画ってスムーズに再生されないことが多くて苛々。『テッカマン』はそうでもなかったから、人気がある作品は、ってことなのかな。(というか、我が家だけかな、近ごろまた接続おかしいからなぁ。)

母をたずねて三千里-Wikipedia

 今日はとりあえず第2話までしか見れませんでした。明日で6話まで見るのは無理そう・・・。続きは無料放送やるんだろうか。Yahoo動画は何をやるかイマイチよく分からないしなぁ。

 これは大好きな作品だったという記憶を抱いて久しぶりに見てみましたが、監督が高畑勲、場面設定・レイアウトが宮崎駿。何だろう、「世界名作劇場」クオリティ・・・“濃い”なぁ!(笑)
 第1話でおかあさんがアルゼンチンに旅立っちゃう物語の初動を描いておいて、第2話でじっくりマルコ少年のキャラクターを立たせてくるという構成。そうか、マルコの旅立ちまでは、けっこう話数がかかるんでしたか。そういえば、短い原作を目いっぱい膨らませるのが大変だったと聞いたことがありました。やっぱり印象に残っているのは後半のほうのエピソードですけどね。

 第一話からチラッとだけフィオリーナが出てきて、「え、そうだったっけ?」と、とてもビックリ。何となくこの子好きだったような気がするんだけど、たしか暗い子なんですよね。(笑)
 私は作画とかよく分からない人なんですけど、こんな昔(1976年)のテレビアニメで、こんなに乗馬シーンとか一生懸命アニメーションしてるのって、なんか意地みたいな感じがしました。何にもわかんない頃でしたけど、“日本アニメーション”ってところがこの名作劇場は作ってるらしいというのは何故か知ってて、すごいなぁと思っていたような気がします。(子どもだったので、“日本”って付くぐらいだから、日本一なんだろうと勝手に思っていたかも。)

  1. アルプスの少女ハイジ
  2. フランダースの犬
  3. 母をたずねて三千里
  4. あらいぐまラスカル

 すごいなぁ。まさに名作劇場の最盛期だったんだろうなぁ。
 大学時代にけっこうしっかり再放送も観ていたはずなんですが(学校にも行かずにねぇ)、特に最初のほうのエピソードはあまり記憶がありません。やっぱりマルコの旅が始まってからが好きだったのかなぁ?

『地球へ…』section07~回想混じりですけど 

[2007/05/29] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(2) | TOP ▲

 いやでもリアル原作世代であり、周回遅れのネットウォッチャーでもあるので、若い皆さんの感想はいかがかと、チラチラ気にしながら『地球へ・・・』を観ています。

 この話、ほとんど大河ドラマなので、作中時間はとても長いんですけど、私の読ませてもらっている限りでは、そうして時間がぽんぽんと進んでいくことへの抵抗感はあまりないようなので、一安心しています。(笑)
 前回のエピソードから4年経過しているという描写も、説明臭くなりすぎずにスマートにやれていたと思うし、何しろ劇場版ではこの点がとても気の毒だったので、今回のテレビ版はそれだけでもいいですね。今思えば、『地球へ・・・』の劇場版も、三部作ぐらいで作らせてもらえればもっといい作品に出来たんだと思いますけど、そういう時代ではなかったのかなぁ、あの時代。

地球へ・・・ 地球へ・・・
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 ああ、すごいな。DVD発売されたんだ。でも、ほとんど満点に近いamazonの評価、ちょっと高すぎるんじゃ?当時の評価はもっと辛かったと思うけど。確かにストーリーはいいんだけどねぇ。「原作に比べて・・・」というので当時の評価が厳しすぎたきらいも確かにあったのかなぁ。

 このテレビ版は全24話予定ということで、「短すぎる」という声をたまに聞くような気がしますが、私の感覚ではちょうどいいペースですね。ルーチンパターンとかでない大河系のドラマでは、50話近いストーリーってテンションがもたない気がします。(そこ、キャラ重視か、物語重視かによっても違うのかもしれないですけど。)

