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科学忍者隊ガッチャマン 第81話~第85話 「ギャラクター島の決斗」は必見! 

[2007/11/27] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 コンドルのジョーの物語が本格的に語られ始めると、ガッチャマンもいよいよ終盤を迎えつつあるなぁと感無量です。今回の5話では、科学忍者隊の秘密基地“三日月サンゴ礁”がついに発見されてしまい、ギャラクターの攻撃を受ける第82話も重要なんですが、何と言っても第81話『ギャラクター島の決斗』がシリーズ屈指の傑作エピソード!これぞ感動ものです。

科学忍者隊ガッチャマン VOL.21 [DVD]
  1. ギャラクター島の決斗
  2. 三日月サンゴ礁を狙え!
  3. 炎の決死圏
  4. クモの巣鉄獣スモッグファイバー
  5. G-4号はあいつだ

 両親がギャラクター隊員だった記憶が第78話「死斗!海底1万メートル」でよみがえったジョーは、両親の命日の墓参りに、10年ぶりで故郷の島を訪れます。その島はギャラクターに裏で支配されており、怪しい墓参者の情報に敏感に反応して、その正体を探るベルクカッツェ。ジョーに群がり寄るギャラクターの襲撃。幼馴染のアラン神父は彼をかくまい、“復讐”はやめるようにジョーを諭します。変身せず、生身のままで群がり寄るギャラクターと闘い続けるジョーの鬼気迫るアクションがすごいです。
 アラン(声は富山敬)との会話の中で、アランの婚約者が抜けたくても抜けられずにギャラクター隊員だったこと、その最後の仕事で“コンドルのジョー”に殺されたことを聞き、驚くジョー。(これ、70話のエピソードかと思ったら、違いますね。なんと、31話の伏線をここで回収してるんですよ!)ギャラクターだけではなく、科学忍者隊も憎い、と語るアラン。
 教会の礼拝堂で、ついに力尽き倒れるジョーの窮地を、駆けつけた忍者隊の仲間たちが救いますが。(この回、メカ戦はおろか、バードスタイルでの活躍さえ、このわずか40秒ほどです!)そこへ銃を持って入ってきて、俺の婚約者を殺した「コンドルのジョーと呼ばれるものは誰だ」と銃を向けるアラン。「コンドルのジョーは俺だ」と嘘を言うケン。「やめろアラン!」・・・殺気の走る一瞬が去り、倒れたのはアラン。ケンを庇ってジョーの放った銃弾によるものでした。

「バ、バカな!たった一発残しておいた弾を、なぜ、なぜ、お前にぶち込まなきゃならねえんだぁ!」
「ジョー、この神父さんはお前をコンドルのジョーだと知ってたようだぜ。・・・この銃には、弾は入ってない。」
「!・・・バ、バカ野郎!お前が死んで何になる!お前はこの島には必要な人間なんだ。俺とは違うんだ!自分の・・・自分の生命を捨ててまで、俺に復讐を忘れろと言いたかったのかぁ!!」

ギャラクター島の決斗

 クライマックスは、このレイアウトです。でき過ぎです。佐々木功さんの力演もすごいです。“正義”の名の元の戦いは全て正しいのか、重く重く問いかけちゃってます。

 82話でも以前の伏線が回収されますが、今度は科学忍者隊の大ピンチです。彼らが変身の時に発する特殊な周波数は、76話でギャラクターに解明されてしまっていましたが、忘れたことにされるのかと思いきや(笑)、これを探知する作戦をついにギャラクターが開始。
 加えて、これまでに作った鉄獣メカ群を再製作、ガッチャマンたちをおびき出し、これを尾行して、三日月サンゴ礁に総攻撃をかけるのでした。まるで最終回かというような重大危機で、思い切りハラハラします。“忍者隊”のくせに尾行されているのに気付くのが遅いんだから!(笑)
 大技、“火の鳥・影分身”でまとめて撃退というオチですが、旧メカまとめて登場は、絵の使いまわし効果も少しはあったんでしょうかね。

 息詰まる展開から一転、83話はこの作品にはときどきある“SFらしいSF”の単発エピソード。ギャラクターの攻撃で迫る大地震の危機、科学忍者隊、地底へ!って感じですね。G-4号しか活躍しないし、展開もお決まりな感じで、ここに来てこれは、ちょっと別のところから借りてきて挿入したみたいな印象も。

