幕末機関説 いろはにほへと 12話『龍馬之言伝』 

[2006/12/27] | 感想系 | トラックバック(1) | コメント(0) | TOP ▲

 「今より遡ること二千と余年、かの始皇帝に弓を引き、斬首されし一人の男あり・・・」
 赫乃丈一座の舞台にのせて見せてもらうと、なんか分かりやすくなったような気がしていいですね。(笑)
 龍馬暗殺事件のほうは、犯人は分からないけど、何故あのときだけ“首の気配”が龍馬の身辺を離れたかがおりょうさんの言伝でわかりました。
 しかし、「わしゃ、ずうっと楽しんどった。首がわしの近くにいて、取り付く隙をうかがっとるのをな。」って、そりゃ坂本龍馬、凄すぎんか?(笑)
龍馬暗殺事件の夜
  この雪のシーンの画はきれいだったなぁ。(画って言うか、効果なのかな。)珍しく、そんなところに感心をしました。
 あと、今回はバードアイ(鳥さん視点)みたいなカメラワークの動かし回しがかなり意識的に使われていた気が。
 “首”の恐ろしさを身を持って体験した勝センセイにしたら、赫乃丈一座の芝居は怖気が走るもんなんだろうけど、「本当に怖ぇのは、あの芝居を書いた御仁のほうかもなぁ」というつぶやきに、太夫が反応するんだなぁ。(太夫って、きれいな顔して、実はもしかして蒼鉄と組んでたりして?いずれ只者ではなさそうな。)
 秋月サマ、神無サマ、蒼鉄センセイの三つ巴の対決シーンに紛れ込んできちゃった赫乃丈ちゃん。彼女のピンチを思わず救ってしまう神無サマってのが、今日の一つのポイントっすか。「各々が役割、しかと見届けた。もう一筆加えて・・・」ですか。(“覇者の首”ってのが、大英帝国にまで知られているってのがすげぇですね。)「何ゆえこんなことを?」いや、まったく。おっしゃるとおりで。(笑)
 で、何ですと。次回は本当に秋月サマを舞台に上げるの?「いずれにしてもこの芝居、今日で幕」って、予告で言ってるけど、まだまだ終わりじゃないでしょ~???


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