 で、ジョミーの旅立ちが第5話までで描かれて、第6話からキース・アニアン篇がはじまっているんですけど。原作当時の私はもちろん子どもでしたから、どんどん歳をとっていくキースにもの凄くビックリしたのを覚えてますね。で、主役はもちろんジョミーなんだけど、彼らは人ならぬミュウだし。(と、差別的に考えてしまうのを避けがたかったなぁ。)
 それに私の性格もあるんでしょうけど、やけにキースのほうにも感情移入をして読んでいて、最後の最後まで、悩みに悩みながら話にのめり込んでいったものでした。・・・今から考えると、当時の私はキースっていうよりむしろ、シロエタイプのへそ曲がりな子どもだったような気がしますね。でも、あの頃本気でシロエが憎らしくってねぇ。あれは近親憎悪だったのかなぁ。(笑)

 “管理された子羊”とか、わりとそういうことでも、当時もの凄く自分たちの身辺に引き付けて、物語を読んでいたような気がするんですけど、今のリアル中学生・高校生あたりは、この『地球へ・・・』をどんな風に観ているんでしょうね。
 そういう気の迷いをすっかり真に受けてしまって、(と、人のせいにしてはいけないんですが、)じたばたしたあげくに結局、世の中の歯車のひとつでしかない今の自分がいますが。おかげさまで未だにあまりいい歯車ではなくて、ギィギィきしんでばかりいるダメな歯車のような気がします。
 って言うわりには、人の心の判らないやつでもあったりするんで、まぁキースは“理由あり”でああいう人なんですが、その優秀なくせに不器用なところがやっぱり愛おしいのかもしれないです。どうしてもラストに思いを馳せてしまうので、あの最後の最後にね、彼が・・・。

 ところで今思ったけど、この原作って、ラストシーンのイメージがある程度できていて、そこから逆算しながら描かれた物語だったんだろうか? (今、テレビ版を作っている人たちは、もちろんそういう風にやっているんだろうけど。)

“量産型”と、過去との再会 

[2007/05/28] | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 この土日は久しぶりにきちんと休みで。かなり意識して体力の回復に努めました。職場でもPCモニターを睨み続けていて、どうもこのところの偏頭痛には、その辺関係あるかもしれないと、少しネットもアニメも控えめに。・・・と言いつつ、ファフナーの23話~最終話を見直したり、ガン×ソードの第20話を見たりはしましたが。(笑)

 で、何をしようかってことで、多少は読書とかもしたんですけど、ふっと気が向いたんで、積みプラになってる「ガンプラコレクション」をパチ組みしてみようかと。少したまっちゃいましたからね。

アッガイたん 量産型ゲルググ  ガンタンク
コアブースター  ドダイ! 

→ ガンプラコレクション2 (BOX)

→ ガンプラコレクションDX (BOX)

 作り出したら、まさに“量産型”ですが。(笑) でも、思ったより楽しかった!ゲルググの膝が曲がんないのとかは、さすがに痛いんですけど、意外とちゃんと良心的にプラモデルしてて。だいたいコアブースターとかドダイとか、可動とか関係ないですし。組んでみると意外とカッコイイなぁと。(それ、一番思ったのはガンタンクでしたけど。)
 私ぐらいのぬるーい人には、このぐらいがちょうどいいのかも。それに、これ、こんなのでもなかったら、ドダイとかわざわざ買ってなかなか作らないよなぁ、とも。今度ガンプラマーカーでも買ってきて塗り塗りしてみよう~♪

 しかし私って、やっぱり“B級”モノが好きなんですかねぇ・・・。

 読書はハンナ・アレント『人間の条件』の続きを読んでたんですけど、こういうのを読んでいるとまたファフナーが見直したくなる。「それが痛みだぁー、フェストゥムー!!」とか。(笑)
 ファフナーって、作品としていいなと思うところと、こういう思想的な部分のテクストとして読んでみたくなるところが微妙に一致してないような気がするんですけど、それはそれとして、まあ面白いですよねぇ。

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∀ガンダム 第29話「ソレイユのふたり」 

[2007/05/27] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 バンダイチャンネルの∀ガンダム特集。今回の更新は、第29話「ソレイユのふたり」で、どっちがディアナでどっちがキエルだったか、みんなが混乱、私も混乱。(笑)