 南部博士のライバルだった博士が出てくる84話では、南部博士の身辺警護に付いてきた忍者隊の素顔を写真に撮られてしまう・・・というのがエピソードのポイント。歪んでしまった友情であるとか、ところが実は・・・という話のトリックをもう少しうまく処理すれば、面白そうな脚本だったんですが。

 85話も忍者隊が普段暮らしている街を“ユートランド”と総裁Xが特定し、ギャラクターがスパイを送り込んでくるという忍者隊ピンチのストーリー。ヒッピーのオヤジ風のスパイと甚平の間に芽生える人情というのが、話の見どころですが、この作品には珍しく、人物の作画に“妙な味”が出ていたり、ジュンの顔をほぼ真下からあおってみたりして、今で言えば“作画崩壊”かアニメーターの個性的表現なのか、議論が分かれそうな回です。(この回の原画の中には湖川さんもおられますね。アオリはあまりうまくいってない感じでしたが。)
 ギャラクターの情報機関を“GCIA”と呼んでいるのですが、出てきている敵の姿はどう見ても“ブラックバード隊”。この回のG-4号メカは弱すぎでGCIAにいいようにボコられるんですが、せっかく健闘してるのに自爆させられるGCIA、なかなか哀れです(笑)。

 科学忍者隊そのものの抹殺を狙った執拗な攻撃が繰り返されてますが、この後は三日月サンゴ礁を狙った攻撃も一つの山場になってくるんだったと思います。そしてコンドルのジョーの物語。終盤の盛り上がりというのは、もっと一気呵成に続いてきていたような印象があったんですが、合間合間に独立したエピソードを挟みながら進行していたんですね。
 正直、たぶん力の入っている回とそうでない回、かなり出来不出来があるような気もしますが、そのドサクサでアニメーターが実験的なことをやっていたりするのも興味深いところです。

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科学忍者隊ガッチャマン 第11話~第15話 

[2007/08/19] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 先日、GyaOから「昭和TVの印象はどうですか?」みたいなアンケートが来たんで、「ガッチャマンがあるからすばらしい!ぜひ最後まで放映してね」と答えたのでありました。(笑)
 まさに懐かしい年代ですからね。私がこれを見ずして何としますか。(本当は、アニメブームのときは、姉貴が「ガッチャマン派」で、私は「ヤマト」派だったんですけど…。)

科学忍者隊ガッチャマン VOL.4 [DVD] 科学忍者隊ガッチャマン VOL.5 [DVD]

  1. 謎のレッド・インパルス
  2. 大食い怪獣イブクロン
  3. 謎の赤い砂
  4. 恐怖のアイス・キャンダー
  5. 恐怖のクラゲレンズ

 さて、8/22まで放映中の第11話~第15話。

 私にとって『ガッチャマン』というと、レッド・インパルスの話とコンドルのジョーを巡る話が、とにかく印象深いんです。で、第11話はかなり楽しみに見ていたんですけど。「あー、こんなに分かりやすく“なぞの人”だったっけ?」って改めて。(笑)
 それはまあ、そうなんですけど、やっぱりいい感じで好きですね、レッドインパルス。

  • 世界の砂糖をギャラクターが独り占めにしちゃう第12話は、ちょっとコメディっぽいノリで。リュウのセリフがわりと多めでした。
  • 第13話は脚本からいうと、わりとしっかり系。“ウランの千倍のエネルギーを持つバクテリア”とか、そのへんは今から見ちゃうとちょっとアイタタですけど、骨組みはよいので見応えあります。
  • 第14話もシリアスな部分を脚本に入れてきていて、“病で余命いくばくもない”という背景付けはありながらも、少女と科学忍者隊を救うため、一人の老人が自爆をするという描写がありました。
  • 第15話は“公害”問題を取り上げ、偵察隊の死体の描写とか、渦巻く爆発の中で吹き上げられるギャラクター隊員とか、ちょっと、後の『テッカマン』を思わせるようなシビアな表現が多めな印象が。(と、思ったら案の定、「原動画」のクレジットの中に「湖川滋」というお名前が。私、湖川さんの絵だけはときどき分かるようになってきましたかねぇ。)

 このころのアニメなんていうのは、世間的には「テレビまんが」ということで、本来は完全子ども向けなんですけど。何ていうか、内容でも表現でも、子どもだましではない真剣なものが盛り込まれ始めていて。これを見ていたら、先日、WEBアニメスタイルで読んだ、五味洋子さんの回想を思い出しました。“アニメブーム”の前史のようなところを的確に語った、アニメ史的に大事な文章だと思います。(この連載は面白いですよ。ぜひご一読を。)

無敵鋼人ダイターン3 第16話~第20話 

[2007/08/01] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(0) | TOP ▲

 DVDで言うと4巻目。ドラマ重視のエピソードが続くので、この作品のギャグ路線がしんどいという人にも、この5話ほどはおすすめできるような気がしました。

  1. ブルー・ベレー哀歌
  2. レイカ、その愛
  3. 銀河に消えた男
  4. 地球ぶった切り作戦
  5. コロスは殺せない

 第17話、第20話は絵コンテ・斧谷稔。第20話のコロスのアオリの構図に「おお?」と思い、クレジットを見ていると、作画監督・原画として「重塚我子」。湖川友謙さんの変名のひとつでした。なるほどなるほど。そういえば、湖川さんはこの作品の敵側のキャラクターをデザインしたってことで、コロスやドン・サウサーは分かってましたけど、改めてWEBアニメスタイルの記事なんかを読み返すと、各エピソードのゲストキャラもみんな描いていたんですね。どうりでやけに骨格のしっかりした(笑)人が多いわけです。

 「コロスは殺せない」がよく知られた傑作エピソードだと思うんですけど、この5話ほどはずっとシリアス系の内容がある話で。「レイカ、その愛」では、いつもはお色気担当のレイカちゃんがガチなところを見せてくれますし、第18話では、万丈の過去の話が再び少し明かされます。

 ここまでは16、19話のように主に敵側キャラで人間ドラマを描いてきて、万丈ファミリーはお笑い担当だったんですけど、レイカといい、ビューティといい、“いざとなれば身を犠牲にしても”というところを見せてくれて、「へぇ~」という感じです。声優さんたちの熱演もあって、シリアスになり過ぎもせず、いいバランスで仕上がっていますね。そして冷静沈着でメチャ強いコロスがカッコいい!「これはゲームではないんだ」って言う万丈の気合も負けじとカッコいいですけど。・・・って言うか、おおむね無敵のスーパーヒーローにしか見えない万丈が、たまにシビアなところを見せると、「おぉぉ」という感じですね。非常に忙しい中でようやく見たんですが、なんとも面白い巻でした。

『宇宙の騎士テッカマン』最終話まで見ての雑感 

[2007/04/03] | 随想系 | トラックバック(0) | コメント(2) | TOP ▲

 いつまでもやっている気がして、しばらくご無沙汰していたYahoo動画の『宇宙の騎士テッカマン』だったんですが、”はっ”と思い出して確認したら配信期間は4月30日までだったので、“じゃあこれから少しずつ見ていこう”と思って見始めたら、・・・いつの間にやら最終回まで見通してしまいました。人にオススメできるような作品だとは、ちょっと言い難いんですが、何て言うか、やっぱ好きなんだなぁ、きっと。(笑)

 最終回は「勝利のテッカマン」ってサブタイトルなんですけど、全然忘れていました。何とも、・・・

当時はアニメの主たる視聴者層が子供であった時代であり、前述のようなシリアスなストーリーと独特の世界観は子供には難解なものだったため人気が低迷し、 1年間の予定で構成されたストーリーが本格的に動く前に、半年で打ち切りとなる。このため、敵の集団ワルダスターとの決戦が描かれないまま終了している。

宇宙の騎士テッカマン - Wikipedia

 ハイ、潔いまでに“予定の半分で打ち切り!”らしい終わり方でした。「シリアスなストーリー」っていうか、本当にね、宇宙人の攻撃以前に“環境破壊で地球はもうダメ”って最初からの設定ですからね、いやはや何とも。それとストーリーだけじゃなくて、前にも書きましたけど描写もシビアでね~。

どっかーん!