「(あの爆発の恐ろしさ・・・お姉さま一人の身を心配することで、すむわけないじゃない!)」

 核爆弾の恐ろしさを目の当たりにして、ソシエお嬢さんでさえも、個人レベルの発想だけですむものではないと、気付きはじめてるんですね~。
 一方、この時点ではフィル少佐、ディアナ・ソレルを本当に処刑するつもりだったんだろうか。彼のほうは、ディアナとキエルのことで頭がいっぱいで、核爆弾のことなど後回しでよいと。

 飛び飛びに観てると「へぇ~」と認識し直しますけど、そういえばグエンさんは、この時点ではリリさんとラブラブだったんだなぁ。(笑)
 そして、彼が実践しているムーン・レイスとの共生のビジョンは、この時点では、他の誰のものよりも優れて見えている気がしたんですけどね。

 ウィルゲムがマニューピチを目指しているとか、ロランの単独行動とか、このへんは富野アニメにありがちな“説明のすっ飛ばし”で、普通に少し苦しいですねぇ。でもジャングルでヒルに出くわしてビックリする街の子フランと、平然としてる野生児ロランの対比っていうのは、何か面白かったです。話の筋の説明よりも、こういうほうを大事にしちゃうんだものなぁ。(笑)
 あと余談ですけど、フランの声って、カテジナさん=クインシィ=渡辺久美子さんなんだ、と今頃気が付いた!そう考えると、(今さらネタバレ云々でもないでしょうが、)ジョゼフとだんだん恋仲になっていって子どもを授かり、最後には彼に子どもを預けてバリバリ働く女性をやってた彼女って、何だか嬉しいなぁ。(笑)

「彼の好きにさせていると戦争は長引くだけです。」

 キエルさんは月へ赴いてアグリッパ・メンテナーと直に交渉しようというグエンを“野心家”と洞察。でも、ここまでの話の流れで、そのへんを正確に理解するのは難しい!(笑)・・・よく『ブレンパワード』は何度も見直さないと分からないと言われますけど、私にはターンAのほうが、その感は強いなぁ。
 こんなところに現れるのがディアナとは信用できないのは当然なんですけど、堂々たる振る舞いでミハエル大佐はじめ、皆に“あれはディアナ”と思わせていくキエルさんすごいです。(その描写もいい芝居!)・・・彼女だってアグリッパが何を企んでいるのかはディアナ同様に分からないはずなんだけど、ウィルゲムが月へ行っても無駄死にをする、と断言。下手をすれば地球の人々全てかもしれない、とさえも。このハッタリ、聞いているほうは、相手が月の女王だと思って聞いているから、「何を~」って思っちゃうんですけどね。当然、「なぜそう断定できるのか?」という反問があって、「蛮族というレベルが・・・」と言わざるを得ない。このへん、表に出てる言葉どおりじゃない部分の駆け引きが見所なんで、難易度は高いですよねぇ~。しかも確固たる成算があってやってるわけじゃなくて、基本的には「何とかしなきゃ」だったりもしますし。

 そこへキエル奪還のために乱入してきたポゥなんだけど、ハリーに「ディアナへの反逆」と言われただけで過剰反応(笑)。・・・人質にされて銃を突きつけられてもまったく動じないディアナ(本当はキエル)も大したもので、誰も彼もがディアナとキエルの判別が分からなくなってます。そこへ戻ってきた「おヒゲ」のロランも状況把握できないまま事態に関わっちゃうし、月の技術者の面々は、そういうことお構いなしで、メガ粒子砲が復活できたということだけで嬉々としているし。混沌としているなぁ。
 そういう技術者のサガみたいなものを「しかたあるまい」としてしまうグエン、「人類ってとっても偉大」とウキウキしてしまうリリに対して、「強力な破壊力を持った兵器は人を間違えさせます」と憂えるディアナ(じゃなくてキエル)。

「お二人でお一人、お一人で・・・」「二人」

 この話の密度は本当にすごい!すご過ぎ!
 これ、劇場版だろうがテレビ版だろうが、そもそも説明して分からせようなんてこれっぽっちも思っていない確信犯だから、一緒だよって思うんですけど、どうなんでしょうかね。(しかし、そこがいい!!)