 “主たる視聴者層が子ども”の表現とは思えないですよねぇ、これは?(笑)

 『ダンバイン』の関係のウェブサイトとかを見直していて、湖川友謙さんのフィルモグラフィーなどを拝見していたら、『科学忍者隊ガッチャマン』の後で、テッカマンにも何話か参加しておられたんですね。前にも書いたんですが、『さらば宇宙戦艦ヤマト』での「第三砲塔大破ぁーっ!」とか、『The IDEON発動篇』での描写とか、そういうテイストって言うのは、どうも東映動画でもなく、虫プロでもなく、タツノコ出自のものなんじゃないかという、そういう気がしてならないんですよね。
 虫プロ系の絵は好きじゃない、丸っこいのは描きたくない、と公言してはばからなかった湖川さんとの出会いってのは、富野監督にとってもサンライズにとっても大きかったんじゃあないのかなぁと思ったのです。テッカマンは決して湖川さん全面参加の作品とは言い難いんですけど、それだけにかえって、湖川さんの中にある“タツノコテイスト”のようなもの、ということを考えてみたり、反対に私が何故かは分からないけど湖川さんの画に惹かれてしまうのは、幼い頃から刷り込まれてしまった“タツノコテイスト”みたいなものへの親和性があるのかな、と考えてしまったり。

 どちらかと言うまでもなく、私はアニメを見るときにシナリオのほうを重く見てしまう人で、作画にはけっこう無関心なダメなアニメファンだと思うんですけど、そんな私が反応してしまう画を考えていくと、どうもタツノコ系のもののような気がするんですね。“惨い場面”というと、『エヴァンゲリオン』の劇場版とか、最近では『コードギアス』なんかでもないではないんですけど、何だろうな?ああいうの以上に、私には“ぐっ”と来てしまうものがあるのは、刷り込みだけのことなんだろうか。

 群がる敵のど真ん中に独り突っ込んでいくところで終わり、という、シナリオ的には泣きたくなるような終わり方だったテッカマンだったんですが、もし続いていたら、この場面はもちろん、シリーズとしてもどういう終劇の仕方を想定していたのか、気になるところではあります。

 そういえば、『ガッチャマン』の新作がアメリカで制作されているんだそうで、もともとアメコミっぽいと言われているタツノコキャラが、本当にアメリカで料理されたらどうなっちゃうんだろうかと、期待と不安が相半ばしています。(笑)

GATCHAMAN GATCHAMAN


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テッカマンのお話・続編(肉弾戦のことなど) 

[2006/10/05] | 感想系 | トラックバック(0) | コメント(2) | TOP ▲

 『宇宙の騎士テッカマン』の話の続きです。(前回記事:宇宙の騎士テッカマンとタツノコプロのSF黄金期
 今回は珍しく、わずかですが画像を交えてお話してみようかと。(だって見たことない人、今じゃ忘れちゃった人が大半ですよねー。)

テッカマンタイトル
 まあタイトル画面を見るからに、時代を感じるわけですが。

ブルーアース号
 テッカマンの母船、発進シーンがカッコいい「ブルーアース号」です。三段ロケットが発進レールの上で次々と点火されて加速していくんですね。それで打ち上げられるのは、着陸船ユニットといった感じで、衛星軌道まで上がると、空間航行用のユニットがそこで待機していて、ドッキング→GO!という感じです。メカニックデザインは、ガッチャマンのゴッドフェニックスに引き続き、偉大なる大河原邦男
 まあ今見てしまうと、ちょっと痛々しいバンク画シーンなんですけど、だけどこういう瑞々しいSFテイストにはしびれますねー。特撮ものではサンダーバード発進とか、あるいは伝説的とも言うべきウルトラセブンでの「ウルトラホーク発進!」とか、とにかくこの発進シーンというのは魅せ場になるわけです。

スペースナイツコスチューム
 カッコいいー…んだけど、ちょっとエロすぎるぞ、いいのか(汗)なコスチュームのデザイン。『科学忍者隊ガッチャマン』の白鳥のジュンでもそうでしたけど、この刺激的なコスチュームでけっこうアクションこなしますからね(笑)。幼心にもドキドキしていたのも今では良い思い出です。(ぉぃ)

けっこうえげつないテッカマン
 そう言いつつも「ハードSFアクション」ですので、これも今見ると「えぇぇ?」と思うような、えげつない描写がけっこう随所に。これは「宇宙征服を企む悪党星団ワルダスター」(←なんて分かりやすい悪役の名前!)の情け容赦ない攻撃で、無残に破壊される地球側の基地のやられているところですが、実はテッカマンのほうの攻撃で、敵の母船が撃破されるところなんかでは、逆に宇宙人のほうが宇宙空間に放り出されて死んでいく様子なんかも描写されていたり。
 木星の衛星(だったかな?)で地球の使節団が「問答無用!」に殺戮される場面なんかでは、地面に倒れた宇宙服のヘルメットがパリン…というようなシーンがあったりして。……「ハッ!タツノコプロ!!」というわけで、湖川友謙さんの顔が目の前をよぎりました。『伝説巨神イデオン』(というか発動篇)の、あの描写の原点は、意外にこのあたりにあるのではないかと!(あるいは『さらば宇宙戦艦ヤマト』の「第三砲塔大破ぁーっ!」とか…って、あれは板野一郎さんの暴走だったんでしたっけ? 笑)

痛そうなテックセッター
 そんなテッカマンで、なんか「痛そうだなー」とやけに印象に残っていたのが、テッカマンへの変身場面“テックセッター”のシーンです。森功至さんのあのお声で「うぉぉぉぉぉ…」と苦悶の声を上げられるのですよ。

テッカマンの肉弾戦
 もうひとつ、不思議に印象に残っているのが、テッカマンの“肉弾戦”描写へのこだわり。必殺技「ボルテッカー」は飛び道具ですけど、一般的な戦闘は、もろ刃の槍(テックランサー)と伸縮自在の鞭(テックウィン)で、敵を力技で切り裂く、というのが宇宙戦であっても基本パターン。「騎士」なので、そういうところにこだわったといえばそれまでなんですが、そこまでのSFテイストとはいきなり異質な“肉弾戦闘”の描写はけっこう強烈。考えてみると、『新造人間キャシャーン』もそういうところがあって、文字通り、「鉄の悪魔をたたいて砕く」肉弾戦の連続でした。
 ガッチャマンでは、科学忍者隊は本来、積極的に戦闘する組織ではない、という設定上の制約を設けていて、彼らの使う武器も微妙に武器らしからぬ武器だったりしたわけですが、基本はやはり肉弾戦。科学忍法竜巻ファイターもそうであり、ゴッドフェニックスの必殺技“科学忍法火の鳥”も肉体の痛みを伴う技でした。
 どうも、この時期のタツノコプロの「SFアクション路線」には、いわゆるSFらしい、光線「ビーッ!」…とかで決着が付くのではない描写へのこだわりがあるような気がして、それが一体なんだったんだろうか、と非常に気になっているのです。
 大げさなことを言うようですが、私のご幼少のみぎりに刷り込まれているのは、こういうアニメの体験であるような気がして、…なので、たとえばイデオンの「ミサイル一斉発射!!」とか、あるいは「イデオンソード!」だったり、さもなくばガンダムでの「いけぇ、ファンネル!」とかでもそうであったり。そういうのは本来“飛び道具”であるはずなのですけど、妙に身体感覚を伴った視聴の記憶、とでもいいますか。体に力が入って観ている感じなのです。
 「こういうのって、私だけ?」と、実は前から不思議に思っていることであります。
 恥ずかしい話ですが、たとえば今でも渋滞で前にほかの車に割り込まれたりすると、「いけぇ、ファンネル!」的な身体感覚を伴った攻撃的な妄想を一瞬してしまったり。(笑) それはまだいいほうで、もっと世の中全部からいじめられているような気がしたときは、とりあえず「ミサイル一斉発射!」妄想。さらにパニック的になった場合には、「みんな星になっちゃえー!」と叫びながらイデオンソードをブン回す妄想をしてみたり、とか。(爆)
 
 …ちょっと話が暴走しましたが(汗)、何しろ身体的な感覚ってやつです。キャシャーンのように身軽であれば、自在に飛び回りながらまるで豆腐のように敵を手刀で叩っ切って、もっと気持ちがいいんでしょうけど。私の場合だと、変なところで自分の運動神経の鈍さとかが妄想の妨げになるのか、鈍重なイデオンのほうにイメージが行ってしまいがちなんですが。キャシャーンやテッカマンは等身大なのでなおさら印象は強烈なものがあります。
 うまく言えませんが、何かそういう身体感覚的なものです。私が妙に心引かれてしまうもの。やっぱり私だけなんでしょうかね?これはあまりよくない性癖なんでしょうかね?(笑)



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